金沢駅で飲み比べ♪百番街の「金沢地酒蔵」に行ってみよう！

石川県は、全国屈指の酒どころです。

白山から流れてくる良質の水に恵まれているだけでなく、美味しい米もとれるため、美味しい日本酒が造られるのです。

石川県のお酒は、全体的にさらっとしています。食中酒として飲めば、加賀百万石の美味しい料理を引き立ててくれること間違いなし！

そんな石川県の地酒をリーズナブルな価格で飲み比べできるのが「金沢地酒蔵」。「金沢地酒蔵」は金沢駅構内の「百番街　あんと」内にあるので、新幹線の待ち時間にも立ち寄りやすいですね。

「金沢地酒蔵」で気軽に飲み比べをしたいなら、試飲機を利用するのがベスト。

試飲機には10種類の銘柄がセットされており、100円または300円で試飲することができます。こちらは開店から利用できるので、朝でも飲むことができるんですよ。

この日試飲したのは「中村酒造」の「吟醸純米　限定蔵出し」。「金沢地酒蔵」限定のお酒だそうです。甘酒のような香りが特徴的で、口に入れると甘いお米の香りが口いっぱいに広がります。一方で、しっかり辛さもあるので重たい感じはしません。

大吟醸の試飲が300円でできるので、気になる人はトライしてみてくださいね。

もっと本格的に飲み比べをしたいのなら、「金沢地酒蔵」の地酒バーを利用してみましょう。3種類のお酒の飲み比べができる「セット」と、好みの銘柄を選んで飲むことができる「お好み」があるので気分に合わせてどうぞ。

「セット」は、純米酒や本醸造酒中心のセットと吟醸酒・大吟醸酒がメインのセットがあります。またオリジナルカクテルや梅酒などもありますので、日本酒が苦手な人でも気軽に立ち寄れるのではないでしょうか。

ラインナップは日によって変わるので、迷ったら店員さんにオススメを聞いてみましょう。

この日いただいたのは、「能登セット」。純米酒・本醸造酒のセット。「伝兵衛（純米酒）」・「おれの酒（純米酒）」・「鵜様道中（本醸造酒）」の3種類です。

店員さん曰く、能登地方ではお祭りの際などに一升瓶をラッパ飲み（！）するのだとか。そのため、能登のお酒は非常にスムーズな飲み口で、スルスルと飲めるそうです。

店員さんの言葉通り、どのお酒も引っかかることなく飲むことができます。しかし、喉を越したあたりからじわじわと辛さが出てきて、飲んだ後のキレも抜群です。

お好み銘柄指定では、「菊姫」の「特選純米」を選びました。少し黄色っぽいのは、お酒を熟成させているからだそうです。少しとろりとしたテクスチャーで、熟成酒ならではの香りを感じます。

お好み銘柄指定の場合、お猪口ではなくワイングラスで提供されますのでそれなりの量があります。お酒が弱い方はご注意くださいね。

「セット」にも「お好み銘柄指定」にも、おつまみが付いてきます。おつまみとのマリアージュも楽しんでみてください。

お店は8:30から開いていますが、地酒バーは11:30開店なので注意してくださいね。

「金沢地酒蔵」で飲み比べをして気に入ったものがあれば、店内で購入することもできます。

店内には720ml瓶や一升瓶だけでなく、カップ酒や少量のボトルなども充実しているので手に取ってみてくださいね。新幹線内で飲むアルコール調達にもおすすめですよ。