2016年04月01日
沖縄観光・猫好きにはたまらない♡車で行ける離島「奥武島」と沖縄てんぷら
車で1周しても5分くらいで廻れる奥武島(おうじま)は、沖縄の南部にある離島です。離島といっても本島からは橋でつながっているのでアクセスしやすい立地です。小さい島とは言え、おいしさ・美しさ・人の良さ・猫のかわいさと、色々な顔を持つ見どころ満載な島です。那覇市内からわずか30分程度でこんなにのんびりできる幸せ。そんな奥武島の魅力にグイッと掘り下げて迫ってみたいと思います。
奥武島(おうじま)は、沖縄県本土の南部にある人口わずか1000人の離島です。奥武島に訪れる方たちのお目当てと言えば、「中本鮮魚店(なかもとせんぎょてん)」の天ぷらという方も多いですが、他にも見所やグルメははたくさん!そんな中、猫が多い島としても知られます。愛嬌のある沖縄の猫とゆっくりとした時間を過ごすのも奥武島の醍醐味です。島内にある近くの公園では猫が天ぷら欲しさに集まってきます。
防波堤で日向ぼっこする猫たちは、人への警戒がなく近くに寄っても全然マイペース。ほのぼの~。
人懐こい奥武島の猫たちに会いにくるリピーターさんも多いとか。
猫を見れば飼い主がわかる!島の優しい人達の人柄をうかがい知ることができます。
天ぷらを買って車に戻るとあれまぁー、ぐっすりお昼寝なんてことも。
奥武島の猫は人懐こい。すぐ寄ってくる! pic.twitter.com/zO9bwJ0Af9
— わく (@vavanishi) 2016年2月11日
離島とは言っても船は使わないので至って簡単!沖縄本土から約150mの橋がかけられているので、車でもアクセスできます。川を渡るくらいの感覚なので、陸つづきと言ってもわからないほどです。
【アクセス】
車でのアクセス:
那覇空港からは約20km、およそ40-50分です。国道329号線⇒国道507号線⇒県道48号線と進みます。国道331号線へ出たら右折し、看板に従って進めば奥武島です。
バスでのアクセス:
那覇バスターミナル(ゆいレール旭橋駅隣接)から、琉球バス53番「志喜屋線(南回り・県道48号経由)」が便利です。島に入ってすぐにバス停があります。
島はほぼ円形に近く島の周囲約1.7kmを車でも周遊できます。5分もあれば気が付けば元の位置に戻っていたりします。那覇周辺でしたら瀬長島のイメージです。とくに奥武島は東西南北で様々な景色へと変化するので飽きさせません。アクセスしやすいこともあって地元沖縄で南部にドライブといえば奥武島が終着点という方も多い地元でも人気のスポットです。
奥武島と言えばイカが名物。海沿いでは「干しイカ」がたくさんつるされてる珍しい光景も。天ぷらが比較的一人歩きしてますが、漁業の島なんだなと改めて気づく光景です。
漁業の島だけあって魚も豊富。釣りを楽しむ方も多く訪れます。
島の遊び、夏はダイブに限ります。大阪道頓堀でも十分活躍できそうです。ですがこれ結構勇気がいりますよね。ざっとその高さ10mくらいはありそうですが、躊躇なく次から次へと飛び込む飛び込む!実は毎年行われる「ハーリー」というイベントがあり、その中でも大人たちが飛び込む風景がみられるのです。島の子たちにとっては至って普通のことだったりするのかもしれないですね。
「奥武島海神祭」とも言われ、漁業に携わる人たちが豊漁や安全を祈願することが由来で始まった沖縄の伝統行事「ハーリー」が奥武島でも開催されます。爬竜船(はりゅうせん)またをサバニとも言われる船でゴールへと競争します。何かと伝統あるイベントでは旧暦が使われる沖縄。ちなみに2016年の旧暦5月4日にあたるのが6月8日となります。出店などもあり島全体が活気づく日です。
島の西側、防波堤を除けば岩場の光景が広がります。下に降りることもできるので水辺まで岩の上を歩いてみるのもおすすめです。奥武島の生き物たちにも遭遇できますよ。
奥武島には多くの拝所(うがんじゅ)があり、「祈りの島」としても知られています。島内を歩けばところどころに見つけることができます。奥武島ハーリー(奥武島海神祭)では竜宮神という珍しい形をした岩(拝所)に向かって安全祈願をする光景も見受けられます。
意外と知られていない奥武島のグラスボート。船の中から水中の天然の魚たちをみることができる沖縄の名物アトラクションです。1年中やっているので、海の色々な顔を楽しむことができますよ。
グラスボートの乗船チケットは、2014年にオープンした「いまいゆ市場」で購入しましょう。ちなみに、「いまいゆ市場」は、漁港の目の前にある2階建ての建物で、ここに行けば奥武島の名産品が揃います。ちょっと足を運んでみるのも楽しいですよ。
奥武島海底観光グラスボート クチコミガイド【フォートラベル】
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奥武島の詳細情報
奥武島
- 住所
- 沖縄県南城市玉城字奥武
- アクセス
- 那覇空港 モノレール 15分 旭橋駅下車 那覇バスターミナルへ(徒歩5分) 那覇バスターミナル バス 40分 琉球バス 53番 志喜屋線 バス停奥武下車 那覇空港 車 50分 那覇空港自動車道南風原南ICから県道48号線・国道331号線を経由
沖縄で天ぷらと言えば「中本鮮魚店(なかもとせんぎょてん)」というくらい有名すぎるお店です。沖縄では珍しくいつも行列ができています。奥武島の橋を渡ると目の前にあるということもあり、島の顔と言っても過言ではありません。
島でとれたてのもずくの天ぷらは食べ応えあります。何もつけなくとも味がついているのでおいしくいただけます。
どんどん揚げたての天ぷらが奥の調理場から運ばれてきますので、いつでも揚げたてにありつけるのがここの醍醐味です。やっぱり揚げたてに限ります。
島でとれる新鮮な「イカの天ぷら」は超やわらかい!カジキを使った「さかなの天ぷら」や期間限定の「アーサー(青のり)の天ぷら」もおすすめです。
「調味料はいらないさー」という地元沖縄民も多い中、調味料必須の方にはお店のサイドにあるテーブルでゆっくりいただくことも!濃い味が好きな方はお好みでどうぞ。ちなみにここの塩は結構パンチのあるものを使っていることが多いので、様子を見ながら少しづつつけることをおすすめします。あなたなら塩派?ソース派?
奥武島の超有名店の天ぷら。沖縄の食べ物で一番好きと思ってしまうほど。イカ×2とグルクンで230円と安すぎ。アオリイカの分厚さに毎回驚く。 pic.twitter.com/YAGANfNPUZ
— fujiclair (@fujiclair) 2016年2月25日
中本鮮魚店の詳細情報
中本鮮魚店
南城市 / 天ぷら
- 住所
- 沖縄県南城市玉城字奥武9
- 営業時間
- [月] 10:30 - 19:00 [火] 10:30 - 19:00 [水] 10:30 - 19:00 [木] 定休日 [金] 10:30 - 19:00 [土] 10:30 - 19:00 [日] 10:30 - 19:00 ■ 営業時間 [10月~3月] 10:30~18:00 [4月~9月] 10:30~19:00
- 定休日
- 木曜日
- 平均予算
- ~¥999
- ~¥999
テレビのグルメロケなどでもよく使われる「くなんとぅ」は、もずくを使った料理を出してくれる人気店です。奥武島を渡る橋の手前左側にあります。海沿いのロケーションにあり、テラス席から海と奥武島の港の風景を眺めながらの食事は最高です。
なんといっても嬉しいサービスがもずく食べ放題!セルフで冷蔵庫から好きなだけいただくことができます。
もずくずくしのセットもおすすめ!もずくそばをはじめ、サクサクなもずくの天ぷら、とれたてのもずく酢、もずくのジューシー、もずくゼリーなど、ボリューミー好きな方でも満足できるセットです。
念願の玉城の『くんなとぅ』でもずくそば?美味しかった? pic.twitter.com/jsGZc87veX
— ちぃ (@chiichiichii3) 2015年9月22日
くんなとぅの詳細情報
くんなとぅ
南城市 / 沖縄そば
- 住所
- 沖縄県南城市玉城志堅原460-2
- 営業時間
- [月] 11:00 - 17:00 [火] 11:00 - 17:00 [水] 11:00 - 17:00 [木] 11:00 - 17:00 [金] 11:00 - 17:00 [土] 11:00 - 17:00 [日] 11:00 - 17:00 [祝日] 11:00 - 17:00 ■定休日 無休
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
- ¥1,000~¥1,999
色気と食い気がさりげなく共存している見どころ豊富な奥武島の魅力を堪能していただけましたか?景観を邪魔する建物も何もなく果てしない水平線を照らし出す夕日を見ながら、やはり片手には天ぷらがいいでしょう。人良し、グルメ良し、景色良し、おまけに猫も良し!古き良き昭和が残る奥武島を1日かけてゆっくり堪能してみるのもおすすめです。