奈良の都の八重桜～あまりに美しいおすすめ花見スポット7選

ここ氷室神社の枝垂桜は奈良一番桜とも言われて、早咲きで有名です。東大寺二月堂のお水取りが終わった、３月の中頃から咲き始めます。場所は奈良国立博物館の北側にあって、東大寺にも近く奈良公園に遊びに行った際には、ぜひ立ち寄りたい神社です。

奈良県大和高田市を、南北に流れる高田川の大中公園を中心に、川の両岸2.5kmに亘って桜並木が続きます。昭和23年に市制施行を記念して植樹された千本桜は、樹齢60年を超えた見事な桜並木です。夕暮れとともにライトアップされる桜並木は、見入ってしまうほどの美しさ。見頃は3月下旬から4月の上旬頃までです。

長谷寺は花の御寺と言われるほどの花の名所で、別名を牡丹寺とも呼ばれています。その牡丹と並んで桜が有名なスポットでもあります。広い境内には6,500本のソメイヨシノとヤマザクラが咲き誇ります。3月下旬から4月の初めまでが見頃。本堂の舞台からの眺めは絶景です。

奈良県宇陀市にあるこの佛隆寺（ぶつりゅうじ）では、樹齢900年を超える奈良県最大にして最古の桜を見ることができます。幹の周囲が約7.5m、高さ16mという大きな木で、開花に併せてライトアップも行われます。4月中旬が見頃です。

日本一の桜の名所と言える吉野山。一口に吉野山と言っても、そこは下千本、中千本、上千本、奥千本と4ヶ所からなっており、それぞれの場所が一目千本と言われています。シロヤマザクラを中心として、200種3万本の桜が山を包んでいます。4月初旬から4月末までにかけて、標高の低い下千本から開花して、順々に山を登っていきます。

大和郡山市にある郡山城跡です。近鉄郡山駅からも近いので、電車でのおでかけがおすすめ。3月下旬から4月上旬にかけて「お城まつり」が開催され、提灯で照らされた夜桜を楽しめます。

奈良公園には小ぶりな「ナラノヤエザクラ」という八重桜が咲き誇ります。見頃は4月中旬から下旬にかけて開花します。他にも3月の下旬あたりから4月下旬までの間、広大な公園内に次々と多彩な桜が咲いていきます

奈良には桜の名所が数多くあります。今回ご紹介した場所はその中でも、特に訪れて欲しいところを選びました。春になって桜が咲くと、ウキウキした気分で出かけたくなりますよね。古くから桜の名所として名高い奈良でお花見しませんか？