春のお出かけにおすすめ！お花見・花畑スポット8選＠中国地方

出典：梵天丸さんの投稿

春の定番ともいえる、可愛らしいチューリップはユリ科チューリップ属。花弁が丸い定番のものから、とがったものやレースのようなものなど様々な種類があります。日本では、新潟や富山が大規模な栽培拠点ですが、西日本では長崎のハウステンボスなどが有名スポット。品種によりますが、だいたい3～5月が見頃です。

出典：藤鷹さんの投稿

スミレ科スミレ属の小型の園芸植物。小型のパンジーは「ビオラ」と呼ばれているものもあります。基本的にカラフルで、冬の花の少ない時期に長期間開花するため、公園や学校などによく植えられていますね。一般的に11～6月が開花時期とされており、非常に長い間楽しめるかわいらしい植物です。

出典：うさぎの名前はミーコさんの投稿

アブラナ科アブラナ属の花の総称。鮮やかで明るい黄色で、十字型をした花です。田舎では、春になるとあちこちで見られる菜の花畑が記憶にある方も多いのではないでしょうか。食用野菜や油の採取をするために世界中で栽培されているようです。2～4月が開花のピークとされています。春を告げる植物としても親しまれており、おひたし、あえ物、天ぷら、炒め物をはじめ、ちょっとした飾りとしても食卓に上ることが多い植物です。

出典：うさぎの名前はミーコさんの投稿

中国原産のマメ科植物。4～5月が開花時期です。漢字では「蓮華」と書くとよくわかるのですが、「蓮（はす）」の花に似た草というのが名前の由来だそう。この花にはバクテリアが付いており、稲にとって良い肥料となることもあって昔から稲を植える前の田んぼに植えている方が多いですね。種が飛んでくるのではなく、あえて植えられることも多いようです。小さな子ども達が花冠を作ったりする姿は今ではすっかり見られることが減りましたが、シロツメクサと並んで懐かしさを感じる方も多いのではないでしょうか。

出典：efabさんの投稿

バラ科サクラ属の落葉高木。詳しく言うと、バラ科、サクラ亜科、スモモ亜属という分類なのだとか。ご存知のとおり、花、香り、実と3度楽しめる有能な植物であり、松竹梅の1つで「おめでたい」とされる花木でもあります。見頃は各地で異なりますが、一般的には2月上旬～3月中旬頃とされている春の使者です。

出典：ＢＢＸ－ＭＺさんの投稿

バラ科モモ亜科スモモ属の落葉樹の総称で、日本人が最も好きであろう植物だと言われています。近年の気温上昇傾向を受けて、若干開花が早まっているような気もしますが、その年の気象状況によって、開花が早くなったり、遅くなったり、ニュースでも話題になるほど誰もの心を掴んでいます。本州ではだいたい4月が開花時期ですが、北海道では5月初めが開花となり日本中、そわそわしていますよね。ちなみに、品種は約300種類、細かい分類をすると600種類程になるそうです。

出典：ながとさんの投稿

20年くらい前に流行った「バラっていう漢字書ける？」というCMが懐かしい、難しい漢字の植物で、バラ科はバラ目という、見た目にわかりやすい分類の用途が広い植物です。比較的低い木で葉や茎に棘を持つものがほとんどです。本数や色によって花言葉が変わりますが、贈り物としても多用されています。5～6月上旬が見頃で、公園などではアーチ型などデザイン性の高い手入れがされている場所も多いですね。因みに漢字では"薔薇"と書きます。

出典：よこ@PHOTOLUCKさんの投稿

広島県の山間にある15万㎡もの敷地面積をほこる季節の花々が楽しめる施設。春はチューリップ・夏はひまわり・秋はダリアと、最後に大根の収穫祭が行われ、その後は春までお休みに入ります。季節を通じて花の絶景を満喫できるお得な“年間パスポート”があるほか、カフェでハーブティーを飲んだりバーベキューを楽しんだりすることもできますよ。

出典：hm777さんの投稿

大山を望む場所にある、鳥取県西伯郡南部町鳥取県立の日本最大級のフラワーパーク「鳥取県立フラワーパークとっとり花回廊」。総面積50ヘクタールで日本でも最大級のフラワーパークであり、オランダの植物園とも提携しています。その名の通り、全長1kmの屋根付き回廊をはじめ、カフェなどもあり見どころいっぱいです。年間で100品種以上のゆりを1年中見られるという、実は「ゆり」がメインフラワーの施設。園内のヨーロピアンガーデンでは春の代表ともいえるチューリップを堪能することもできます。毎年、こちらのチューリップはおおよそ3月の終わり頃が見頃のようです。

出典：G2さんの投稿

2月にはパンジーとビオラに関する、西日本でも有数の大規模な展示会が催され、パンジーとビオラあわせて500品種・系統以上が集合するそうです。なお、こちらの施設は園内でコスプレ撮影を受け入れていることでも一部で有名なのだとか。鳥取県自体、そういった施設が多いそうですが、こちらでは更衣室も空きがあれば無料で使わせて貰えるようなので、四季を楽しむコスプレーヤーの皆さんにも見逃せない施設ですね。

出典：kei2035さんの投稿

「吉備路（きびじ）」とは岡山市北西部から総社市にかけての一帯の総称で、倉敷美観地区などからも近く、春には菜の花が一面に咲いていたり、ハイキングコースが整備されていたりと観光はもちろん地元の皆さんからも非常に愛されているスポット。現在は倉敷市の一部となっている真備町、倉敷市庄の北部も含める事があるそうです。複数のコースがある中で代表的な「国分寺コース」は、備中高松駅から造山古墳、国分尼寺跡などを通る東総社駅までの11.1Kmコース。田園風景、あぜの草花、里山の野鳥も楽しむことができます。

出典：Shinobu0213さんの投稿

菜の花とならんで有名なのがれんげ。毎年4月末には「吉備路れんげまつり」も催されます。この時期には写真にもある五重塔がライトアップされたり、郷土芸能の披露、地元特産品の販売、フリーマーケットも開催されるので、1日中家族そろって楽しむことができます。また、JR吉備線ではこの時期沿線にまつわる物語が車内放送される「昔ばなし列車」も運行。楽しさ倍増ですね。

出典：takahashiさんの投稿

毎年2月中旬頃から3月上旬まで梅まつりが催される防府天満宮。境内には「天神様のシンボル」である梅が約16種類1100本咲き誇ります。学業の神様として有名な神社です。境内には無料で入れますし、周囲にも小さなカフェや雑貨店など見どころが多いスポットなのでのんびりお散歩気分で訪ねるにはもってこいですね。

出典：tamogi73さんの投稿

ちょうど梅の咲くころは受験前なので合格祈願の方が多いです。お散歩に適した場所なので、朝晩は地元の方も多くお散歩されています。居心地の良い、ほっこりするようなスポットです。

出典：a*さんの投稿

日本三名橋のひとつ「錦帯橋 (きんたいきょう)」 。日本を代表する木造橋で、現在は地元で世界遺産を目指すムードが盛り上がっています。その錦帯橋とすぐ横にある吉香（きっこう）公園は中国地方でも有名な桜の名所です。例年3月下旬から4月上旬、錦帯橋畔には美しい桜が満開に。昼夜を問わず、橋をバックにした美しい景色を求める人々で溢れています。

出典：レオさんの投稿

夜桜見学も非常に賑わっており、お花見をする団体、お散歩を楽しむ方と色々です。高速道路のインターチェンジからも近く、観光名所でもあるため人出も多いのですが、周辺に食事処も多いため、人が多すぎて困ったり食事に何時間も待つようなことはほぼありません。駐車場も広く河原に設けられていますので、車でも安心です。

出典：fukufuufさんの投稿

島根県雲南市(旧木次町)にある斐伊川（ひいかわ）堤防沿い約2kmにおよぶ桜トンネル。日本さくら名所百選にも選ばれていますが、特別な公園や施設ではないため、あまり知られていない中国地方の穴場的なスポットです。堤防以外にも町の中央にある木次公園、健康の森などでもお花見ができますが、やはり4月上旬の桜の開花に合わせてライトアップされるこの堤防沿いがおすすめです。日頃は山陽側から日本海側への移動でしか通らない方も多い場所ですが、ぜひ桜の季節には足を運んでみませんか。

出典：りゅうたさんの投稿

夜桜見学には県内外から多くの方が訪れ、特に夜のライトアップ時間にはおどろくような人出があります。周囲に宿泊施設や飲食店があまりないのが残念ですが、多少は屋台も出ています。この時期には大型駐車場も用意されているので、交通の事情からも車での訪問をおすすめします。

出典：rurikunさんの投稿

今ではすっかり岡山市の観光で外せないスポットとなっている「RSKバラ園」。5月中旬～6月中旬、10月中旬～11月中と年に2回も見頃の時期がある有名なバラ園です。岡山の食材を使ったこだわりのレストラン、各種バラのグッズが購入できるローズショップやドッグランなど、色々な楽しみ方ができますよ。ま、お弁当等の持込みも自由なので、園内でピクニックをしている家族連れも多く見かけます。クリスマスローズ、ぼたん等、バラ以外の植物も色々育てられているようです。

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多年にわたり公官庁、市民、総出で取り組み、街中がバラの街となった福山市。昭和20年の大空襲の被害後、「思いやり・優しさ・助け合いの心」を求めたその植樹努力の甲斐もあり、公園のみならず道路脇、空き地までどこにでもバラが咲いています。そんな福山市民の憩いの場でもある「福山市ばら公園」には280種、5500本のバラが植えられているそうです。5月の「福山ばら祭り」にはそんなバラを観に県内外から多くの方が集まります。

出典：ミッキー・フォールさんの投稿

ちなみに、こちらはその名のとおり市が運営している施設なので入場無料です。その甲斐もあり、あたたかい5月頃にはピクニックをする家族連れも多く見られ、なごやかなムードであふれています。ぜひ福山近郊以外の方も、通りすがりにでも立ち寄ってみてくださいね。

出典：room908さんの投稿

今回は、春の花を楽しめるスポットを中国地方全体から選びご紹介させて頂きました。このほかにも、まだまだ各地に知られざる花の名所がたくさんあります。ぜひ、心地よい風を肌で感じるためにも花畑へお出かけしましょう。