本場に負けない美味しさ！ドイツパンが買える東京のパン屋8選

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飾らない素朴なパンが人気の「ドイツパン」。ライ麦を使ったものが多く、香りや歯ごたえが楽しめます。いざ買うときに迷わなくてもいいよう、まずはドイツパンがどういうものか学んでおきましょう！

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ドイツ語でパンは「ブロート」と呼び、ブロートはだいたい500g～1㎏あるような大きなパンを意味します。これらは通常スライスしていただきます。

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「ブロートヒェン」はドイツ語で小さいパン。丸い形をしたものが多いですが、小さいパンであればすべてこの表現を使います。

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ドイツ人の主食はもちろんパン。ゆえに、パンの種類はとっても豊富なんです。その種類は1,500種以上とか…！ほんの一部ではありますが、代表的なものをご紹介します。

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ドイツといえば、このパンをイメージする人が多いのでは？小麦粉とイーストが原料で、ラオゲン液というアルカリ溶液にくぐらせるため、表面が茶色になります。円形や棒状のカタチもあり、それらは「ラオゲン・ブロートヒェン」と呼ばれます。

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「フォルコンブロート」は、穀物の全粒粉を使ったパンという意味。写真は「ロッゲンフォルコンブロート」。「ロッゲン」はライ麦を意味します。つまり、ライ麦全粒粉のパンですね。

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「ミッシュ」は「ミッシェン」という言葉から来ていて「混ぜる」を意味します。つまり、ライ麦と小麦粉を混ぜたパン。ライ麦の含有率が多ければ「ロッゲンミッシュブロート」、小麦の含有率が多ければ「ヴァイツェンミッシュブロート」となります。日本のドイツパンのお店に売られている「ベルリーナラントブロート」はこの種類に属します。

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「カイザーゼンメル」は、オーストリア発祥のロールパン。「ゼンメル」とはオーストリアやドイツ南部でロールを意味します。ドイツの西側では「ブロートヒェン」と表現。バゲットのように少し固めなパンで、プレーンのほかに、ケシの実やゴマがのったものなど様々な種類があります。

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「ベルリーナ」は、甘い揚げドーナツ的なドイツの代表的な菓子パン。ふわふわな生地の中にはジャムやクリームが入っています。

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比較的よくパンに使われている具材のドイツ語です。パン屋さんで名前を見てわからなかった際に、チェックしてみて！

・ケーゼ（チーズ）
・ヴルスト（ソーセージ）
・ミルヒ（牛乳）
・オブスト（フルーツ）
・ロズィーネ（レーズン）
・モーン（ケシの実）
・ゾンネンブルーメン（ヒマワリ）
・ゼーザム（ゴマ）
・キュルビス（カボチャ）
・ヌス（ナッツ）
・カトフェル（ジャガイモ）

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ドイツ人は基本的にパンに何かを挟んだり、塗ったりして食べます。ブロートヒェンは半分に割ってハムやチーズをのせます。ブロートのスライスしたものはバター・チーズクリーム・レバーペーストなどを塗ってから、ハム・玉ねぎ・トマトをのせて食べます。もちろんジャムやヌテラなど甘いペーストも塗りますよ！

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また、ライ麦の含有率が多ければ多いほど酸味のあるパンになるので、何かを塗って食べたほうが美味しくいただけます。

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「タンネ」は都営新宿線・浜町駅にあります。1993年に南ドイツパンの専門店としてオープンしました。本格的ドイツパンでありながらリーズナブルなんですよ。

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どれを買っていいか迷った場合には、ドイツパンの詰め合わせがおすすめ。手提げ用のビニール袋は有料なので、お店にはかならずエコバッグを持参で。これもドイツ式♪

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国産小麦とミルク酵母を使ってつくるパン屋さん「MAHL ZEIT（マールツァイト）」。東京メトロ丸ノ内線・茗荷谷駅にあります。ミルク酵母は通常のイーストよりも時間をかけて発酵させるため、1つのパンに10時間以上かかって焼き上げるそうです。

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特にドイツのパンと限定することなく、ヨーロッパで馴染みのあるパンも作っています。こちらはフランスの「ライ麦カンパーニュ」。やわらかくて優しい味が人気。最もミルク酵母を感じられるパンだとか。

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こちらは、ドイツパンのミッシュブロート。ライ麦50％と国産小麦粉50％配合。パンを噛み締める度にいい香りが…クセになるおいしさです。

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続いてご紹介するのは「ベッカー 神楽坂店」。東京メトロ東西線・神楽坂駅から徒歩1分の場所にあり、JR総武線・飯田橋駅からも歩けます。ブレッツェルのステッカーが目印。

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本場ドイツにも引けを取らない美味しさ！と人気の「ブレッツェル」。焼きたてが食べられるタイミングもあるので、その場でほおばってみてください。柔らかくて弾力のあるブレッツェルが楽しめますよ！

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ドイツパンというよりはお店オリジナルのパンですが、人気があるのでご紹介。こちらの「たまごパン」は、たまごの風味がふんわり香り、甘すぎず食感も楽しいパンです。

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神戸の超有名店「フロインドリーブ」。その支店としてできたのがこちらのお店。東京メトロ日比谷線・広尾駅から徒歩3分です。

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おすすめは「ポンパニッケル（プンパニッケル）」というパン。ドイツの黒パンでフォルコンブロートに分類されます。香り高いパンなのでビックリするかもしれませんが、クリームチーズとサーモンをのせて食べると絶品！

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フロインドリーブといえば、変わった形のクロワッサンもオススメ。サクサクでパンというよりスナックを食べている感覚。とはいえ、しっかりバターの香りでお腹も満たされます。

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外観からして、ドイツの雰囲気が漂うお店。東急田園都市線・桜新町駅より徒歩5分の場所にあります。

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おすすめドイツパンは「ベルリーナブロート」。小麦粉30％・ライ麦70％という割合で、ライ麦の酸味を感じることができるパンです。サンドイッチにピッタリですよ！他にも小さなパン、ブロートヒェン「カイザーゼンメル」が人気。

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ドイツパンも相当な種類があるのですが、お店自体はドイツパンだけにこだわらず、フランス、イタリア、日本といろいろ扱っています。写真はイタリアのシチリア地方のお菓子「カンノーリ」。注文してからクリームをいれてくれるんですよ♪

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「ベッカライ ヒンメル」は、ドイツでパン製造の仕事に携わったオーナーが、本場の味や習慣を学んで帰国後に開いたパン屋さん。東急目黒線・大井町線が乗り入れる大岡山駅にお店はあります。

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ヒマワリの種を使った「ゾンネンフォルコーン」。ドイツ産ライ麦100％のパンです。酸味があり、ヒマワリの種の歯ごたえがおもしろいです。薄くスライスしていただきます。トーストにしても美味しいですよ。

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こちらは、「シナモンクラプフェン」というドイツ式の揚げパン。ベルリーナとはまた違った味わいで、シュークリームのようなふわふわ感が楽しめるパンです。

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見た目のかわいさで人気の「チューラオゲン」。プレッツェルと同じ種類のパンですが、ネズミの形をしています。プレッツェルより多少柔らかく、食べやすいかもしれません。

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こちらも東急目黒線・大井町線の大岡山駅にあるお店。もともと日本でフランスパンを扱っていた店主が、本場ドイツで修業して開いたお店です。お店の名前は当時店主が修業したドイツのお店のオーナーの名前からとったもの。

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人気はライ麦100％の「ロゲンブロート」。ライ麦100％のパンです。ショーマッカーのロゲンプロートはみずみずしくて、香り豊か。ハムやチーズを乗せて食べてみて！

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たっぷりチーズにベーコンが練り込まれた「ケーゼブロートヒェン」もおすすめ。ビールのお供にもなっちゃいます。ビールといえば、ドイツでは「ブレッツェル」もビールのおつまみとして食べるんですよ。

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一度に5種類の味が味わえる「パーティークランツ」。ひまわり・かぼちゃ・白ごま・ケシの実・亜麻の実の5種類！ミネラルたっぷりな健康にも良さそうなパンです。

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「リンデ」は、吉祥寺駅北口の大きな商店街、サンロードの中にあるお店です。イートインも備えた比較的大き目なパン屋さんで、扱っているドイツパンの種類もかなり多いんですよ。ドイツ旅行の際の思い出のパンが発見できたりするかも？！

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イートインコーナーもあるお店なので、小さめのパンが人気。プレッツェルもおすすめですが、欧米圏ではよく食べられるヘーゼルナッツクリームのヌテラをサンドした「プレッツェルヌテラサンド」をぜひ！しょっぱめのプレッツェルに甘いクリームがマッチ！

出典：*あんこ*さんの投稿

クロワッサンにラオゲン液を塗って焼いた「ラオゲン・クロワッサン」。クロワッサンなのにもっちりとした食感。ドイツでもクロワッサンはよく食べるんですよ！

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イートインコーナーでは、ドイツパンとシチューをいただけます。

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やわらかめな日本のパンとは違って、ハード系のドイツパン。ですが、噛めば噛むほど味わいのあるパンなんですよ！今回紹介したお店は、ドイツ人をはじめ外国人のお客さんも多いそうなので、本格的なこと間違いなし！ぜひ訪れてみてください。