2022年07月23日
京都の八ツ橋はどれがお好み?人気の「八ツ橋」を食べ比べ!
京都土産の定番の1つ「八ツ橋」。古くから愛されている老舗もあれば、個性的なスタイルが話題の新しいお店もあります。口にしたことが多い一品ですが、お気に入りの八ツ橋はありますか?今回は人気&有名な八ツ橋を徹底的にご紹介!いろいろ食べて、お気に入りのお店を見つけちゃいましょう!
目次
京都のお土産として一番に思い浮かべる「八ツ橋」。その歴史は古く、誕生は江戸時代中期、元禄二年(1689年)と言われています。近世筝曲の開祖と称えられた作曲家「八橋検校」の墓がある、金戒光明寺近くの黒谷山道「聖護院の森」の茶店で販売されたのが始まり。干菓子のアーチ型は、琴の形とも橋の形とも言われています。
八ツ橋の原料は、基本3つだけ。「米粉」「砂糖」、香りづけの「にっき」。気温や湿度に合わせて、水の量や蒸し時間を調整しながら仕上げられる、シンプルながらも職人技が感じられるお菓子です。八ツ橋に欠かせない風味の「にっき」は、シナモンとも呼ばれる世界最古のスパイスのひとつ。にっきの風味の生地に、いろんな味の餡を包んで食べる、生八ツ橋が最もメジャーになっています。
創業1689年、300年以上の歴史があり、日本で最も古い八ツ橋のお店とされる「本家 西尾八ツ橋」。東海道を行く旅人の携帯食として誕生した八ツ橋は、割れにくい工夫として丸みを帯びた形になったそうです。西尾の八ツ橋は堅焼きが原点ですが、バリエーション豊富なあん入りの生八ツ橋「あんなま」が人気です。その種類20以上!生地が少し固めで、噛みごたえがあるのが特徴です。
本家 西尾八ツ橋 本店の詳細情報
本家 西尾八ツ橋 本店
神宮丸太町 / 和菓子
- 住所
- 京都府京都市左京区聖護院西町7
- 営業時間
- [月] 09:00 - 17:00 [火] 09:00 - 17:00 [水] 09:00 - 17:00 [木] 09:00 - 17:00 [金] 09:00 - 17:00 [土] 09:00 - 17:00 [日] 09:00 - 17:00 ■ 営業時間 ※営業時間は季節により多少変動します ■定休日 無休
- 平均予算
- ~¥999
- ~¥999
1689年創業の「聖護院八ツ橋」は、西尾八ツ橋と共に聖護院の森で開業し、同じく元祖とも発祥とも言われる老舗。創業から変わらぬ味を守り続けており、今でもひとつひとつ手作業で作られています。堅焼き八ツ橋は鉄の棒で抑えて琴の形にする、昭和時代後期に導入した回転釜を今でも使用。つぶあん入り八ツ橋の「聖」は、ふっくらとした生地でニッキの風味が強めなのが特徴です。
聖護院八ツ橋 総本店の詳細情報
聖護院八ツ橋 総本店
神宮丸太町、東山 / 和菓子
- 住所
- 京都府京都市左京区聖護院山王町6
- 営業時間
- [月] 08:00 - 18:00 [火] 08:00 - 18:00 [水] 08:00 - 18:00 [木] 08:00 - 18:00 [金] 08:00 - 18:00 [土] 08:00 - 18:00 [日] 08:00 - 18:00
- 平均予算
- ~¥999
- ~¥999
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聖護院八ツ橋が伝統の味と製法を若い世代にもっと知ってもらおうと、新しく立ち上げた新ブランド「nikiniki」。カラフルで可愛い、進化系の八ッ橋が楽しめ、アート作品のような造形菓子もあります。包まれる餡も定番のつぶあんの他に、若者受けがしそうな、シトロン(レモン)やリンゴ、アプリコットにカスタードなど季節によって多彩な味が楽しめますよ。
生地と餡を組み合わせて購入でき、自分で包んで楽しむ「カレ・ド・カネール」。八ツ橋の生地はロゼ(ピンク)・アズール(青)・シナモン(白)・抹茶(緑)・セサミ(黒)の5種類から選べ、餡は季節によっていろいろな味が登場します。常時6~8種類が並んでいますよ。こちらはラム・レザン(白あん、ラムレーズン)と洋梨。
お試しでちょっと食べてみたい方には、店頭で食べられる「カレ・ド・カネール」もあります。フィンランドのイッタラ社の小さな器に、選んだお好みの生地と餡を入れてくれますよ。花のような形が可愛いですね。
nikinikiの詳細情報
nikiniki
河原町 / 和菓子、スイーツ
- 住所
- 京都府京都市下京区四条通西木屋町角
- 営業時間
- [月] 11:00 - 19:00 [火] 11:00 - 19:00 [水] 11:00 - 19:00 [木] 11:00 - 19:00 [金] 11:00 - 19:00 [土] 11:00 - 19:00 [日] 11:00 - 19:00 ■ 定休日 不定休
- 平均予算
- ~¥999
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生八ツ橋「夕子」で知られる、1805年創業の老舗店「井筒八ッ橋本舗」。伝統的な味と製法を守り続けており、看板商品の「夕子」は金閣寺で起こった火災を題材に、主人公・夕子と僧侶との純愛を描いた小説「五番町夕霧楼」にちなんだ叙情銘菓です。小倉あん発祥の、京都嵯峨野の風味豊かな小倉大納言の餡を使用しています。
井筒八ッ橋本舗 祇園本店の詳細情報
井筒八ッ橋本舗 祇園本店
祇園四条、京都河原町、三条 / 甘味処、和菓子
- 住所
- 京都府京都市東山区川端四条上ル常盤178
- 営業時間
- [月] 10:30 - 18:30 [火] 10:30 - 18:30 [水] 10:30 - 18:30 [木] 10:30 - 18:30 [金] 10:30 - 18:30 [土] 10:30 - 18:30 [日] 10:30 - 18:30 【定休日】 年中無休
- 平均予算
- ~¥999
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伝統の原料、製法を守る元祖の味を追求した「元祖八ツ橋 西尾為忠商店」。完全手作りの無添加にこだわった八ツ橋で、ちょっと固くなったら、フライパンやオーブンで温めて食べるとやわらかくなります♪種類は少ないものの、ニッキの風味が控えめで食べやすく、餡の甘さも控えめ。香りが強く甘すぎるのが苦手な方におススメのお店です。
他の八ツ橋屋さんと違って、こちらの生八ツ橋は四角く折った長方形の生八ツ橋です。餡は、北海道十勝産あずきを使用したつぶあんと宇治抹茶を使用した抹茶あんがあります。
元祖八ツ橋 西尾為忠商店 清水店の詳細情報
元祖八ツ橋 西尾為忠商店 清水店
清水五条、祇園四条、七条 / 和菓子
- 住所
- 京都府京都市東山区清水232
- 営業時間
- [月] 08:00 - 18:00 [火] 08:00 - 18:00 [水] 08:00 - 18:00 [木] 08:00 - 18:00 [金] 08:00 - 18:00 [土] 08:00 - 18:00 [日] 08:00 - 18:00 ■ 定休日 7月下旬に夏休み
- 平均予算
- ~¥999
生八つ橋に定評のある「おたべ」は、1966年(昭和41年)より製造開始した、他の店舗に比べて歴史が新しいお店。やわらかい生地が特徴で、そのやわらかさを表現するために商品名は「八つ橋」とカタカナの「ツ」ではなく、ひらがな「つ」を使っているそうです。ニッキの風味もやわらかめで、食べやすく、オシャレなパッケージを展開。若者に人気が高いお店です。
おたべ 本館の詳細情報
おたべ 本館
十条(近鉄)、東寺 / 和菓子、ケーキ、カフェ
- 住所
- 京都府京都市南区西九条高畠町35-2
- 営業時間
- [月] 09:00 - 18:00 [火] 09:00 - 18:00 [水] 09:00 - 18:00 [木] 09:00 - 18:00 [金] 09:00 - 18:00 [土] 09:00 - 18:00 [日] 09:00 - 18:00
- 平均予算
- ~¥999
京都を代表する伝統菓子「八ツ橋」は、一度は目にする有名なお菓子ですよね。伝統を守るお店がいくつもあり、昔ながらの製法を受け継ぐお店や、素材にこだわったお店、新しい八ツ橋を展開するお店など様々です。ほとんどの店舗では試食をさせてくれるので、いろいろ味わってお土産を探してみてはいかがでしょうか?