京都・可愛すぎる京和菓子♡『nikiniki（ニキニキ）』のカラフルな生八ッ橋にひとめぼれ

数ある京都の和菓子店の中でも、生八ツ橋で有名な『聖護院八ッ橋』。お土産屋産売り場などでもよく見かける、創業は元禄2（1689）年の老舗店です。

八ツ橋の誕生とほぼ同時期に開業し、300年以上も続く八ツ橋の歴史と共に歩んできた聖護院八ッ橋を現代風にアレンジした、華やかな見た目が特徴の和菓子ブランドが『nikiniki（ニキニキ）』。

ニキニキの生八ツ橋は、一般的にイメージする三角のものとは全く違います！人やお花、動物などを生八ツ橋で立体的に表現し、色合いもカラフル。

桃の節句の時期はお雛様・お内裏様、クリスマスの時期はサンタクロース、ハロウィンの時期はおばけカボチャなど、季節によって異なる生八ツ橋が並びます。西洋のイベントであるハロウィンやクリスマスを生八ツ橋で表現してしまうあたりも、老舗和菓子店とは思えないほど斬新な発想です！その一部を紹介します。

春の気配が感じられる頃になると、桜をイメージした生八ツ橋が並びます。京都には多数の桜の見どころがありますから、この生八ツ橋を片手にお花見をしてみるのも粋。

爽やかな生八ツ橋の香りが似合う夏はヒマワリ・スイカ・海辺・虹など、子供心を思い起こさせるモチーフが揃っています。

鮮やかな紅葉を形どった生八ツ橋が並べられます。観光地の人混みが苦手という人は、この生八ツ橋でひっそりと秋の紅葉を楽しんでみても良いかも。

お正月の季節には、鏡餅や紅白で彩られたおめでたい生八ツ橋が作られています。

祇園祭で使われる山鉾や京都の舞妓さんなど、京都らしいモチーフをイメージした生八ツ橋も多数！

これまで、八ツ橋は京都のお土産としてのイメージが強かったのですが、その概念を覆す新しい発想が「カレ・ド・カネール」。ミニサイズのカップに、カラフルな生地で表現した「かきつばた」の生八ツ橋です。

生地はロゼ・アズール・シナモン・抹茶・セサミの5種類、中の餡やジュレ・コンフィも選ぶことが可能。季節によって味が変わります。しかも、リーズナブルな価格で味わえるので、色々組み合わせを楽しんで。

カレ・ド・カネールはお持ち帰り用も販売されています。皮・餡のほかにトッピング用のシナモンシュガーが付属しています。お店で出されているようにお花を作っても良いですし、好きな形に折ってみても◎。自分で生八ツ橋作りができるなんて珍しい体験。ぜひご自宅でも生八ツ橋作りを楽しんで！

ニキニキの生八ツ橋は賞味期限が当日です。次の日以降のお土産には向きませんので要注意です。日持ちがしない和菓子ではありますが、それだけに特別感も高まります。

店頭での取り置きは対応してもらえます。ただし、在庫がある分のみ、キャンセルや返金は一切不可なのでご注意を。午前中に店頭で当日予約をし、観光終わりに店舗へ取りに行けば、持ち歩くことなく動けるのでおすすめ。もちろん、賞味期限は当日限りなので、営業時間内に受け取りを忘れないでくださいね！

京都の繁華街である四条木屋町の北西側角に位置しています。最寄り駅の京阪「祇園四条駅」、阪急「河原町駅」からも徒歩約5分とアクセスが簡単です。

JR京都駅の八条東口からすぐのところにある京都駅店なら、新幹線に乗る前にも購入可能！席数は少ないですが、イートインコーナーがあるので、帰宅前の糖分補給にも。

『nikiniki』は、これまでの上品な和菓子である生八ツ橋の概念を崩した新しい和スイーツのお店です！新鮮さもありますが、京都の伝統的な味も健在です。京都の味と日本の美しい四季を感じられるニキニキの生八ツ橋を、ぜひ楽しんでみてください。