2017年03月30日

心奪われるほど美しい!一生に一度は見たい「日本三大桜」

心奪われるほど美しい!一生に一度は見たい「日本三大桜」

全国各地に桜の名所があり、春になるとたくさんの桜を目にするようになりますね。こちらでは「日本三大桜」と呼ばれる、桜の名所をご紹介します。桜の数が多いわけではありませんが、一本の桜があまりにも見事!それは息を呑む美しさです。どの桜も、一度見たら忘れられないものになるでしょう。日本三大桜の魅力をご紹介します。

1本の桜が作りだす不思議な世界!日本三大桜をご紹介♪

1本の桜が作りだす不思議な世界!日本三大桜をご紹介♪1111269

出典:Tagerさんの投稿

春になると「今年の花見はどこでする?」なんて話がちらほら聞こえてきます。全国各地に花見に最適な名所が点在していますが、今回はたくさんの桜がある名所ではなく、1本の桜が圧倒的な存在感を醸し出す「日本三大桜」をご紹介!どこの桜も見応えがあるので、見に行って損はありませんよ。人気スポットの為、開花時期から満開にかけては混雑が予想されますので、早めの行動を心がけましょう。

三春滝桜(福島県)

樹齢1000年超え!圧巻の桜

樹齢1000年超え!圧巻の桜1111138

出典:

福島県田村郡三春町にある「三春滝桜」。樹齢は1000年を超えると言われており、高さ13.5m、根回り11.3m、枝張りは東西へ25m、南北へ19.5mもある巨木!近くから見ても遠くから見ても迫力があります。まるで滝が降り注ぐようなその姿は圧巻です。

樹齢1000年超え!圧巻の桜1111160

出典:Yoshi_^o^y-~さんの投稿

三春滝桜の例年の見頃は4月中旬ですが、その年の気候により前後します。菜の花とのコラボレーションが見られることも♪三春町のHPなどで開花状況をチェックしておきましょう。

樹齢1000年超え!圧巻の桜1111134

出典:

あまりにも巨大で幹が自身を支えることができないため、樹木を支える支え柱や囲いがされています。囲いの周りを歩いて見ることができるので、その迫力を間近で感じてみましょう。囲いの中には立ち入らないように!

樹齢1000年超え!圧巻の桜1111128

出典:ハシさんの投稿

見頃を迎えるとライトアップが施されるので、夜桜を楽しむことも出来ます。日中の雰囲気とは異なる、妖しくも美しいその姿は思わず息を呑むほど。1本の桜とは思えないその迫力ある光景をぜひ見に行ってみてくださいね。

樹齢1000年超え!圧巻の桜1111130

出典:

【場所】
福島県田村郡三春町滝桜久保地内
【アクセス】
JR磐越東線三春駅からタクシーで20分(三春滝桜の開花時期は臨時バス「滝桜号」が運航しています。)
【入場料】
大人(高校生以上)300円、中学生以下無料

神代桜(山梨県)

日本最古!そして最大級の桜

日本最古!そして最大級の桜1111167

出典:カバ吉さんの投稿

山梨県北杜市武川町の実相寺境内にある「神代桜」。天然記念物としての名称は「山高神代桜」で、日本武尊が植えたと言われています。鎌倉時代に衰えていたこの桜に日蓮が祈りを捧げた所、蘇ったという伝説が残る桜です。神代桜の樹齢は約2000年、高さ10.3m、根回り11.8m、枝張り東西17.3m、南北13mで、国内最古・最大級の規模となっています。

日本最古!そして最大級の桜1111240

出典:

2000年もの間、一度として休むことなく花を咲かせ続け、人々を魅了してきたそうです。永く生き続けてきた自然の力強さと生命力に驚かされ、ただただ感動&脱帽!実相寺境内には、他の三大桜の苗木が植樹されているので、1スポットでプチ三大桜を鑑賞できますよ。

日本最古!そして最大級の桜1111249

出典:

樹齢2000年の神代桜の根元はまるで岩のよう。枝も太く広範囲に広がっている為、枝を支える支え柱が至る所に設置されています。桜の周りには柵も設置されているので、囲いの外から眺めたり撮影したりするようにしましょう。

日本最古!そして最大級の桜1111238

出典:イソやんエロス6Dさんの投稿

神代桜の例年の見頃は4月上旬から中旬。桜の開花時期に合わせ「神代桜まつり」が行われます。ライトアップが行われる年は、素晴らしい桜の夜の顔を見ることができるかも♪

日本最古!そして最大級の桜1111245

出典:

【場所】
山梨県北杜市武川町2763
【アクセス】
お車の場合・・・中央自動車道 須玉ICから車で約15分、小淵沢ICから約30分
【料金】
料金はかかりませんが、お車で行かれる場合駐車場料金がかかります。
普通車500円 中型バス1000円 大型バス2000円

淡墨桜(岐阜県)

樹齢1500年以上!散り際に色が変わる桜

樹齢1500年以上!散り際に色が変わる桜1111260

出典:

岐阜県本巣市の淡墨公園内にある「淡墨桜」。淡墨桜の樹齢は1500年以上、高さ16.3m、根回り9.9m、枝張りは東西26.9m、南北20.2mの巨木で、枯死の危機を何度も乗り越えてきた桜です。岐阜県や愛知県の至る所に淡墨桜の子孫たちが植えられています。

樹齢1500年以上!散り際に色が変わる桜1111254

出典:ゆうあおいさんの投稿

淡墨桜は、つぼみの時は薄いピンク色、花が開くと白色、散り際に淡い墨色になるという特徴があり、名前の由来は散り際の花の色から取られています。地元の方以外は難しいかもしれませんが、できることなら、つぼみ→開花→散り際の色の変化を楽しみたいですね。

樹齢1500年以上!散り際に色が変わる桜1111256

出典:Sticky Bugさんの投稿

樹齢が1500年を超えているだけあり、幹の空洞化が進み、支え無しではいつ倒れてもおかしくない状態ですが、樹木医や地元の方々の支えで、毎年美しい花を見せてくれます。他の三大桜同様、支え柱や柵が設置されていますので、ルールを守って鑑賞しましょう。

樹齢1500年以上!散り際に色が変わる桜1111253

出典:ゆうあおいさんの投稿

例年の見頃は4月上旬から中旬にかけて。桜の開花時期に合わせてライトアップが施されるので、夜桜鑑賞も出来ます。暗闇の中淡く照らし出される淡墨桜は、何とも言えない妖艶な魅力!ぜひ鑑賞してみてください。

樹齢1500年以上!散り際に色が変わる桜1111266

出典:

【場所】
岐阜県本巣市根尾板所字上段995
【アクセス】
公共交通機関の場合・・・樽見鉄道・樽見駅から徒歩で約15分
お車の場合・・・名神高速・岐阜羽島ICから約1時間20分
【料金】
料金はかかりませんが、お車で行かれる場合、駐車場料金がかかります。
普通車500円

まとめ

まとめ1111271

出典:Nanamuraさんの投稿

日本三大桜をご紹介しましたが、いかがでしたか?どの桜も樹齢1000年以上と気が遠くなるような長い時代を生き続けています。現地に赴いてその生命の息吹、力強さ、逞しさを目の前で感じてみてください。

関連記事

特集

関連キーワード