ひとり旅でも楽しめる！夏の『釧路湿原』おすすめハイキングコース＆釧路グルメ

釧路と言えばやっぱり釧路湿原が有名です。釧路湿原の景色をさまざまな角度から見ることのできる展望台が多く設置されていて、車であれば展望台巡りもいいですね。でもせっかくですから釧路湿原にあるハイキングコースを歩いてみるのがおすすめです。

また、カヌーも人気のアクティビティの一つです。川の流れに身を任せ、風を感じながら自然を満喫することができます。機会があればチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

日本とは思えない雄大な自然を擁する『釧路湿原国立公園』は、日本国内で最初にラムサール条約に登録された湿地です。東京都より広い面積を誇り、塘路湖、シラルトロ湖、達古武湖の3つの湖があります。

多種多様な動植物たちが主役の湿地をそっと覗いてみましょう。今までに見たことのない、手つかずの素晴らしい自然に出会えるでしょう。

これから紹介する2つのハイキングコースは1～2時間程度で歩ける整備されたコースなので、普段運動をしない人にもおすすめです。またアクセスも便利で、公共交通機関のみでハイキングコースの拠点まで行くことができます。スニーカーと帽子、虫よけスプレーを準備していざ出発しましょう！

釧路駅からもたんちょう釧路空港からもバスで行くことのできる「釧路市湿原展望台」を拠点にグルッと一周ハイキングをしてみませんか？釧路市湿原展望台の展望室からは湿原をゆっくりと見ることのできるスペースがあります。湿原の成り立ちに関するビデオを見ることができたり、寛げるカフェも設置されています。

静かな木道を歩きながら耳を澄ませていると鳥の鳴き声が聞こえてきます。また、運が良ければ途中の道からタヌキなどの野生動物が姿を現すかもしれません。

コースの途中には釧路湿原のどこまでも広がる絶景を見渡すことのできる「サテライト展望台」もあります。まるでアフリカのサバンナのような大いなる自然の迫力を堪能してくださいね！

「温根内ビジターセンター」を拠点にハイキングができます。一周約1時間ほどで周ることができます。物足りないと感じる人は釧路市湿原展望台まで行ける道もあるので、ぜひチャレンジして見てくださいね。

釧路湿原で唯一湿原内を歩ける木道です。湿原の中を歩くのはとても不思議な気持ちです。時々姿を見せる野生動物やひっそりと咲いた花を見ながら、静かに大自然の懐におじゃましてみましょう。ひとりきりになると、まるで地球の上に自分だけが立っているよう。どこまでも広がる湿原の景色に感動するでしょう。

アカゲラやタンチョウなどの多くの野鳥を見ることもできます。

気持ちよく自然の中を歩いた後は、お腹が空きますよね？釧路は、海鮮はもちろんのこと、「炉端焼き」や「ザンギ」など釧路独自に発展したグルメも多い場所です。さあしっかり予習して、食べ忘れるものがないようにしましょう！

魚介の炉端焼きを始めたのが釧路と言われているために、今でも多くのお店があります。網を通して焼きあがった海鮮の旨味をたっぷりと味わうことができます。

店員さんが焼いてくれるお店もありますが、自分のペースと好みで焼くのも楽しいですよ。

王道ですが、北海道に来たらやっぱり海鮮を食べておきたいところです。「釧路和商市場」で勝手丼を作ってみませんか？その名の通り、あなたが勝手に食べたい海鮮を酢飯の上に載せて作るどんぶりです。

店員さんにいろいろ聞きながら、最高の海鮮丼を作りましょう！元気すぎる店員さんに負けて、高いものを選びすぎないようにだけは注意です！

サクサクに挙げられたから揚げに、甘辛い絶品タレを付けて食べる「ザンギ」はお酒のお供にも最適です！

居酒屋にひとりで入るのはちょっと勇気がいるというあなたは「鳥善」でザンギのお持ち帰りをしてみてはいかがでしょうか。ホテルの部屋でビールとザンギを楽しむのも乙ですね。

旭川ラーメンほどの知名度はありませんが、釧路ラーメンもぜひご堪能あれ。あっさりとした醤油ベースのスープに細麺を合わせた素朴な味は、昔どこかで食べたような懐かしさを感じられます。

あっさりしているのでお酒と釧路グルメをしこたま楽しんだ後も、ちゅるりと食べられてしまいます。釧路駅からも近い「河むら」で締めのラーメンといきましょうか。

いかがでしたでしょうか？今年の夏は、まるで異世界に来たような釧路の自然に包まれてみませんか？ハイキングで体を動かした後は、おいしい釧路グルメに舌鼓をする。なんだか素敵な旅になりそうな予感がします！