フォトジェニックな京都・大正ロマンの世界に浸る！女子旅に☆夢二カフェ『五龍閣』

清水寺のふもとにある『五龍閣』は、大正ロマンの趣きがある洋館です。建築家は、“京都大学時計台”などの設計でも知られている武田五一。洋館でありながらも、周囲の風景に溶け込む和洋折衷の外観が特徴です。

店内には大正時代の家具・アンティークのステンドグラスなど、和と洋が入り乱れる大正ロマンの世界。足を踏み入れた途端、観光地の喧騒から離れ、大正時代へタイムスリップしたような気持ちになれます。国の登録有形文化財に指定されているのにも関わらず、気軽に入店できるのが魅力です。

大正ロマンを代表する詩画人、竹久夢二。多数の美人画を残しており、それらの作品は「夢二式美人」として知られています。五龍閣店主の祖父と親交があったことから、竹久夢二作品が店内に展示されています。ギャラリースペースでは頻繁に展示会も行われており、無料で観覧することができます。

カフェのメニュー表は竹久夢二の作品で彩られており、画集感覚でうっとりした気持ちで眺めてしまいます。店内ではさまざまな夢二グッズが販売されており、メニュー表も購入することができるんですよ。夢二ファンなら絶対に訪れたいカフェですよね！

メニューには、隣接している「おかべ家豆腐製造所」の自家製豆腐・豆乳が使用されています。東山エリアは豆腐料理も有名ですから、五龍閣で食べる京豆腐の味は格別。懐石料理店で食べるよりもずっとリーズナブルな価格で注文できるので、ぜひ新鮮な京豆腐を食べてみてくださいね。

ランチメニューでは、京都のブランド野菜“京野菜”で彩られたカレー、ハンバーグ、パスタなどが提供されています。季節ごとの旬の野菜を使っているから、風味が抜群に良いんです！ランチセットには、自家製の「とうふサラダ」が付いているので、京豆腐を手軽に味わうことができます。

おかべ家豆腐製造所のおぼろ豆腐に、黒蜜や抹茶のソースをかけて食べるデザートが人気です。見た目はただの豆腐ですが、ソースをかけるとスイーツに早変わり！

甘いソースとアッサリとした豆腐のコンビネーションが抜群に良いんです。お豆腐だから普通のスイーツよりもヘルシーなのも◎。

京都の味が詰め込まれた「豆乳プリンパフェ」もおすすめ。自家製豆乳で作られたプリン・ドーナツのほか、抹茶アイス・白玉・ゆばサブレなどに黒蜜をかけてペロリ。ヘルシーで甘ったるくないから、パクパクと食べられちゃいます！

ドリンクメニューの中でも特に人気なのが、ラテアートが美しい「ルシアンコーヒー」です。見た目だけでなく、ミルクたっぷりのふわふわの泡とチョコソースの絡み合いが絶妙に美味しい！ルシアンコーヒーと一緒に、優雅なひと時を楽しみたいですね

夢二カフェ『五龍閣』についてご紹介しました。重要な文化財に、気軽に訪れることができるなんてとても有難いことですよね。写真撮影も自由なので、インスタグラムなどのSNSや写真撮影が趣味の人にとっても存分に楽しめるお店です。大正ロマンの世界に浸り、のんびりと過ごすのも趣きがあります。人通りの多い五条坂の裏路地にあたるロケーションというのも注目したいポイント！清水寺エリアに行くなら、足を少し伸ばして訪れて欲しいカフェです。