2017年07月20日

本当に美味しい「くずきり」を求めて。東京にある名店8選

本当に美味しい「くずきり」を求めて。東京にある名店8選

つるんとしたのど越しと透き通るような見た目が涼やかで、まさに夏の“涼”を呼ぶ「くずきり」。くず粉を使用して作られた麺状の食べ物を、黒蜜につけていただく、日本の伝統的な甘味です。お箸でいただくので、どこか風情があって、日本の夏を感じさせてくれる粋な美味しさがあります。それぞれの店ならではの味を守っている、東京都内にある美味しいと評判のくずきりの名店をご紹介します。

素材で勝負!見た目も涼し気なくずきり!

「廚菓子くろぎ」料理 1243207 葛切り

出典:うどんが主食さんの投稿

夏に冷たくて甘いものを食べたいと思ったら、かき氷やアイスクリームが人気。海外発のかき氷も人気を集めていますが、日本には伝統的な和スイーツの大御所「くずきり」があります!透き通ったくずきりを、黒蜜をつけて「ツルツルッ」と食べる幸せ♪素材の良さが活きるシンプルな甘味が、しばしの間、夏の暑さを忘れさせてくれます。東京都内にあるこだわりのくずきりの名店をご紹介します。

【錦糸町】北斎茶房

かき氷が人気の和カフェ「北斎茶房」は、くずきりの美味しさも知る人ぞ知るかなりのレベル。甘味処のメニューが豊富で、非日常的な癒しの空間で、まったりできるステキな和カフェです。

「北斎茶房」料理 1242964

出典:わたかつさんの投稿

吉野葛100%を使った「最高級本葛きり」。お箸で掴んですばやく口の中に入れないと、ちぎれてしまうのは、葛100%使用の証拠。オーダーを受けてから作るため、できるまで30分くらいかかりますが、30分待つ価値がある美味しさです!

「北斎茶房」内観 1242988 モダンな和カフェ2

出典:えこだねこさんの投稿

店内は広々とした木造作りの日本家屋のようで、モダンな内装。カウンター、テーブル、奥には座敷もあります。カウンター横には店頭で購入できる和菓子も販売されています。

「北斎茶房」外観 1242990 昭和の商店をリノベーションした温かな佇まい。

出典:おりひめせぶんさんの投稿

昭和の商店をリノベーションした懐かしく温かな佇まい。入口はガラガラッと横に開ける、木の引き戸タイプです。錦糸町駅から徒歩7~8分。

北斎茶房の詳細情報

5000

北斎茶房

錦糸町、菊川 / 甘味処、かき氷、釜飯

住所
東京都墨田区亀沢4-8-5
営業時間
[月]  11:00 - 18:00(L.O. 17:30) [火]  定休日 [水]  11:00 - 18:00(L.O. 17:30) [木]  11:00 - 18:00(L.O. 17:30) [金]  11:00 - 18:00(L.O. 17:30) [土]  11:00 - 18:00(L.O. 17:30) [日]  11:00 - 18:00(L.O. 17:30)
定休日
火曜日
平均予算
  • ¥1,000~¥1,999
  • ¥1,000~¥1,999

【表参道】茶洒 金田中

日本三大料亭の一つと言われる超有名店「金田中」の和カフェ。「茶洒 金田中」は、“茶を洒脱に愉しむ”という想いから名付けられました。玉露や雁ヶ音の旨みを楽しみ、素朴な和菓子を味わいます。懐かしさを感じる味は、素材へのこだわりから生まれます。

「茶洒 金田中」料理 1242995

出典:LEさんの投稿

最高級の吉野葛を使った「葛切り」。氷水に浮かべ、黒蜜を添えて出されます。くずきりは程よい分量で口当たりが良くなめらか。黒蜜は濁りのない柔らかな甘さで、質の高さが分かります。

「茶洒 金田中」内観 1243009 店内☆

出典:てるてる!(^^)!さんの投稿

全面にお庭が眺められるテーブル席があり、その上段にカウンター席、奥にテーブル席があります。天井が高く、店内は明るく解放感が溢れています!

「茶洒 金田中」外観 1243011

出典:しょこらびさんの投稿

表参道駅A1出口を上がり、ハナエ・モリビルの路地に建つオーク表参道ビルの2F。ビルの中とは思えないくらい、和モダンな空間が迎えてくれます。

茶洒 金田中の詳細情報

茶洒 金田中

表参道、明治神宮前、外苑前 / カフェ、日本料理、甘味処

住所
東京都港区北青山3-6-1 オーク表参道 2F
営業時間
[月]  11:30 - 22:00 [火]  11:30 - 22:00 [水]  11:30 - 22:00 [木]  11:30 - 22:00 [金]  11:30 - 22:00 [土]  11:30 - 22:00 [日]  11:30 - 22:00 ■ 定休日 不定休(オーク表参道ビルに準ずる)
平均予算
  • ¥2,000~¥2,999
  • ¥6,000~¥7,999

【本郷】廚菓子くろぎ

東京大学の本郷キャンパス内にある「廚菓子(くりやかし)くろぎ」。本家くろぎの料理屋の和菓子を追求し、人気のある猿田彦珈琲とコラボした、コーヒーに合う和菓子を提供しています。予約が取れない料理屋くろぎの味を手軽に楽しめる甘味処。来店するのは、学外のお客さんがほとんどだそうですよ。

「廚菓子くろぎ」料理 1243031

出典:maomi.Sさんの投稿

日本を代表する吉野葛を100%使用して作られた「葛きり」。3つの仕切りがある箱に、くずきり、きなこ、黒蜜が入っています。

「廚菓子くろぎ」料理 1243033 葛切り

出典:ryuanderiさんの投稿

吉野産の葛を使った涼感を漂わせるくずきりは、出来たての状態!じっくりと味わいたくなる美味しさです。

「廚菓子くろぎ」料理 1243035 黄な粉と黒蜜をたっぷりと付けて

出典:ryuanderiさんの投稿

くずきりをまず黒蜜に浸し、きなこをまぶしていただきます。セットのコーヒーと一緒にいただくと、絶妙な美味しさ!

「廚菓子くろぎ」内観 1243049 テラス席

出典:KEN21さんの投稿

夏は蝉の鳴き声を聴くきながら、心地良い風に吹かれ、贅沢なひとときを過ごせるオープンスペース。

「廚菓子くろぎ」外観 1243066 特徴的な外観ね~

出典:美肌ちゃんさんの投稿

特徴的な外観の店舗は著名な建築家、隈研吾氏が設計しました。土日は混雑しているので、平日に出かけるのがオススメ!

廚菓子くろぎ

閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。

【六本木】虎屋菓寮 東京ミッドタウン店

京都発祥の虎屋は室町時代創業で、歴史のある和菓子の老舗。「虎屋菓寮」ではくずきりや羊羹など、虎屋ならではの季節の生菓子が味わえます。身体にやさしく、心を豊かにする和菓子を、老舗のおもてなしで堪能してみてください。

「虎屋菓寮 東京ミッドタウン店」料理 1243074

出典:aqua.22さんの投稿

吉野葛100%を使用し、富士山の天然水を使った「葛切」。葛の風味と弾力を活かし、噛みごたえ、のど越しが違います。和三盆の糖蜜でいただきますが、最初は蜜無しでくずきりの風味をしっかり味わってみてください。

「虎屋菓寮 東京ミッドタウン店」内観 1243086  BLACK & WHITE

出典:マダム・チェチーリアさんの投稿

白と黒で統一された店内はシックで静かな雰囲気。接客も老舗の心地良いおもてなしです。

「虎屋菓寮 東京ミッドタウン店」内観 1243095 ミニ・ギャラリー

出典:マダム・チェチーリアさんの投稿

喫茶コーナーの隣にあるギャラリー仕立てのショップ。シンプル・モダンな器や和小物、虎屋のトート・バッグなど常時、購入できます。不定期で企画イベントの開催もあり。

「虎屋菓寮 東京ミッドタウン店」外観 1243107 カフェのエントランス

出典:マダム・チェチーリアさんの投稿

外苑東通り沿いにある東京ミッドタウン ガレリア地下1Fにある虎屋菓寮。店頭販売している虎屋の大きなのれんが目印。虎屋菓寮はその隣にあります。

虎屋菓寮 東京ミッドタウン店の詳細情報

虎屋菓寮 東京ミッドタウン店

六本木、乃木坂、六本木一丁目 / 甘味処、和菓子、かき氷

住所
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア B1F
営業時間
[月]  11:00 - 21:00(L.O. 20:30) [火]  11:00 - 21:00(L.O. 20:30) [水]  11:00 - 21:00(L.O. 20:30) [木]  11:00 - 21:00(L.O. 20:30) [金]  11:00 - 21:00(L.O. 20:30) [土]  11:00 - 21:00(L.O. 20:30) [日]  11:00 - 21:00(L.O. 20:30) ■ 定休日 元日
平均予算
  • ¥1,000~¥1,999
  • ¥1,000~¥1,999

【浅草】梅園 浅草本店

安政元年(1854年)浅草寺の梅園院に茶屋を開いたのが「梅園」の始まりです。元祖あわぜんざいが人気となり、それ以来、東京名物として160年以上伝統の味を守っています。もちろん、伝統的な夏の甘味くずきりも!

「梅園 浅草本店」料理 1243110 2014/06 くずきり

出典:gahohさんの投稿

冷たく冷やしたくずきりを、ほど良い黒蜜の甘さでいただきます。浅草らしい、昔ながらの葛きりの味わいを感じられます。

「梅園 浅草本店」内観 1243111

出典:若2さんの投稿

店内に入り食券を買って注文します。昭和のままのような懐かしい雰囲気。

「梅園 浅草本店」外観 1243114 仲見世通り沿い

出典:犀の角さんの投稿

雷門から浅草寺に通じる仲見世通りから、一本入った通りに本店があります。店頭で購入できるテイクアウトの和菓子も種類が豊富。

梅園 浅草本店の詳細情報

梅園 浅草本店

浅草(東武・都営・メトロ)、浅草(つくばEXP)、田原町 / 甘味処、カフェ、和菓子

住所
東京都台東区浅草1-31-12
営業時間
[月]  10:00 - 17:00(L.O. 16:30) [火]  10:00 - 17:00(L.O. 16:30) [水]  10:00 - 17:00(L.O. 16:30) [木]  10:00 - 17:00(L.O. 16:30) [金]  10:00 - 17:00(L.O. 16:30) [土]  10:00 - 18:00(L.O. 17:30) [日]  10:00 - 18:00(L.O. 17:30) [祝日]  10:00 - 18:00(L.O. 17:30) ■ 定休日 月2回水曜日不定休(※詳細は公式HPご確認ください)
平均予算
  • ~¥999
  • ~¥999

【都立大学】ちもと

かき氷が人気の和菓子店「ちもと」。お店がある地名にちなんで名付けられた“八雲もち”も有名です。定番の和菓子もいろいろと揃っています。

「ちもと」料理 1243144

出典:bbemuさんの投稿

さっぱりいただける、くずきりも夏の甘味として人気。柔らかくてもちっとしたくずきりは、のど越しの食感と上品な黒蜜の甘味がマッチしてとっても美味!一度、食べると病みつきになります。

「ちもと」内観 1243147

出典:sunglassさんの投稿

和モダンな感じの店内。石とガラスのショーケースなど、内装にセンスの良さが光ります。

「ちもと」外観 1243148 老舗然とした外観

出典:hymurockさんの投稿

都立大学駅から歩いて5分ほど。かき氷のシーズンには行列ができることが多いです。夕方以降だと待たずに入れますが、かき氷は終了していることもあるようです。

ちもとの詳細情報

5000

ちもと

都立大学 / 和菓子、甘味処、かき氷

住所
東京都目黒区八雲1-4-6
営業時間
[月]  10:00 - 16:00 [火]  10:00 - 16:00 [水]  定休日 [木]  定休日 [金]  10:00 - 16:00 [土]  10:00 - 16:00 [日]  10:00 - 16:00 ■ 営業時間 状況により変更有り ■ 定休日 毎週水、木曜日 ※都合により変更になることもございます。
定休日
水曜日、木曜日
平均予算
  • ~¥999
  • ¥1,000~¥1,999

【水天宮前】初音

天保8年(1837年)創業の老舗甘味処「初音」。店名の由来はm初代が歌舞伎の義経千本桜に登場する“初音の鼓”にちなんだとか。昔ながらの手づくり感、敷居の高さを感じさせない老舗の味が、男女ともに人気です。

「初音」料理 1243151 20150824  筑前くずきり  1100円

出典:ゆっきょしさんの投稿

「筑前くずきり」
一般的なくずきりのなめらかさより、コシを感じる食感が楽しめます。

「初音」料理 1243154 20150824 筑前くずきり やや細く透明感低く硬めの食感!

出典:ゆっきょしさんの投稿

九州で食べられているローカルなくずきりは、しこしことした歯ごたえと、のど越しを楽しめます。

「初音」内観 1243164 1階:40席

出典:あかやぎさんの投稿

昭和の香りが漂う店内。女性客だけでなく、男性の一人客も目立ちます。女将によれば、お客の好みを聞いているうちに、どんどんメニューが増えていったとか。鉄瓶で沸かしたお湯でお茶を淹れてくれます。

「初音」外観 1243166 店舗外観

出典:或 真宗さんの投稿

人形町通りの大通りに面した店舗。

初音の詳細情報

5000

初音

水天宮前、人形町、浜町 / 甘味処、カフェ、和菓子

住所
東京都中央区日本橋人形町1-15-6 五番街ビル 1F
営業時間
[月]  11:30 - 17:30 [火]  定休日 [水]  11:30 - 17:30 [木]  11:30 - 17:30 [金]  11:30 - 17:30 [土]  11:30 - 17:30 [日]  11:30 - 17:30 ■ 定休日 2024.1.16〜
定休日
火曜日
平均予算
  • ¥1,000~¥1,999
  • ¥1,000~¥1,999

【日向和田】紅梅苑

梅の名所として知られる青梅にある菓子処「紅梅苑」。梅菓子処として有名で、梅の風味を活かしたいろいろな和菓子や冷菓が楽しめます。青梅散策のひととき、ゆっくりお休みできる甘味処です。

「紅梅苑」料理 1243122 2014年3月17日訪問 紅梅花

出典:urara_kaさんの投稿

「青梅葛きり」
最良の本葛を使ったくずきりを、梅の甘露煮に浸していただきます。自然の風味を活かした、素材の持ち味が自慢の一品。

「紅梅苑」料理 1243117 青梅葛切り 925円

出典:y.allenさんの投稿

平べったいくずきりは、なめらか、つるんとしたのど越し。スルッと胃に収まります。

「紅梅苑」料理 1243121 青梅シロップで食べます

出典:y.allenさんの投稿

梅の甘露煮は梅酒に漬けた梅の味に似ています。くずきりを梅シロップに浸していただくと、さっぱりとした美味しさ!黒蜜よりもすっきりしていて、夏のデザートにぴったりです。

「紅梅苑」内観 1243130 大きな鉄瓶がかかった囲炉裏席

出典:y.allenさんの投稿

店内には囲炉裏席があり、真ん中に大きな鉄瓶がかかっています。店舗の入り口にはお土産コーナーもあり、種類も豊富です。

「紅梅苑」外観 1243138

出典:左馬助さんの投稿

梅見シーズンには吉野梅郷の最寄り駅、日向和田駅に多くの観光客が降り立ちます。駅から歩くと、あちこちに梅の木が見え、多摩川に架かる神代橋を渡ると、すぐ左手に見えます。

紅梅苑の詳細情報

紅梅苑

日向和田、石神前 / 甘味処、和菓子

住所
東京都青梅市梅郷3-905-1
営業時間
【営業時間】 [火~日] 9:30~17:00 ※甘味処 [火~金] 9:30~16:30 [土・日・祝日] 9:30~17:00 【定休日】 月曜日(祝日の場合は営業、翌日休み)、他不定休あり
平均予算
  • ~¥999

シンプルなだけに奥深い和スイーツ

和菓子の名店で昔から大事に作られてきた「くずきり」。本葛と水だけで作られるシンプルな冷菓だけに、奥深さも感じます。暑さに弱った身体にやさしい夏の味覚でもあります。奥深い和スイーツ、くずきりの味を見直してみませんか?

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