2020年02月12日
【2020年】初めてでも安心♪軽井沢観光のポイントと王道観光スポットをご紹介!
夏の避暑地として人気観光地と言えば長野県の軽井沢ですよね。でも、初めて行くとなると、いったいどんな観光名所があるの?アクセス方法は?など、色々と分からないことも多いと思います。今回はそんな軽井沢観光を楽しむためのポイントと、軽井沢と言えばココ!という王道の観光スポットをご紹介します♪
目次
長野県にある軽井沢は、標高900~1000mの場所にある日本を代表する高原リゾートです。都心からのアクセスが良く、買い物から自然散策まで色々な楽しみ方ができるスポットとして、一年中人気があります。江戸時代は宿場町、明治時代には外国人向けの避暑地となった歴史があり、その面影を残したスポットが随所に点在しています。宣教師が開いた協会や、政財界や文化人に愛されたホテルなど、今なお愛されている建物も多く、フォトジェニックなので写真や写生に訪れる人も多いんですよ。自然豊かな軽井沢だからこそ食べられる新鮮な食材も豊富で、観光だけでなくグルメも楽しむことができます♪
軽井沢は大きく分けて旧軽井沢エリア、新軽井沢エリア、南軽井沢エリア、中軽井沢エリア、北軽井沢エリアに分かれており、それぞれに人気観光名所があります。その為、買い物や自然散策、美術館巡りなど、どこのエリアを重点的に見たいのか決めてから行くのが効率的でおすすめです。旅行に行く時期や曜日によって混雑具合が変わるので、公共交通機関で行ったりレンタサイクルを利用しながら、混雑を避けて巡ると良いですよ。
東京から軽井沢までは約1時間で到着することができるので日帰りで行くことも可能です。ただ、主要な観光名所を抑えたいのであれば、一泊二日で楽しむのが最もおすすめ!観光名所も回りたいけれど、自然の中や美術館など、時間をかけてゆっくりと過ごしたい!という場合は、もう1日プラスするだけで、より軽井沢の時間を満喫できますよ。
軽井沢のベストシーズンは新緑が美しい5~7月と、残暑を涼しく過ごしながら紅葉を楽しめる9~10月頃です。夏休みの時期も涼しくて良いのですが、多くの観光客が集まるので、ゆっくりと軽井沢を観光したいのであれば少し時期をずらすのがおすすめです。この時期の朝晩は高原らしく気温が低くなりますので、長袖を1枚持って行った方が良いですよ。
軽井沢は自然が多い観光地なので、アウトレットや教会、美術館など、様々な場所に休憩スペースや遊べるエリアがあり、小さな子供やペットを連れての旅行でも安心してゆっくりと見ることができます。赤ちゃんやペット歓迎のホテルや飲食店も多く、設備も充実しているので快適に過ごすことができますよ。
軽井沢駅の駅前にはレンタサイクルのお店がいくつかあり、混雑しがちなシーズンでも裏道をスイスイ走って快適に観光地巡りができます。電車で来た人はもちろん、車で来た観光客も近くの駐車場に停めて利用することができるのでおすすめですよ。早朝の霧がかかる森を走ったり、爽やかな高原の風を感じたりして、軽井沢の大自然を肌で感じることができるので、1つのアクティビティーとして楽しんじゃいましょう♪
レンタルサイクル » 観光施設検索結果一覧 | 軽井沢観光協会公式ホームページ(Karuizawa Official Travel Guide)
軽井沢のレンタサイクル情報はこちらからチェックしてください♪
軽井沢は、買い物&グルメ、歴史的な建物の見学、自然散策、美術館と幅広くあり、自然の中の観光地らしいゆっくりとした時の流れを感じながら過ごすことができます。まずは人気の旧軽井沢エリアから始まり、最後は大自然の迫力を体感できる北軽井沢エリアまで主要な観光スポットをご紹介します♪
“通り”の観光地の醍醐味!食べ歩きやお土産選びを楽しもう
軽井沢での観光&お買い物と言えば、真っ先に名前が挙がるのが「旧軽井沢銀座通り」です。旧軽ロータリーからつるや旅館までの道、約500mを中心に発展しているエリアで、メディアに紹介される人気店から老舗のお店まで数多く並んでいます。揚げ物やスイーツ店など、美味しい店が多いので食べ歩きを楽しみましょう!また、軽井沢に初めて来た人に是非チェックして欲しいのが、パン、ハムとソーセージ、ジャムのお店です。本物志向の軽井沢のお土産として喜ばれること間違いなし♪
旧軽井沢銀座の詳細情報
森の中の神秘的な教会で時を忘れてゆっくりしよう
旧軽井沢銀座商店街を抜けてすぐの場所にある「軽井沢ショー記念礼拝堂」。明治28年にカナダ人の宣教師であるA.C.ショー師によって軽井沢で最初に建てられた教会で、日中はずっと開かれています。緑の中に静かに佇ずむ教会。観光や買い物を楽しんだ後は、ここでひと休みするのがおすすめです。「み言葉の礼拝」という本格的な礼拝を無記名でも体験することもできるので、キリスト教に興味がある人は申し込んでみるのも良いですね。季節ごとに様々なイベントも行われているので、クリスマスの時期などに合わせていくとより楽しめますよ!
日本聖公会ショー記念礼拝堂の詳細情報
レトロだけど斬新!著名人が愛したホテルを外と中から見学しよう
明治39年に開業したこのホテルは、日本人が施工、建築した純西洋風のホテルで、国の重要文化財にも指定されています。「軽井沢の鹿鳴館」の異名を持ち、多くの著名人に愛されたホテルです。エレガントな西洋建築美と新緑や紅葉といった木々とのコントラストで、ホテル一体が優雅な雰囲気に包まれています。有料ですが中も見学することができるので、館内を見て回りましょう♪洗練されたインテリアは、今でも斬新さを感じられるので、レトロな雰囲気が好きな人にはおすすめのスポットです!
旧三笠ホテルの詳細情報
旧三笠ホテル
- 住所
- 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1339-342
- アクセス
- 1) 碓氷軽井沢ICから車で30分 2) JR北陸新幹線軽井沢駅からバスで10分⇒下車徒歩3分
- 営業時間
- 9:00〜17:00
- 料金
- 大人400円 高校生以下200円
※現在改修のため休館中。2024年中にリニューアルオープン予定。
“風立ちぬ”の舞台となったホテルでティータイムを楽しもう
軽井沢で最も歴史のあるホテル「万平ホテル」。今も営業しているので宿泊も可能ですが、宿泊客以外でも美しい外観を見るために多くの観光客が足を運びます。特に夜がおすすめで、森の中に浮かび上がる洋館は、昔にタイムスリップしたかのような幻想的な雰囲気を醸し出しています。1階にはカフェテラスがあり、ここでは寒い時期以外は大きな窓を開放しているので、外の風を感じながらティータイムを楽しみましょう♪かつてはジョンレノンも訪れたカフェなんですよ!
公式詳細情報
万平ホテル
長野県 / 佐久、軽井沢 / リゾートホテル
- 住所
- アクセス
- JR北陸新幹線軽井沢駅/関越自動車道練馬IC→藤岡JCT(上信越道)→碓氷軽井沢ICを降りて約15km
- 宿泊時間
- 15:00(IN)〜 11:00(OUT)など
軽井沢を代表する美しい景色を見ながら散策♪
軽井沢駅からすぐの「雲場池」は、別名“スワンレイク”と呼ばれる白鳥が訪れる湖です。風の少ない日には木々が水面に映り、四季折々の自然を感じることができます。天皇陛下も軽井沢に訪れた時には必ず訪れる風光明媚な場所なんですよ。池の周りには約1kmほどの遊歩道があり、20分ほどで1週することができるので、写真撮影や写生をしながらゆっくりと散策しましょう♪
雲場池の詳細情報
日本最大級のリゾート型アウトレットで、買い物やグルメに大満足!
「プリンスショッピングプラザ」は、軽井沢駅の南、26万㎡の広大な敷地に5つのショッピングモールが集まる大型アウトレットです。有名なファッションブランドから信州名物のおみやげまで幅広く揃えることができるので、軽井沢の買い物はここで楽しみましょう♪小さな子供連れやペットを連れてのお買い物にも便利で、芝生広場では走り回って遊ぶことができるようになっています。お買い物に疲れたら、この広場で寝そべって軽井沢の気持ち良い風を感じるのも良いですね!
軽井沢プリンスショッピングプラザの詳細情報
外国の湖畔のような世界が広がる癒しのエリア
南軽井沢にある塩沢湖を中心とした「軽井沢タリアセン」は、10万坪の広大な敷地に美術館やショップ、レストランなどが集まる総合リゾート施設です。湖畔の傍には旧朝吹邸を移築した洋館の「睡鳩荘」があり、ここが日本だということを忘れてしまうほどの美しさ!このエリアでは、様々な場所で体験イベントが行われており、自分だけのオリジナルアイテムを作ることもできますよ♪
軽井沢タリアセンの詳細情報
軽井沢タリアセン
- 住所
- 長野県北佐久郡軽井沢町長倉217
- アクセス
- 碓氷軽井沢ICから 10km 20分 しなの鉄道しなの鉄道線 中軽井沢駅下車 タクシー8分
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3つのミュージアムで趣向の違うメルヘンチックな作品を見学しよう
「ムーゼの森」は、「軽井沢絵本の森美術館」「ピクチャレスク ガーデン」「エルツおもちゃ博物館・軽井沢」の3つのミュージアム施設からなるエリアです。このエリアでは美しいもの、歴史を感じるものが多くあり、メルヘンチックで大人の知的好奇心を刺激してくれるアートスペースが充実しています。大人だけでなく子供も芸術と触れ合うことができるので、施設を見た後は記念に思い出に残るお土産を買うのも思い出に残りますよ♪
ムーゼの森の詳細情報
ムーゼの森
- 住所
- 長野県北佐久郡軽井沢町長倉182(塩沢・風越公園)
- アクセス
- JR東京駅から北陸新幹線で軽井沢駅まで約1時間、駅からタクシーで約10分
- 営業時間
- 9:30〜17:00(12月・1月は10:00〜16:00)
- 定休日
- 火曜、展示入替期間、冬季(1月中旬~2月末)※GW期間中および7月〜9月は無休。12月・1月の休館日は要問い合わせ
自然と共生した小さな街で、軽井沢らしいアイテムを購入しましょう♪
「ハルニレテラス」は、湯川沿いの森の中にある9棟の建物をデッキで繋いだショッピングとグルメが楽しめるスポットです。ここでしか手に入れられない1点ものの雑貨を取り扱うお店や、信州の食材だけを使用したこだわりの料理が味わえるお店など、軽井沢ならではの雰囲気を感じながら過ごせるスポットです。「軽井沢の日常」をテーマに、小さな街のようになっていることから、別荘族の人たちが多く集まる場所でもあり、ちょっとセレブな気分も味わえます♪
ハルニレテラスの詳細情報
この写真だけじゃ勿体ない!幻想的な教会を体験しよう
明治から大正時代にかけて宣教師としてこの地で活動していた内村鑑三が“無協会思想”を唱えて作った「石の教会」は、自然界にある石や光、木や緑などを使って造られたオーガニック建築の教会です。この教会ではキリスト教徒でなくても結婚式をすることができるので、カップルで訪れればロマンチックな雰囲気に気分も盛り上がりますよ!自然でできた建造物で、屋内にいながら外にいるかのような感覚になれるので、写真では伝わらない不思議な感覚を体験しに行ってください♪
石の教会内村鑑三記念堂の詳細情報
森の美術館で自然と調和した芸術作品を鑑賞
「セゾン美術館」は、“緑の中の美術館”をテーマに造られた美術館で、平屋造りの建物の中には戦後現代美術の絵画作品、庭園には彫刻作品をはじめとした美術品が展示されています。庭園に置かれている美術品は、近くを流れる川のせせらぎをBGMに鑑賞することができ、回遊式で巡ることができます。緑溢れる自然の中で芸術に触れましょう♪
セゾン現代美術館の詳細情報
森の中の可愛い教会で写真を撮ろう!
森の中に作られた木の温もり溢れるこの教会は、老若男女を問わず多くの人たちに愛されています。4月にはイースター、8月には教会の周りを沢山の光が包み込んで幻想的な雰囲気を作り出すキャンドルナイト、12月のクリスマスシーズンの時には大きなツリーが飾られて礼拝が行われたりと、教会らしいイベントが多く行われています。写真を沢山撮って外国の雰囲気を楽しみましょう♪森の中で行われる教会のイベントは、幻想的でロマンチックですよ!
軽井沢高原教会の詳細情報
軽井沢高原教会
- 住所
- 長野県北佐久郡軽井沢町長倉(星野)
- アクセス
- 1) 碓氷軽井沢ICから車で35分 2) しなの鉄道線中軽井沢駅からバスで4分 ⇒下車徒歩5分
- 営業時間
- 9:00〜18:00 (1〜2月は10:00〜18:00)
本当に白い糸に見える!軽井沢を代表する圧巻の滝でマイナスイオンを浴びよう
標高1200mの浅間山のふもとに広がる軽井沢の北エリアは、手つかずの自然が残る景勝地です。その中でも「白糸の滝」は、高さ3m、幅70mの苔がむした岩壁に、その名前の通り白い糸が流れ落ちているような景観を眺めることができます。毎年夏になると「軽井沢・白糸の滝イリュージョン」というプロジェクションマッピングが行われ、大自然の滝と最先端の映像技術のコラボレーションを見ることができます!
白糸の滝の詳細情報
「千ヶ滝せせらぎの道」でハイキングやトレッキングをしながら滝を目指そう
軽井沢一の落差20mを誇るのが「千ヶ滝」です。湯川の支流千ヶ滝沢にかかる滝で、岩肌を沿って流れる様子は圧巻。駐車場から滝つぼまでは2.5kmと少し距離がありますが、整備されている「千ヶ滝せせらぎの道」を使って進めるので、体力がない人でも到着することができますよ!バードウォッチングや草花が好きな人には高原らしい珍しいものが見られるので、時間をかけてゆっくり向かいましょう♪
千ヶ滝ハイキングコースの詳細情報
軽井沢では季節ごとに様々なイベントが行われています。特に自然と調和した景観を見られるものや、教会が多い地域だからこその異国情緒溢れるイベントまで、どの季節にいっても楽しむことができますよ。
軽井沢星野エリアにある「ハルニレテラス」では、毎年梅雨のシーズンになるとアーケードに傘を飾って楽しむ「アンブレラスカイ」というイベントが行われています。折角の旅行で雨が降ってしまっても、ここに来れば思わず笑顔になってしまうほど色とりどりで可愛らしい光景を見ることができますよ♪雨の日しか現れない「レイニーキャンバス」というデッキの模様や、相合傘で休憩できる「傘のパティオ」など、見どころが満載です。
中軽井沢で行われる「長倉納涼花火大会」は、例年7月中旬に行われます。平安時代の文献にも名前が載っている由緒正しき長倉神社周辺で行われ、夏の軽井沢の夜空を彩ります。軽井沢ではその他にも8月の中旬に「矢ヶ崎公園花火大会」、その翌週に「諏訪神社花火大会」へと続いていきます。真夏の夜でも爽やかな風が吹き抜ける軽井沢で、浴衣に着替えて見に行きましょう!
軽井沢の夜のイベントとして人気なのが、ウィンターシーズンのイルミネーションです。中軽井沢駅周辺や、星野エリア、プリンスショッピングセンターなど、各地で趣向を凝らしたイルミネーションを見ることができ、ロマンチックな雰囲気がカップルに人気です♡期間は早いところだと10月上旬~開催しています。空気が澄んでいる軽井沢だからこそ見られる、キラキラ煌めくイルミネーションを見に行ってみてはいかがでしょうか?
冬のデートに幻想的な世界へ。軽井沢イルミネーションガイド
サイト上の都合により閲覧できない記事です。
首都圏から軽井沢までのアクセス方法で一番楽で早いのが新幹線です。東京駅から軽井沢駅まで北陸新幹線の「あさま号」「はくたか号」で行くことができます。距離は約150キロで、1時間程度で到着します。一部の「はくたか号」は、軽井沢駅に停車しないので気をつけてください。
ファミリーやペット連れの場合は、車で行くのが便利です。 碓氷軽井沢ICまで約200kmほど、2時間前後で到着します。東名高速道路(東京~海老名JCT)→圏央道(海老名JCT~鶴ヶ島JCT)→関越自動車道(鶴ヶ島JCT~藤岡JCT)→上信越自動車道(藤岡JCT~碓氷軽井沢)で到着します。
安く行きたいのであれば高速バスがおすすめです。時間は3時間ほどかかりますが、東京駅鍛冶橋やバスタ新宿からから出発し、軽井沢駅まで2000円台から行くことができます。
いかがでしたでしょうか?軽井沢というと夏の避暑地というイメージがあるかもしれませんが、教会や西洋の建物も多いので冬のシーズンも幻想的で美しいライトアップが行われているのでおすすめです。四季折々の高原の自然を体験しながら、買い物やグルメを楽しめる魅力たっぷりの軽井沢!今回ご紹介したスポットを抑えれば、充分に楽しめるので、皆さんも是非参考に出かけてみてくださいね♪