【軽井沢周辺】シーズンオフなら一人でもお得！天然温泉もあり、の宿5選

大きなプロジェクトが一段落、繁忙期がやっと落ち着いた。そんな日々の忙しさを乗り切った自分を思いっきり癒してあげませんか？天然温泉でゆっくり寛いだり、自然を感じながら読書をしたり、澄んだ空をながめながらボーッとしたり。心とカラダの充電するのに軽井沢はぴったりの場所。関東からもさくっと行ける一人泊OKの宿をご紹介します。

軽井沢はゴールデンウイークから紅葉の季節まで混んでいるので、一人泊を受け付けてくれるところがなかなかありません。夏のハイシーズンには、東京都心！？と思うほど渋滞することもしばしば。混みすぎて逆に疲れた...なんてことも。

逆にすいてるシーズンは、冬の時期。1月からゴールデンウイーク前ぐらいまで、肌寒さの残る季節のほうが一人旅にはおすすめ。

スキー客でにぎわう軽井沢駅近くの大型ホテルは避け、バスやタクシーで少し移動するぐらいの距離にある小さな旅館がねらい目です。駅前の喧騒から逃れ、静かで落ち着いた雰囲気でのんびり過ごせますよ。

江戸時代初期に開業したという歴史のある老舗旅館。大正時代には芥川龍之介など多くの文豪が滞在してきた宿でもあります。家具や調度品もレトロで素敵。旧軽井沢銀座と高級別荘地に面した場所にあり、観光するのにも便利です。

クラシック音楽が流れ、レトロなソファや調度品が並ぶロビー。ここで本を読んだり、コーヒーを飲んだりしてまったり過ごすのもいいですね。

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本館と別館をつなぐ中庭は、堀辰雄の小説「美しい村」に登場する場所だそう。自分も物語の一部になったかのような気分になれそうです。

別館は和室の設えで冬の時期はこたつを完備。心とカラダを休ませるには、旅先であっても自宅にいるようにダラダラと過ごす時間があってもいいですよね。

ご飯が美味しいと評判で、夕食には信州の美味しいものを会席料理で。朝食は和食と洋食の両方が用意されているのも嬉しい。軽井沢の有名店のハムやソーセージがいただけるのも旅行気分に浸れていいですね。自家製のジャムがいい味を出していて、パンにぴったり。お腹も心もまんぷくに。

「小瀬温泉ホテル」は、軽井沢駅からバスで15分ほど。オフシーズンなら一人泊も受け付けています。天然かけ流しの温泉が自慢です。13時のアーリーチェックインだから、その分長く滞在できるのも嬉しい。空いてればいつでも入れる貸し切り露天風呂は、雪景色が見られて軽井沢の冬を満喫できます。軽井沢で2食付きで1万円台～で泊まれるのもコスパ◎。

半露天の貸し切り風呂に入れば、目のまえに雪景色が広がります。シンとする信州の寒さと熱すぎない湯加減は、いつまでもいたくなるほど気持ちいい。もちろん天然かけ流しです。

「お箸で食べる和フレンチ」をコンセプトとした夕食は、ワインにも日本酒にも合う美味しさ。特に前菜は、信州サーモンのマリネや長野産の食材を使った女性好みの味付けで美味。

朝食もシェフがバランスを考えて作ったメニューで、季節ごとに旬のものが入っています。昔懐かしい感じの朝食に、朝からほっこりとした気持ちになれます。

長野県小諸市にあり、軽井沢駅からしなの鉄道で25分ほど。小諸駅から徒歩10分ほどの「中棚荘」。“島崎藤村ゆかりの宿”の通り、小説家であり詩人の島崎藤村が滞在していた宿として有名です。島崎藤村を知らない人でも、レトロな雰囲気とりんご風呂にほっこり癒されることでしょう。

趣のある館内の廊下。島崎藤村も歩いて考え事をしていたりしたのでしょうか。

実際に藤村が滞在し執筆していた「大正館」の部屋。千曲川旅情の詩を執筆したといわれています。まるで、あぐらをかいて手に筆をとった藤村の姿が浮かび上がってくるよう。

10月から5月にかけて、島崎藤村の詩『初恋』にちなんだ「初恋りんご風呂」を楽しめます。温泉に入るとりんごの甘酸っぱい香りで、眺めているだけでも癒されます。自家源泉を持つかけ流しで、ツルツルになれると評判です。自分の初恋に思いを馳せて、甘酸っぱい気分に浸るのもいいかも♪

出典：ふぁいぶ。さんの投稿

湯上りには、フロント横の「藤村ライブラリー」でクールダウン。藤村島村の世界観にどっぷり浸ってみてはいかが？

客室とは違って、お食事処はテーブルといす席のモダンな趣。

ワインの生産地でもある長野県。中棚荘保有のブドウ畑で採れたブトウで作られたオリジナルワインをお土産にいかがですか。白は辛口でしっかりした酸味があり、赤はミディアムボディでまろやかな味わい。

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「布引温泉 こもろ」は、浅間山を一望できる絶景の宿。長野県小諸市にあり、軽井沢駅からしなの鉄道で25分ほど。小諸駅から車で7分ほどの場所にあります。

宿の魅力は、四季折々の自然の風景を見ながらの露天風呂。シンとする寒さを感じつつも開放的で気分も晴れ晴れ。源泉かけ流しの湯に浸かれば心まで洗われて日頃の疲れも吹き飛びます。

その日仕入れた地元産の食材を使った食事に満足度も◎。2食付きで1万円台～とコスパの良さも忘れちゃいけません。

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館内にはいたるところに生け花が飾られているから、目にも癒されます。窓から見えるのどかな風景に引き込まれますよ。

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夕食のお料理例。佐久鯉や山菜など、派手さはないけれど、地元の食材を使って丁寧に作られた料理がしみじみ美味しい。珍しい鯉がいただけるのも信州ならでは。

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その日によって色が違ってみえるという内湯。ほんのり茶褐色の源泉かけ流しで楽しめます。

出典：mayumi_さんの投稿

風情を感じる上品な宿。庭園もきちんとお手入れされており料亭のようなたたずまい。

出典：mayumi_さんの投稿

立派な庭園は心安らげる雰囲気。

出典：mayumi_さんの投稿

臭みが気になる鯉ですが、鯉料理発祥の地というだけあって臭みもクセなく食べやすいように料理されています。ぜひ600年前の人も好んで食べた歴史を感じる鯉料理を味わってみて。

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泉質はメタケイ酸が豊富な「にごり湯」で、濃厚さが評判。まるで絹のような湯ざわりでしっとりツルツルに期待できそうです。