山頂を目指さなくてもOK！新鮮な体験ができる！初心者にもおすすめの八ヶ岳の山小屋7選

出典：krfさんの投稿

八ヶ岳は、山梨県と長野県にまたがった連なる山脈で、夏沢峠を境に南八ヶ岳・北八ヶ岳とも呼ばれています。南八ヶ岳には最高峰の赤岳や硫黄岳などの荒々しい岩壁が特徴の山々が存在します。

出典：Jimny-Hikerさんの投稿

北八ヶ岳は比較的穏やかな峰を持ち、苔むす神秘的な森を擁しています。このような対照的な山容があることも魅力のひとつで、初心者にも上級者にも愛されています。運が良ければカモシカやオコジョなどに出会うことも。水が豊富なので、お風呂付の山小屋も多くあります。

出典：カバ吉さんの投稿

山小屋での宿泊を体験してみましょう。登山者向けの宿なので、夜の9時には消灯、朝5時に朝食のようなスケジュールが一般的です。生活リズムを整えるチャンスですね。また、お風呂があっても山の環境のために石鹸が使えない、歯ブラシなどのアメニティは自分で持参するなど、基本的なマナーも確認しておきましょう。一般的なホテルと比べると不便さはありますが、それでも何度も宿泊したくなる魅力あふれる山小屋。あなたもぜひ体験してみませんか？おすすめの山小屋を紹介します。

出典：

お風呂も個室もあり、夕飯の桜鍋も自慢の「オーレン小屋」。初めての山小屋泊でも快適に過ごせる場所です。タクシーやマイカーで桜平まで行くことができ、そこから90分ほど歩けば到着します。歩いた後に入る檜の展望風呂は格別。居心地の良い山小屋で、ゆっくりしましょう。

出典：hehoさんの投稿

次の日は山小屋の周りを散策してみるのも良いでしょう。高山植物との出会いに心躍ることでしょう。山に登らなくても宿泊だけ楽しむのも山小屋の過ごし方のひとつですよ。登山経験者の方は、硫黄岳や天狗岳に登るのがおすすめです。ぜひ、自身の登山経験に合わせた過ごし方を選択してみてくださいね。

出典：

コテージのようなおしゃれな外観の「唐沢鉱泉」。敷地から自然に沸いた鉱泉をお風呂に使用しています。疲労回復などに効果があるといわれ、登山で疲れた体を癒してくれます。大部屋もありますが、山小屋では珍しく全室個室で、ゆったりプライベートな時間を過ごせます。天狗岳に登る拠点としてもおすすめです。

出典：

夏なら登山口の本沢入口から2時間ほど歩くと到着する「湯元 本沢温泉」。登山客だけではなく、温泉ファンからも愛されている山小屋です。江戸時代に発見された歴史ある湯と、お釜で炊いたおいしいご飯が待っています。

出典：

内湯の他に野天風呂も有していますが、自然の中に囲いなく佇む野生的なスタイルです。女性には敷居が高いかもしれませんが、1度入るとその解放感が病みつきなるかも？

出典：遊さんの投稿

青い空と緑の高原の中にひときわ目を引く赤い三角の屋根。「麦草ヒュッテ」は麦草峠バス停からすぐの場所にあり、縞枯山や茶臼山への拠点としても利用されています。周辺に咲き誇る高山植物には、目を奪われることでしょう。

出典：写太郎さんの投稿

白駒池入り口バス停から徒歩5分の距離にある「白駒壮」。白駒池のほとりにひっそりと佇み、観光客も登山客も気軽に宿泊できる山小屋です。

出典：パピ夫さんの投稿

紅葉の時季になると、白駒池が赤く染まる姿を一目見ようと多くの人が訪れます。メディアでも取り上げられるほどの人気スポットです。登山客には、天狗岳やニュウへ目指す拠点としても利用されています。個室とお風呂もありますよ。

出典：いとやんさんの投稿

山小屋と言うより旅館に近い「山本小屋」。標高2000mの美ヶ原高原に建ち、ここを拠点として整備された道を歩く高原ハイキングが楽しめます。キツイ登りはないので、運動が苦手な人にもおすすめです。北アルプスや浅間山などの荘厳な絶景は、いつまでも見ていたくなります。冬にはスノーシュー講習に挑戦して、雪の上を歩くのも楽しいですよ。ぴょんぴょんと駆け回るホンドギツネに出会えることも。

出典：

美濃戸口の登山口から3時間30分ほど歩くと到着する「赤岳鉱泉」。赤岳・横岳・硫黄岳を縦走した後に宿泊する登山客も多いです。檜造りの浴槽と鉱泉を含むお湯で、長距離ハイクの疲れを癒せます。女性専用の更衣室と化粧室もあるのが嬉しいところ。大部屋でコソコソ着替えをしなくて済みます！

出典：ミツルさんの投稿