2017年08月24日

甘味処で特別なひとときを♡錦糸町「北斎茶房」は行列ができる人気店!

甘味処で特別なひとときを♡錦糸町「北斎茶房」は行列ができる人気店!

古民家カフェとしても人気の高い、錦糸町の甘味処「北斎茶房」。夏のかき氷でも行列のできる人気店ですが、あんみつやぜんざい、大福やどらやきなど、どれをとっても絶品の甘味や和菓子ばかりなんです。四季に合わせたメニューがあるので、1年中通いたくなってしまうお店!パスタや定食といったランチ、さらに夜は一品メニューやお酒も楽しめちゃうんですよ。そんな計り知れない北斎茶房をご紹介しちゃいます。

長屋で生み出される職人の味

長屋で生み出される職人の味1289095

出典:おりひめせぶんさんの投稿

北斎茶房は、リノベーションした長屋を利用した甘味処。職人が作る和スイーツや食事メニューは、丁寧に作られたことがわかるものばかり。落ち着いた和の空間でスイーツを食べていると、こんな場所が近所にもあったらいいなと思わせてくれるお店です。

長屋で生み出される職人の味1280894

出典:rikocoolさんの投稿

店を開くにあたり「素材にこだわり自家製で丁寧に」と、スタッフが京都の和菓子職人の元へ弟子入りし、技術を習得したといいます。公式サイトなどはなく、現在の評判は口コミの賜物とか。

錦糸町駅から歩いて、北斎通り沿い!

錦糸町駅から歩いて、北斎通り沿い!1280761

出典:

葛飾北斎の生誕の地がある北斎通り沿いにあるお店。錦糸町駅北口から両国方面に歩いて8分ほどかかります。近くにバス停もありますが、通り沿いにすみだ北斎美術館や北斎生誕の地の碑、相撲部屋などもあって、お腹を空かせながらプラプラ歩くのも楽しいものです。

ガラスの引き戸をカラカラと開けて店内へ

「北斎茶房」内観 1274435

出典:M★さんの投稿

元々は長屋の倉庫で、その後ギャラリーとして使われていたものを引き継いだといいます。ギャラリーの照明をそのまま使用したというライティングが、良い雰囲気。入って右にカウンター、左はテーブル席、正面奥に小上がり。店内は長屋らしく縦に長い造りで、天井が高いからか窮屈さは感じません。

ガラスの引き戸をカラカラと開けて店内へ1280961

出典:行列のできるさんの投稿

カウンターに置かれた茶釜から立つ湯気が、気分を和ませてくれます。

「北斎茶房」内観 1274430 カウンター席です。

出典:おりひめせぶんさんの投稿

全体的に、江戸の生活を体現したような、シンプルでいて木のぬくもりが感じられる佇まいが印象的。

定番から季節の味まで!迷うほどたくさん並ぶ和スイーツ

売り切れ御免!看板スイーツといえば

「北斎茶房」料理 1274569

出典:freepanda17さんの投稿

「とろりわらび餅」は弾力はあるものの、口の中でとろける滑らかな喉ごし。粗めのきな粉と黒蜜を合わせるとちょうど良い甘さです。時間と手間暇かけて煉り上げたわらび餅は、お土産にもできますが、量に限りがあるので売り切れることも多い人気商品です。

「北斎茶房」料理 1274616 きなこクレープ

出典:ろうふくさんさんの投稿

わらび餅にはこんな変化形も。きなこクレープは、生地にきなこが練りこまれたクレープの中に、バニラアイスとわらび餅が入っています。

和スイーツの真髄、小豆が美味しい!

小豆が美味しくなければ、せっかくの和菓子も台無しです。北斎茶房で使われる小豆は、すべて大粒の大納言。じっくりと炊かれた大納言はふっくら。スイーツ全体の完成度を高めています。

「北斎茶房」料理 1274541 素晴らしいあんこ 大納言最中

出典:藤猫さんの投稿

オーソドックスですが、小豆の味がダイレクトに感じられる最中。皮と粒あんが別添です。皮はパリッパリサックサク。ひんやりした粒あんと合わせると、いくらでも食べられそうです。

「北斎茶房」料理 1274583 2016.11
白玉大納言ぜんざい¥570

出典:サロンちゃんさんの投稿

温か冷か選べる白玉大納言ぜんさい。小豆のプチプチ感をほどよく残してふっくらと炊かれた小豆は、小豆本来の香りも感じられます。作りたての白玉は、期待通りのモチモチ感。ぜんざいが苦手という人にも、甘さ控えめのぜんざいは別物のようです。

「北斎茶房」料理 1274578

出典:*ココア好き*さんの投稿

冬季限定の宇治白玉ぜんざいは、濃厚な抹茶が、粒あんや白玉とのきれいなコントラストを生み出しています。冬季だけとは言わず、1年中食べていたいスイーツです。

「北斎茶房」料理 1274621 お汁粉

出典:micky_hiraharaさんの投稿

小豆を丁寧に炊いたお汁粉も上品な甘さ。丁寧に焼かれた餅が入った汁粉は、するするとお腹に収まります。グラッセしたような栗が2粒入った贅沢な栗汁粉もあります。

定番と季節の味、どちらがお好み?あんみつとパフェ

あんみつやパフェに添えられる黒蜜は徳之島産。精製せずに、煮詰めて作ります。作りたての白玉を提供するので、用意に少し時間がかかりますが、待った甲斐があったと思わせてくれる仕上がりです。安定した味の定番と、毎年味の変化が楽しめる季節の味、どちらを選びますか?

見た目もかわいいあんみつ

「北斎茶房」料理 1274464 茶房特製あんみつ<七福春日>

出典:kiri-rinさんの投稿

茶房特製あんみつの七福春日は、寒天、求肥、白玉、旬のフルーツ、京きなこ、アイスと最中の皮。そして、丹波大納言の中でも最高級と呼ばれる春日の粒あんを使っています。

「北斎茶房」料理 1274521 春あんみつ

出典:しゃぼんだまさんの投稿

春らしい色合いの春あんみつは、桜の葉に包まれた桜のアイス、白玉、あんこ、求肥と美しくカットされたフルーツ盛り合わせ。桜好きにはたまらない桜アイスが主役のひとつです。

「北斎茶房」料理 1274519

出典:shelahさんの投稿

季節の移ろいが感じられる秋限定のあんみつ秋宝月。アイスは栗が入った栗アイス、上層はフルーツと白玉、下層には求肥、粒あん、寒天がぎっしり!

しっかり味わえるパフェ

「北斎茶房」料理 1274551 白玉ぱふぇ

出典:はらぺこかおりさんの投稿

作りたての白玉を堪能できる白玉ぱふぇ。寒天、あんこ、最中の皮、白玉、アイス、フルーツが層になって詰まっています。白玉は、サプライズのようにあんこの下にも隠れています。これに、別添えの黒蜜ときな粉をかけて。サクサク感を失っていない最中の皮が、新鮮な食感です。

「北斎茶房」料理 1274524 春ぱふぇ(2017年春限定)

出典:manon46さんの投稿

春色の春ぱふぇ。こちらは桜アイスや抹茶アイス、求肥などの他、北斎茶房のパフェには欠かせない最中の皮や粒あん、寒天もしっかり入っています。

「北斎茶房」料理 1274438 月見パフェ

出典:shelahさんの投稿

秋の月見パフェは、寒天、求肥、粒あん、最中の皮などに加えて、秋らしく柿、栗、そして栗アイスが入っていたり。清涼感があるので重さは感じられず、後味すっきり。

夏の涼味!黒蜜やきな粉、フルーツフレーバーまでかき氷いろいろ!

かき氷は6月下旬から9月末まで。宇治金時からほうじ茶ミルク、黒蜜きなこ、そしてフレッシュフルーツを使った生熟かき氷まで、15種類ものかき氷がずらり!夏はこれを目当てに長い行列ができることもしばしば。ミルクや白玉、アイスクリームのトッピングはお好みで。

「北斎茶房」料理 1274603 きなこ

出典:たべえさんの投稿

きめ細かいきな粉がたっぷりかかったきな粉ミルク。絹のような滑らかな舌触りのきな粉は、すっと溶ける氷の邪魔をせず、優しいきな粉の後味を残してくれます。

「北斎茶房」料理 1274485

出典:焼肉姉妹さんの投稿

黒蜜きな粉は、上からきな粉をかけて食べますが、器の下にもきな粉が隠れています。シンプルですが、味わい深い黒蜜と優しい味のきな粉が堪能できる夏の味。

「北斎茶房」料理 1274537 生ゴールデンキウイ

出典:オリティさんの投稿

生熟かき氷は、生苺、生杏、生パイナップル、生ゴールデンキウイなど。それぞれ熟した生の果物をシロップにしています。こちらはキウイのツブツブ感も楽しい生ゴールデンキウイ。暑さに参っていても、これを食べたら元気をチャージ!

「北斎茶房」料理 1274477 生苺

出典:国家権力の犬さんの投稿

贅沢に苺が盛りだくさんに盛られた生苺は、ハッとするような美しさ。自然な酸味が爽やかなかき氷です。

甘味同様じっくり作られた食事メニュー

食事を楽しみに通う人も多い北斎茶房。オーナーが「甘味と同じくらいこだわりたい」と言うだけあって、丁寧に作られたことがわかる美味しさです。ランチは日替わりの和デリプレートやパスタ、釜揚げうどんなどを手軽に、夜にはお酒と共に惣菜や釜めしなどが食べられます。

セットがお得なランチメニュー

「北斎茶房」料理 1274609 ランチ

出典:藤猫さんの投稿

日替わりの和デリプレートは、4種類のお惣菜に玄米入りのご飯、具だくさんの味噌汁がセット。こちらの惣菜はタンドリーチキン、きんぴらごぼう、鮪の刺身とワカメ、おひたし。自然な美味しさが感じられる惣菜ばかり。玄米入りご飯は、玄米ご飯が苦手な人も美味しく食べられると好評です。

「北斎茶房」料理 1274619

出典:cy*さんの投稿

鶏肉とお野菜の釜揚げうどん。釜揚げだけあって、釜で出てきます。野菜と鶏肉のほんわりしたつけ汁で食べる柔らかいうどんは、ほっとする味。

夜はじっくり炊き込んだ釜飯で

「北斎茶房」料理 1274462 真鯛と自家製味噌の釜めし

出典:甘いもの好きさんの投稿

人気の釜飯は夕方から提供。調理に20~30分かかるので、1日が終わってゆっくり食べるための食事メニューです。鯛のだしが堪能できる真鯛と自家製味噌の釜飯は、香ばしい香りのおこげと真鯛、大豆が感じられる自家製味噌のハーモニーがたまりません。

「北斎茶房」料理 1274523 深川釜めし

出典:しゃぼんだまさんの投稿

深川釜飯。粒はしっかり歯ごたえあって、アサリのだしが全体に行き渡って優しくまとまっています。しゃっきりした漬物が、釜飯にぴったり。

完成度の高い一品料理

他の料理をつまみながら釜飯を待てば、30分もあっという間。無添加で優しいけれど、完成度の高い料理が揃っています。

「北斎茶房」料理 1274460 国産厳選豚の角煮 温泉玉子添え

出典:甘いもの好きさんの投稿

国産厳選豚の角煮、温泉玉子添え。トロトロのあんが優しくも味に深みを加えています。

「北斎茶房」料理 1274526

出典:bodystepさんの投稿

一見普通のふろふき大根。実は、薄ーく桂むきした大根を巻き直して炊いています。素朴なようでいて、手の凝った料理を提供してくれる北斎茶房ならではの一品。

「北斎茶房」料理 1274624 お雑煮(12月)

出典:micky_hiraharaさんの投稿

正月になると食べたくなる雑煮。当日に取るだしは、化学調味料は使わず、カツオと昆布が基本。具は餅の他に、かまぼこ、ほうれん草、しめじ。ほんわり優しい気持ちになれる雑煮です。

忘れちゃいけない食後のデザート

「北斎茶房」料理 1274574 大納言 アイス最中(抹茶)

出典:必殺いっぱちさんの投稿

食後のデザートも、ここでは忘れることはできません。ちょっとだけ食べたいなら、上品な甘さの大納言のアイス最中などが〆にぴったり!

支払い時に思わず手が伸びる和菓子の数々

さてお会計となった時に目に入るのが大福やどら焼きなど。コスパの良さに気を良くして、思わず土産用の和菓子も買い過ぎてしまいそうです。

「北斎茶房」料理 1274563 大福(左上:焼き大福、左下:大福、右上:杏大福、右下:苺大福)

出典:必殺いっぱちさんの投稿

大福、焼き大福、杏大福と苺大福。どれも粒あんですが、苺大福のあんは少し色が薄くてあっさりめ。その分苺の味が際立っています。

「北斎茶房」料理 1274595

出典:おぼうちゃまさんの投稿

胡麻大福や豆大福も忘れずに。キウイ大福などもあるので、選ぶ時はじっくりと。大福からちょっとあんこがはみ出しているのが、これまた食欲をそそります。

「北斎茶房」料理 1274611 豆大福(断面)

出典:チョッパオさんの投稿

中はぎっしりと上品な粒あんが詰まっています。上質な餅とあんこの組み合わせは、食事のすぐ後でも1個丸ごと食べてしまいたい美味しさです。

「北斎茶房」料理 1274615 栗どら焼き(断面)

出典:チョッパオさんの投稿

どら焼きも持ち帰りの人気商品。生地はふわふわしすぎず、粒あんとの相性ばっちり!栗どら焼きの栗も甘すぎず、ホクホク。水っぽさもなくて、栗だけでも美味しいスイーツとして味わえそうです。

おわりに

お店の雰囲気に加えて、職人技の甘味や食事、そしてコスパの良さもお店の人気に拍車をかけているようですね。近所にないのなら、遠くからはるばる行っても通いたくなる甘味処です。少しでも時間ができたら、江戸の良さを生かしたシンプルな店内で、ゆったりした時間を過ごしてください!

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