2017年08月25日
書道上達にご利益あり!?日本三大文殊にお参りしてみよう!
皆さんは「文殊菩薩」という仏様を知っていますか?文殊様は知恵を司る仏様と言われており、学業成就や書道上達などにご利益があるとされています。全国にはこの文殊様を祀っているお寺が数多くありますが、中でも特に有名な三か所の文殊様をここでは紹介します。それは「日本三大文殊」と言われ、三か所にお参りすると書道が上達すると伝えられているんですよ。気になる方は、ぜひ行ってみて下さい。
手紙や仕事の書類を書く時、「もう少しキレイな字で書ければ良いのになぁ」と思うことありませんか?キレイな字を書くためには、もちろん日々のトレーニングが必要不可欠です。しかしトレーニングにプラスして、仏様にお願いしてみるのはいかがでしょうか?
【奈良・安倍文殊院/文殊菩薩騎獅像(1203)】像高7mと日本最大で、右手に降魔の利剣を持ち左手に蓮華を持ち獅子に乗った渡海文殊像。胎内墨書銘と胎内から発見された造立願文により、建仁3年(1203)の快慶の作と判明している。 pic.twitter.com/YAu7HtN623
— 仏師・『快慶』の仏像 (@kaikei33) 2017年8月17日
全国各地に祀られている「文殊菩薩」。知恵を司る仏様で、学業成就や書道上達にご利益があると言われているんですよ。
文殊菩薩は、「三人寄れば文殊の知恵」のことわざもあるように知恵の仏様として有名。左手に剣、右手に経巻(経典を記した巻物)を持った姿が一般的なんです。
京都の仏像④ “文殊菩薩”
— 京大生の京都ぐるぐる巡りbot (@edelhauptstadt8) 2016年2月25日
正式名称は“文殊師利菩薩”。虚空蔵菩薩と違い、正しく見極める力を意味する「智慧」を司る。学業成就などのご利益がある。釈迦如来の左脇侍として三尊で並ぶことが多い。卯年の守り本尊。
代表寺院:金戒光明寺 pic.twitter.com/QmLltWP8At
古代インドで経典の記録などを行っていた、バラモン階級の人をモデルにしたと言われています。なので、現代では「学業成就」や「書道の上達」「物事を正しく見極め、判断できるようになる」などのご利益を求めて、篤く信仰されているんです。
また、卯年生まれの人の守護本尊でもあります。自分のご本尊様をお守りとして持っていると、開運アップに繋がるそうですよ。
全国各地に祀られている文殊様。特に有名な三か所は「日本三大文殊」と呼ばれ、いつも多くの参拝者で賑わっています。今回は、特に書道上達にご利益があるとされる「天橋立」・「大和桜井」・「会津高田」の三文殊をご紹介しましょう。
日本三大文殊菩薩の一
清竜寺文殊院の文殊菩薩は「筆の文殊」として信仰を集め、「紙の文殊」(天の橋立て)、「硯墨の文殊」(大和桜井)と並び日本三文殊に数えられています。いずれも書道上達の霊験があらたかで、この文殊堂の中には、4本の大筆が奉納されています。
天橋立、智恩寺の御朱印。御本尊は文殊菩薩。知恵の文殊として日本三大文殊の一つだそうです。境内にたくさんいる猫が印象的でした。 pic.twitter.com/bIbqNHZ3BB
— ゆめみるかえる (@yumemiru_kaeru) 2017年5月20日
京都府にある「智恩寺(ちおんじ)」は、「紙の文殊」として親しまれています。KTR天橋立駅から徒歩3分。その昔、この地で暴れていた悪龍を鎮めるために文殊菩薩を呼び、善龍に変えたと伝わっています。
「三人寄れば文殊の知恵」でおなじみ。天橋立よりほど近くにある智恩寺では知恵を授ける菩薩として、学業成就を願う人々が全国各地から参詣に訪れます。
— 「ええやん!京都」@京都やまちや (@eeyankyoto) 2017年1月11日
昨日1月10日には「文殊堂十日えびす」が。商売繁盛だけでなく、あらゆる祈願札が文殊堂を埋め尽くしました。#ええやん京都 #京都 #智恩寺 pic.twitter.com/8VdbRaOinb
毎年1月10日には「文殊堂十日えびす」という例祭が行われ、書道上達だけでなく、商売繁盛や学業成就などのご利益を求めて、多くの人で賑わいます。
文殊堂だけでなく、境内の入り口に構えられた山門も見事です。山門は三間三戸の二重門で、丹後地方最大のものとされています。
トップページ|九世戸縁起の発祥、日本三文殊(智恵の文殊堂)天橋立の智恩寺
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奈良県桜井市にある「安倍文殊院」。「安倍文殊院」は、「硯墨の文殊」といわれています。645年に創建された、日本最古に属する寺院です。桜井線「桜井駅」から徒歩20分、車で約5分です。
こちらの文殊菩薩は、獅子に乗る「渡海文殊」。その高さは7mと日本最大級。4人の脇侍を従えており、写真にうつるすべての像が国宝に指定されています。
こちらは、かの有名な陰陽師「安倍晴明」が生まれたお寺としても知られています。「金閣浮御堂」といい、安倍一族を祀っているんですよ。
【安倍文殊院】
— cotu-cotu(こつこつ) (@cotucotu1) 2017年5月4日
金閣浮御堂 なう
芸能発祥の地、土舞台のすぐ近くが安倍晴明が御出生された寺院、安倍文殊院です✨
賢くなりますように(◡‿◡ฺ✿) pic.twitter.com/0v8jUB5yHv
安倍文殊院
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会津美里町高田地区にある「清龍寺 文殊院」は、「筆の文殊」とされています。本堂内には大きな4本の筆が納められており、書道上達を願う人に篤く信仰されている文殊様です。
上野寛永寺とゆかりのある会津美里町の「清龍寺文殊院」根。去年の写真だけどこんなに綺麗な紅葉が見れるんだよ根!日本三大文殊の一つだから受験生はいいよ根ヾ(@゜▽゜@)ノ pic.twitter.com/3hpvVlkVJu
— おたねくん (@otanekun) 2016年10月21日
今日は会津美里町にある「筆の文殊」と云われ学問の神様「清龍寺文殊院」のお祭り。受験シーズンだからみんなお参りしてるね! pic.twitter.com/tHFXAJpcMr
— おたねくん (@otanekun) 2015年2月25日
毎年2月25日には例祭「文殊大祭」が行われて、会津地方の受験生が多く訪れることでも有名です。
合格祈祷米
— 栗城ドリームファーム@会津湯川村 (@kdreamfarm) 2016年1月11日
日本三大文殊菩薩、高田文殊堂でご祈祷を受けたお米が、道の駅あいづ湯川・会津坂下で販売中です(^-^)/ pic.twitter.com/7PoEn7Dyda
会津地方の産直所などでは、「清竜寺文殊院」の祈祷を受けたコシヒカリを「合格祈願米」として販売するところもあるんですよ。
日本三大文殊は「天橋立」「大和桜井」「会津高田」の三か所とする場合もあれば、「会津高田」ではなく山形県高畠町にある「亀岡文殊」とする場合もあります。
こちらは、戦国武将と縁のある場所。直江兼続が岩井信能や前田慶次といった武将たちを集め、ここを歌会を開いたんです。その時詠んだ和歌や漢詩が「直江兼続等詩歌百首帖」として、奉納されています。現物は見られませんが、写しは展示で見ることができます。
日本三文殊 大聖寺(亀岡文殊) — 山形県ホームページ
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ここの文殊さまは日本一!大きいしとても端正。入口に早速五芒星が。文殊菩薩を目的に行きましたが、安倍晴明すきな方にはもっと楽しめそうなお寺でした。陰陽師って、とても流行りましたよね…古墳も3基もあってさすが本場。暑いけど石室はヒンヤリしていて、涼んで来ました…(罰当たり) pic.twitter.com/z93mfTTNDV
— 美月 (@midukumo) 2017年8月5日
書道上達だけでなく学業成就のご利益もあるので、何かを学んでいる人にもおすすめです。書道をする人もしない人も、一度日本三大文殊を訪ねてみてはいかがでしょうか?