2017年11月12日
まるで食べる宝石!?「琥珀流し」がいただける京都の「大極殿本舗六角店 栖園」とは?
琥珀のようにキラキラと輝く美しいビジュアル。そして新しい季節の訪れを感じられる、旬のフルーツの甘み…。「食べる宝石」と呼ばれ、多くの人を魅了しているスイーツ「琥珀流し」をご存知でしょうか?京都「大極殿本舗六角店 栖園(だいごくでんほんぽ ろっかくてん せいえん)」で頂けるこちらのスイーツは、京都府内外からのリピーターがとっても多いんです!今回はその「琥珀流し」と「大極殿本舗」の魅力をたっぷりとお伝えしていきます!
「大極殿(だいごくでん)本舗」の歴史は非常に古く、創業1885(明治18)年に「山城屋」という屋号で開業したのが、現在の大極殿本舗です。山城屋の二代目が長崎で学んだカステラ作りを活かし、京都で製造販売を始めたことが老舗和菓子店の始まりでした。
カステラは、当時の貴重とされていた卵をたくさん使うお菓子であったため、高価なものとして一般には浸透していませんでした。しかし、当時の京都電灯(現在の関西電力)との共同開発で、電気釜を導入したことによって大量生産が可能になり、より安価で提供することに成功したのです。そこから1300年余りに渡って大極殿本舗は、京都の人たちにとって来客時のもてなしや手土産に欠かせない存在になっています。
そんな大極殿本舗に、2002年4月に併設された「大極殿本舗六角店 栖園(せいえん)」。こちらが今回紹介する「琥珀流し」が頂ける甘味処です。
阪急京都線烏丸駅、地下鉄烏丸御池駅からどちらも徒歩5分程のところにあります。河原町からも徒歩圏内で、錦市場も近くにあるため、町を散策しながら訪れるのにもちょうどいい立地です。大通りにはたくさんのお店が並んでいますが、一歩路地に入ると、とても京都らしい静かな雰囲気が流れています。そんな一角に「大極殿本舗六角店 栖園」はあります。
その見た目の美しさから、食べる宝石とも呼ばれている「琥珀流し」。寒天からできたデザートで、月によって変わる自家製の蜜と頂きます。寒天というと、あんみつに入っているような固めのものが多いですが、琥珀流しの寒天は固まる寸前を見極めて作られており、口に含むとほろっと崩れるほどの柔らかさなんです。
ふるふる、ふわふわといった表現がぴったりの、これほどまでに繊細な寒天はこちらでしか頂けません。毎月変わるという蜜は季節ごとにあった食材を使用していて、それぞれの季節を表したものになっています。その魅力については、次の章で紹介していきますよ!
「大極殿本舗六角店 栖園」で頂ける美しい食べ物をご紹介してきましたが、訪れた際には時期によって変わる暖簾にも是非注目してください。夏は朝顔、冬は雪模様など、その季節を表す暖簾がかかります。また、年に一度しか登場しないものもあるそうなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
近辺に住む人々は、こちらの暖簾を見て季節の移り変わりを感じるんだそうですよ。どれも風情に溢れていて素敵なものばかり。四季の美しさを改めて感じさせてくれます。
1300年に渡って和菓子で多くの人を魅了し続ける「大極殿本舗」。忙しい毎日を送っていると、気がついたら時間が過ぎていたなんてことも少なくありませんよね。こちらの甘味を頂くと、その美味しさはもちろんのこと、それぞれの季節の魅力と美しさを改めて感じることができます。みなさんも是非心が満たされる「大極殿本舗六角店 栖園」で美しい甘味を楽しんでくださいね。
大極殿本舗 六角店の詳細情報
大極殿本舗 六角店
烏丸御池、烏丸、四条(京都市営) / 甘味処、和菓子
- 住所
- 京都府京都市中京区六角通高倉東入ル南側堀之上町120
- 営業時間
- [月] 10:00 - 17:00 [火] 10:00 - 17:00 [水] 定休日 [木] 10:00 - 17:00 [金] 10:00 - 17:00 [土] 10:00 - 17:00 [日] 10:00 - 17:00 ■ 営業時間 <和菓子販売> 9:00~19:00 ■ 定休日 不定休(SNSにて告知)
- 定休日
- 水曜日
- 平均予算
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