鯨のお肉と水菜がたっぷり！大阪名物「はりはり鍋」とは？

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「はりはり鍋」とは、鯨肉と水菜（みずな）を素材にした鍋料理です。その昔、鯨肉は牛肉などに比べて安価で手に入りやすく、栄養も豊富だったことから、日常的に食べられていました。その鯨肉を鍋料理にしたのが「はりはり鍋」です。

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名前の「はりはり」は、水菜のしゃきしゃきした食感を表現しているといわれています。現在は、鯨肉が手に入りにくくなったため、替わりに豚肉や鴨肉を利用し、水菜をたっぷり入れた鍋を「はりはり鍋」として提供するお店も多いようです。

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鯨の赤身肉に片栗粉をまぶして下処理したものを、鍋に入れて調理しながら食べる「はりはり鍋」。鯨肉自体は、鶏肉や鴨肉のような味わいに似ています。しっかりとだし汁で煮込むことで、旨味が倍増しますよ。

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鍋に直接唐辛子を入れて辛味をつけたり、薬味として山椒や唐辛子を加えピリ辛にして食べるのが特徴です。

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商業捕鯨の規制が始まってからは、鯨肉は市場から姿を消していきます。学校給食にも使われていたほどポピュラーだった鯨肉は、なかなか手に入らない高級品となっていったのです。現在料理屋などで食べられるのは、調査捕鯨により捕獲された鯨肉なのだそう。

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北新地駅から徒歩約1分の「どおぞの」。大阪駅や梅田駅からも近いので、観光の帰りに立ち寄りやすいです。こちらでは「はりはり鍋」はもちろん、様々な鯨料理を味わえるフルコースがあるのが魅力！

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落ち着いた雰囲気の店内。カウンターや座敷席もありますよ。家族で来てもいいですし、一人でふらっと入ってもOKです。

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初めて見た人はちょっと驚くかもしれない鯨肉。部位によって、色がかなり違うんですよ。水菜と一緒に盛られた赤身部分は、あらかじめ下ごしらえをして、だし汁がしっかりと染み込むようにしてあります。

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店先に大きな鯨のオブジェが鎮座する「むらさき」。肥後橋駅から徒歩2分。大阪市西区にある、和食屋です。

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とても落ち着いた店内。2～24名用の掘りごたつ座席もありますよ。座敷席を使用したい時は、予約するのがおすすめです！

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こちらの名物は「鯨はりしゃぶ鍋」。はりはり鍋としゃぶしゃぶをあわせたスタイルで、鯨肉が楽しめます。通常の「はりはり鍋」と違うのは、水菜を刺身用の鯨肉で巻き、特製だしの中にくぐらせて食べるという点。さっとくぐらせた鯨肉は、しゃきっとした水菜の食感と相まって、さらに旨みが増します。