【関東】今週末はプチ旅行へ！なにもしない贅沢を味わえるお宿10選

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旅行って、”目的地があって、あちこち観光して見て回るもの” だと思い込んでいませんか？観光地をアクティブに楽しむのもいいですが、せわしなく過ごしていると、かえって疲れを溜め込んでしまうこともありますよね。今回は疲れた心と体をリフレッシュするために、”あえて” 何もしない旅の贅沢をしっかりと味わえる、主役級のお宿をご紹介します。

「積善館」は、四万温泉を代表する創業300年以上の老舗中の老舗。時代を超えて、心身ともに疲れた旅人たちに癒しを提供してきました。実は、あの有名なジブリアニメ映画「千と千尋の神隠し」に登場する湯屋のモデルだとも噂されているんです。清流をまたぐ赤い欄干が目を引く橋を越えると、まるであの世界へ入り込んだかのような感覚になります。

こちら「元禄の湯」は、昭和5年（1930年）に建てられたモダンホール風の内装が特徴のお風呂です。日中には日差しがたっぷりと差し込む大きな窓や、当時から変わらないタイルのデザインは、大正ロマンの風情を感じさせてくれます。ちなみに、四万温泉の名称の由来は「4万もの病気への効能がある」という伝来によるもの。昭和29年（1954年）には、日本で最初に国民保養温泉に指定されました。

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客室は300年以上の歴史を感じさせつつも、清潔感と開放感たっぷり。畳のお部屋に入った瞬間、自然と手足を放り出して脱力したくなりますよね。

「悠湯里庵」は、広大な敷地の中に点在する7棟のかやぶき家屋から成る温泉旅館です。かやぶき家屋は、全国各地から取り寄せた建材を使って丁寧に移築したもの。館内には民族資料館さながらにたくさんの古民具が配置され、外観・内観ともに古き良き日本の原風景に触れることができます。写真は本館の「白樺」と「欅」タイプの客室露天風呂。

こちらも「白樺」と「欅」タイプの客室です。広さはなんと100平米以上！木のぬくもりを感じる開放的な空間で、緑豊かで壮大な景観を見渡すことができます。都会で物理的にも精神的にも窮屈な生活をしていると、こういった遮るものがない空間は恋しいものですよね。

広大な敷地内ですが、移動はカートとモノレールでらくらく♪移動の時間さえも、ちょっとしたレジャー感覚で楽しく過ごせるのがうれしいですね。

「柏屋」は、昔ながらの日本旅館の良さを受け継いだ老舗の宿。2015年には大浴場がリニューアルされ、さらに快適な空間となりました。露天風呂から見える景色はまさに絶景。橋の上を電車が走る光景を見ることもできるんです。常連客の中には、電車が走る時間に合わせて入浴する方も多いんですよ。

こちらは本館の客室「月見亭」。10畳もの広さのお部屋からは、渓谷を間近にのぞむことができます。騒がしい日常から雑音を消し去り、せせらぎと自然が生み出す音だけに包まれるのも大切な時間ですよね。

こちらは自慢の夕食メニュー、岩魚の自家製炭火焼。その土地ならではの食材を、自分では真似できない一番美味しい調理方法でいただけるのも非日常ならではです。

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鬼怒川公園駅から徒歩約8分の「別邸笹音」は、屋号の通り敷地内に広がる美しい竹林がトレードマークの旅館。木々がそよぐ音とせせらぎに包まれながら浸かる露天風呂は、思わず目を閉じて、日頃抱く雑念も自然とシャットアウトできそうな癒しの空間です。

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客室は全16室と少なめなので、お部屋の内外でも静かな時間を保つことができます。お部屋は和洋折衷のシックでモダンなデザインがメインで、気品と寛ぎの空間が楽しめます。

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こちらは宿泊者限定のバー。宿泊先にいながら、お洒落なバーでお酒の味にも雰囲気にも酔えるのはとっても贅沢ですね。さらに、旅館の中なので、ほろ酔いになっても帰り道は心配無用なのが安心です。

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箱根登山鉄道小涌谷駅から徒歩12分の「四季の湯座敷 武蔵野別館」は、館内すべてが畳敷きで宿泊客は浴衣に足袋を着用するという、古き良き日本旅館の風情をとことん追求した宿です。小田急ロマンスカーのCMやポスターに何度も登場しているほど、館内は雰囲気抜群なんですよ。

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こちらは貸切露天風呂の隠れ湯「薫風」。まるで渓谷の中に突然建てられたかのような、自然との一体感が楽しめるお風呂です。温泉の効能を満喫しながら、日頃忙しさで忘れてしまう四季の移ろいに目を向ける時間は、何よりも贅沢なデトックスになりますね。

こちらの客室は、5畳の本間と次の間が連なる広々とした空間で人気のタイプです。寛ぎのスペースと食事のお部屋が分かれているのも、新鮮であり快適なポイントです。

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箱根湯本駅から車で約7分の「星野リゾート 界 箱根」は、言わずと知れた高級ホテルチェーン「星野リゾート」の人気温泉旅館です。計算しつくされた館内は、古典的なのにスタイリッシュで粋なデザインで目を見張ります。そしてそこからのぞむ眺望は、すべて絵画のような美しさ。”そこにいるだけで感じられる贅沢” を凝縮した空間です。

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客室は全室リバービュー。目の前に広がる山の景色と、眼下に広がる川の景色が一度に楽しめます。季節によって表情が変わる自然の息遣い…。目の前に広がる光景の美しさが、疲れた頭の中をリセットしてくれる貴重なひと時です。

出典：marimo2039さんの投稿

和の食材を洋の技法を取り入れて作られる美食の数々。器までも美しく、目でも舌でも存分に味わうことができます。お食事処は半個室タイプのため、周りを気にせずゆっくりと、1人でも彼とでも友達とでも、会話を楽しみながらいただきましょ。

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ひたちなか海浜鉄道湊線磯崎駅から徒歩10分の「ホテルニュー白亜紀」は、目の前に広がる太平洋を一望できる天然温泉が自慢の宿。温泉成分で豊富に含まれるナトリウムイオンは肌トラブルの緩和だけでなく、女性ホルモンを活発化してくれるんです。美しく開放的なオーシャンビューを眺めながら、心身ともに活気で満たしてくれる温泉です。

こちらは12.5畳で、海に面しているタイプの和室です。渓谷や木々に囲まれる景色もいいですが、このように遮るものがなく、海が一面に見える開けた景観も素晴らしいですよね。

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お食事は、太平洋をのぞむ旅館ならではの海の幸が堪能できます。魚介類は提供直前に捌くため、鮮度抜群の美味しさです。素材の良さを生かしながら、一品一品緻密に仕上げた繊細なお料理が楽しめます。

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別荘地の高台に建つ「緑水亭 勝浦別館 翠海」は、2016年にオープンした新しい旅館です。こちらの自慢は、潮風が心地よく香るテラス席と、館内の広々としたラウンジスペース。それぞれが寛ぎの空間として、コーヒーを飲んだり読書をしたり、思い思いの時間を過ごすことができる場所なんです。またペットホテルも完備しているので（※要予約）、ワンちゃんといっしょの旅も楽しめるんですよ。

こちらは露天風呂「月の湯」。朝日や星空など、時間帯やその日の天候によって異なる景色の美しさをのぞむことができます。普段スマホやPCで酷使している目を休め、はるか遠くの景色を眺めるのも、現代人には必要な時間ですよね。

こちらは客室「菜の香」。若草を思わせる淡いグリーンが基調で、可愛らしい印象と同時に、心に穏やかさをもたらしてくれます。大きな窓から眺める朝日や星空も、心に落ち着きと活気を与えてくれますね。

秩父鉄道野上駅から徒歩20分の「セラヴィ」は、まるで西欧アンティークの世界に迷い込んだかのようなキュートな旅館。内装の色使いも、渋さの中にポップで乙女心をくすぐるポイントが盛りだくさんです。いつもより ”女子っぽさ” を意識して、お嬢様気分を味わいたい女子旅にぴったりですよ。

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こちらは貸切露天風呂。季節によってまったく異なる景観が楽しめるんです。西洋風の旅館でも、こうして温泉が完備されているのはうれしいですね。

こちらが「セラヴィ」の外観。ステンドグラスが美しく、木のぬくもりを感じるヨーロッパ民家風の佇まいです。

最後にご紹介するのは、もはや知らない人はいない!?JR東京駅に直結の「東京ステーションホテル」です。今から約100年前、多くの紆余曲折を経て建設されたこのホテルは、数々の歴史や文学作品の舞台となり、2003年には国の重要文化財に指定されました。そんなさまざまなドラマが生まれたこのホテルで東京の街を見下ろすって、それだけで贅沢ですよね。

「ドームサイドコンフォートキング」は、重厚感あふれる窓のデザインと、シャンデリアにカーテン、カーペットの繊細な美しさが一気にお姫様気分を盛り上げてくれます。”週末にふらっと” 行ったとしても、気合が入ってしまうラグジュアリー感ですよね。

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こちらは朝食の一例、「アトリウム」でいただけるブレックファストブッフェです。朝からこんなに色とりどりのフルーツに焼きたてのパンが食べられるなんて、至高の時間ですよね。朝食は宿泊した方のみが味わえるので、特別感も演出できますね。

いかがでしたか？あちこち歩き回るアクティブな旅もいいですが、疲れているときは何もせず、頭の中も空っぽにしたいもの。今度の週末はちょっぴり奮発して、宿そのものを楽しむ ”あえて” 何もしないプチ旅行で、心と体をリフレッシュさせてみませんか？