【沖縄南部】初めて行くなら押さえておきたい！「ド定番Ｂ級グルメ」12選

今回は、沖縄本島の中でも那覇市周辺から以南を指す「南部エリア」のB級グルメに注目します。南部エリアは、那覇市内から離れればローカルなさとうきび畑の風景、そして比較的渋滞が少ないので海沿いのドライブもスムーズ。世界遺産でもある「首里城（しゅりじょう）」や「斎場御嶽（せーふぁーうたき）」をはじめ、日本最大の鍾乳洞「玉泉洞（ぎょくせんどう）」や「おきなわワールド」などの観光スポットが人気です。レジャーも充実の沖縄南部をめぐりながら、おいしいもの探しの旅に出かけましょう♪

四角いおにぎらずが特徴の「おにぎり」が味わえる『ポークたまごおにぎり本店』。ポークたまごおにぎりは、沖縄県内のコンビニやスーパーなどでも気軽に購入できます。でも、この店を敢えておすすめする理由は、オーダーしてから握る出来立てが食べられるということ！引っ切り無しに人が訪れるふっくらあったかおにぎりは、並んででも食べたい一品です♪

はじめて訪れるなら、看板メニューの「ポーたま」がおすすめです。塩味のきいた旨みポークと優しい卵焼きのコラボは、沖縄の定番中の定番。女子なら1つでもお腹いっぱいになってしまうほどのボリュームなので、シェアして色々な味を試してみてください！

那覇市の閑静な住宅街で古民家を改装した『沖縄そばと海産物料理の店 楚辺（そべ）』。まずは玄関で靴を脱いで座敷スタイルの店内へ。高い天井を見上げると大きなシャンデリア、そしてアメリカンなBGMが流れます。そんな和と洋が妙にマッチしているから不思議♪

初めての訪問なら、軟骨ソーキそば、ジューシー（沖縄の炊き込みご飯）、もずく酢、おしんこなどがセットになった「軟骨ソーキそば定食」がおすすめです。まずは、あっさりした旨みのカツオ出汁スープ、そして沖縄そば独特の麺を味わって！

別皿で提供されるトロトロに煮込まれた"軟骨ソーキ（豚肉）"は、一度食べるとクセになってしまう人も多いという絶品！沖縄そばに軟骨ソーキを投入すれば、スープに甘辛が相まってまた違う味わいが楽しめます♡

味はもちろんボリュームたっぷりなことも人気、沖縄家庭料理の定食屋『あやぐ食堂』。迷ってしまうほどのメニューが並ぶ中でも、自家製の"島豆腐（木綿豆腐）"と"ゆし豆腐（おぼろ豆腐）"を使った料理がこの店の名物です。昼時には行列ができる人気店なので、時間をずらして訪れるのが正解！

この店でぜひ食べてほしいのが「ゆし豆腐定食」。メインのゆし豆腐に、チキンカツ、刺身なども付く太っ腹の内容に大満足です♪

しっかりとした豆の味が楽しめるふわふわ食感の優しいゆし豆腐は、完食できるか心配になるほどのボリューム。ですが、そんな心配も何のその！カツオ出汁スープとの相性抜群な1杯に箸が止まりません♪ゆし豆腐の単品もあるので、ちょっと遅めな島の朝ご飯にもぴったり！

タコライスの名店『タコライスcafe きじむなぁ 瀬長島ウミカジテラス店』。北部本店に行かずとも、南部のオシャレスポット・瀬長島ウミカジテラスで同じ味が楽しめますよ♪ヨーロピアンな雰囲気と目の前が海という最高のロケーション。晴れた日にはテラス席で、南国気分を満喫してください♡

一番人気はこの店オリジナルの「オムタコ」。タコライスの上にふわふわトロトロの玉子が相性抜群の洒落た一品をどうぞ！ミートは、マイルド・スパイシー・ビーンズ・カレー味の中から好きなものを選べます。お友達とシェアして、色んな味を楽しみましょう♪

沖縄名物「丸焼きチキン」ならココ！地元民も足しげく通う1982年創業『ブエノチキン浦添』。アルゼンチンから戻ったオーナーが腕をふるうブエノスアイレス仕込みの丸焼きローストチキン、これ1本で勝負するお店です。専用ロースターでクルクル回しながらローストする光景も食欲をそそります♪

沖縄県産やんばる若鶏だけを厳選使用した「丸焼きチキン」。たっぷりのスライスにんにくをチキンに詰め、ハーブとお酢がアクセントのニンニクソースに2日間付け込む手の込んだ一品です。ミシュランに例えると、二つ星以上の評価をする人も多い人気の絶品をぜひ堪能してみてください！

女子なら丸焼きって食べにくそう？という素朴な疑問が気になるところ。でも、お店のスタッフにお願いすれば食べやすくカットしてくれるのでご安心を！丸焼きかハーフサイズから選べますよ♪

行列が絶えない沖縄天ぷら専門店『中本鮮魚店（なかもと・せんぎょてん）』。休日や昼時にかかわらず、地元民が県内各地から訪れる人気店です。この店は離島・奥武島（おうじま）にありますが、車で行ける気軽さも人気の理由です。

本土とはちょっと違う沖縄天ぷらは、フリッターに近いもの。そのまま食べてもおいしいですが、カウンター常備のウスターソースや塩などの調味料につけて食べるのが定番です。島の名産品でもある柔らか～い"イカ"と"もずく"の天ぷらはオーダー必至メニューです♪

テイクアウトして島の海を眺めながら食べる天ぷらはサイコーのひとこと♪ただし、沖縄の昼間の海は陽射しも強く油断すると大変なことになるので、とくに女子は日焼け対策を忘れずに！

メキシカンとアメリカンの味が楽しめる『GATE1（ゲートワン）豊見城（とみぐすく）店』。米軍兵の客も多い沖縄北部・金武町（きん・ちょう）にある本店のカラーそのままに、沖縄県産のレタスやトマトをつかったタコス、国産コシヒカリ100％にこだわったタコライス、地元のパン屋さんから仕入れるバンズをつかったハンバーガーなど、こだわりのジャンクなB級グルメが盛りだくさんです！

おすすめは、タコライスとタコスが同時に食べられる「タコス・タコライスセット」。店内やテラス席でゆっくり過ごすのもいいですが、テイクアウトもおすすめです。車で3分ほどの豊崎ビーチで海ランチはいかがですか？

豊かな森と海の景色を眺望しながら癒しの時間を過ごせる『Cafe やぶさち』。南部のドライブ途中に休憩で立ち寄る地元民も多い人気の定番カフェです。せっかくなら、素晴らしいロケーションのテラス席でマイナスイオンと天然の涼風を感じてみませんか？

カフェタイムを楽しむなら、「フルーツタルト」はいかがですか？沖縄黒糖を使った生地に乗った厳選された季節のフルーツはどれも果汁たっぷり！口いっぱいに、トロピカルな甘さが広がります♪

沖縄が本土に返還された翌年（1973年）に創業した『チャーリーレストラン』。地元芸能人もたくさん訪れる沖縄の老舗レストランです。レトロなアメリカの雰囲気がただよいますが、ここで提供されるのは洋食だけではありません。和食・沖縄料理などファミレスのようなバラエティーにとんだメニューが並びます。

人気のスイーツなら濃厚な甘さの「手作りパイ」がおすすめ！お店の一番人気は「アップルパイ」だそうですが、「ブルーベリーパイ」派や「チェリーアップルパイ」派に分かれるそう…！沖縄で子供の頃から愛される懐かしいテイストを、地元民に交ざって味うのも旅の醍醐味ですね♪

パイはテイクアウトもできるので、ワンホールかカットサイズから選んでホテルでゆっくり食後のデザートを楽しんでみては？昔ながらの濃厚な甘さは、疲れを一気に開放してくれそう♪

ステーキが大好きな沖縄県民。そんな沖縄県民御用達のお店がココ！1953年創業、アメリカンダイナーの雰囲気がたまらない格安ステーキ専門店『ジャッキーステーキハウス』です。観光客も多い行列必至のお店なので、ランチやディナータイムを避けて訪れるのがおすすめです。

この店のイチオシメニューは、「テンダーロインステーキ」です。焼き加減やサイズを選んでオーダーしましょう。鉄板にジュージュー音を立てながら提供されるステーキの肉質は、とても柔らかくてジューシーと評判です♪

テーブルに用意された調味料で色々アレンジしながら、自分の好みの味を見つけるのも楽しみのひとつです♪本土では珍しい沖縄のステーキソース"No.1ソース"は、アメリカンではメジャーなテイスト。少しずつ量を調整しながら試してみてください♪

沖縄のディープな飲み屋街・栄町市場（さかえちょう・いちば）にある『おでん東大』。沖縄でおでんと言えば、この店を真っ先にあげる地元人も多いほどの人気店です。沖縄では煮物感覚でおでんを食べる習慣があるので、暑い夏でも店内はお客でいっぱいです。

「てびち（豚足）」「ソーセージ」「レタス」「チンゲン菜」などの本土とはひと味違う具材が独特の出汁を作り出します。とくに、てびちから出る旨みのコラーゲンスープは、美肌効果が期待できそう！出汁がしみ込んだ絶品具材は、お酒のお供にうってつけです♪オーダーに困ったら、「おでん盛り合わせ」はいかがですか？

1972年創業、種類豊富な沖縄料理が楽しめる居酒屋『うりずん』。「ラフテー（豚肉の煮付け）」や「ゴーヤチャンプルー」などの沖縄家庭料理や、地元でも珍しい宮廷料理などが味わえます♪沖縄のお酒・泡盛（あわもり）が種類豊富に陳列される光景は、飲み好き女子にはたまりません！

中でも、この店が発祥というイチオシの名物「ドゥル天」は、一度はオーダーしてみたい一品。田いも・豚肉・かまぼこ・しいたけなどを練って揚げたドゥル天は、外はカリッと中はまったりした食感がクセになるリピーターも多いそう♪

沖縄南部の「ド定番B級グルメ」のおすすめ店をご紹介しました。自宅では真似できないご当地グルメが満載の沖縄。そんな味覚を女子仲間とシェアしながら欲張りに堪能し、自然と美しい海に癒される五感が満ちる旅に訪れてみてはいかがですか？はじめての沖縄旅行を考えている人に、プランの組み立ての参考になれば幸いです♪