手軽でボリュームたっぷり♪沖縄発祥のご当地ファストフード店10選

出典：カワチャンさんの投稿

東京から直行便で3時間ほど、新幹線で大阪へ行く感覚で気軽にアクセスできる「沖縄」。沖縄は昭和時代にはアメリカ統治という歴史を持ち、那覇市の繁華街「国際通り」をはじめ、米軍基地のある北谷町（ちゃたんちょう）・沖縄市（コザ）・金武町（きんちょう）など、米国色の強い異国情緒を体験できるのも魅力的です。

出典：アドワイチャさんの投稿

沖縄の食文化も、アメリカに大きく影響されました。ステーキをはじめハンバーガー、ポーク*など肉の食文化は、沖縄のソウルフードとして県民に根付いています。大食の米兵のお腹を満たすために、一品のボリュームが多いことも特徴のひとつ。それは、気軽に食べられるファーストフードにも写し出されています。今回はハンバーガー、タコス、タコライス、ポークたまごおにぎり、沖縄天ぷらなど、沖縄ご当地発祥の人気ファーストフードをご紹介します♪

*ポーク･･･別名ランチョンミート。味付けした豚メインのひき肉を缶詰などにしたもの。沖縄ではスパム・チューリップ・ミッドランドなどの銘柄が主流

出典：smiley22511さんの投稿

沖縄はアメリカ統治時代の影響で、肉の食文化が濃厚です。その文化を語るジャンルのひとつが、ハンバーガーです。沖縄のハンバーガーは、ボリュームたっぷりのアメリカンサイズ。A&W（エーアンドダブリュ）やjef（ジェフ）など地元発祥のハンバーガーチェーンをはじめ、米軍基地のある北谷やコザを中心にハンバーガー専門店もたくさん点在します。年配の方も普通にハンバーガーにカブリつく姿も、沖縄では珍しくない光景です。

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北谷町のアラハビーチ近くにある、ハンバーガーカフェ『石垣島キッチンBin』。このお店では、「石垣牛Binアボカドバーガー」「石垣牛モッツァレラチーズバーガー」など、石垣牛100%のパティが自慢のハンバーガーを提供しています。ハンバーガー以外にもサンドイッチやロコモコ、パスタなどバリエーション豊富。アメリカンでオシャレな店内やオープンテラスで、のんびりカフェタイムを過ごしましょう。

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ボリューム満点のハンバーガー「石垣牛ベーコンチーズバーガー」はいかが？パティーは黒毛和牛の石垣牛を240gも使用し、肉肉しくてとてもジューシー。手作りのバンズは、バター風味豊かでふわふわです。旨みのベーコンとフレッシュなトマト、濃厚なチーズ（モッツァレラとチェダー）との相性もバツグン！自家製の甘辛いソースとマヨネーズがアクセントになった、絶品ハンバーガーを召し上がれ♪

出典：thunaさんの投稿

1986年に誕生した、ハンバーガーチェーン『jef 与那原店（ジェフ・よなばるてん）』。ファストフードと言っても地産地消の食材にこだわっているので、健康を気遣う女子にも安心です。とくにゴーヤーを使ったハンバーガーがこのお店の名物。ドライブスルーではなくドライブインのスタイルが、アメリカっぽい♪

出典：なみなみんさんの投稿

ジェフに行ったら、ゴーヤーを使った人気のハンバーガー「ぬーやるバーガー」にトライしてみて！胡麻がたくさんかかったバンズには、ゴーヤー入りの卵焼きとポークがサンドされています。たっぷりのマヨネーズと濃厚なチーズもプラスされ、ゴーヤーの苦みも抑えられまろやかに。

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タコライスは、1984年に「パーラー千里」が考案した沖縄発祥のソウルフードです。米軍基地の米兵に満腹になってもらいたいと、ライスの上にタコスの具を乗せたのがはじまり。残念ながらパーラー千里は2015年に閉業してしまいました。しかしその味は身内が営む「キングタコス」に受け継がれ、県内にその名を轟かせています。また金武町を中心に食べられる、タコライスがさらに進化した「タコライスボール」もぜひ味わってみて！

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タコライスといえば、県内数店舗を構える『キングタコス 金武本店』。タコライス発祥の味を、今に引き継ぐ有名店です。パックにぎっしり入った「タコライス」や「ジャンボバーガー」など、どのメニューもアメリカンサイズ。食べ残してもご安心を！冷めても美味しいので、そのままパックで持ち帰ってホテルの夜食にしてもいいですね。2階にはおしゃれなイートインスペースもあるので、ゆっくりとお食事したい人にもピッタリ！

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タコライスは乗せたい具材によって、3段階から選びましょう。ライスにタコスミートだけ乗った定番メニュー「タコライス」、さらにチーズも乗った「タコライスチーズ」、さらにトマトやレタスなどの野菜ものった「タコライスチーズ野菜」などから選べます。オリジナルのタコソースやケチャップなど、お好みの量をかけてから食べましょう。　

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アウトレットモールあしびなーの近く、タコライス専門店『GATE1（ゲートワン） 豊見城店』。このチェーンも本店が金武町にありますが、レンタカー返却に便利な豊見城でその味を食べることができます。タコス・タコライス・タコライスボール・ジャンボバーガーなど、ジャンクフード好きも喜ぶメニューがズラリ♪

出典：ジョニー・デッブさんの投稿

タコミートを使用したグルメといえば、タコスやタコライスが定番です。そんな中、他店ではなかなかお目にかかれない「タコライスボール」はいかがですか？タコライスがライスコロッケの形状になって、とても食べやすくなった一品。おやつなど気軽に食べたい時にもおすすめです。

出典：ぱたぱたぱたごにあさんの投稿

全国牛丼チェーンでもおなじみ『吉野家 ひめゆり通リ店』。沖縄では牛丼などの定番メニューに加え、地域限定の「タコライス」を食べることができるんですよ。沖縄の店舗は、本土と違ってレジでオーダーするスタイル。番号を呼ばれたら料理をとりに行き、食べ終わったら食器を返却口に片づけましょう。店内は広々としているので、牛丼屋さんでゆっくり食事がしてみたかった女子にもおすすめです。

出典：大好き沖縄さんの投稿

「タコライス」は、ライスの上にタコスミートやチーズ、レタスが盛り盛りにトッピング。具材を混ぜて、ピリッと効いたサルサソースをかけて頬張りましょう。野菜と一緒にあっさり食べられるので、女子でも罪悪感なくペロリと平らげてしまいます。お腹が空いているなら、牛丼も半分ずつ食べられる「ビフタコ」もおすすめです。

出典：情報屋さんの投稿

タコスは、アメリカンタイプ・メキシカンタイプ・沖縄タイプの3つに大きく分類できます。「沖縄タコス」は、アメリカンタコスを独自に進化させたもの。皮はとうもろこしと小麦をブレンドして揚げたもので、外はサクッと中はモチモチ食感がおいしさの秘訣です。具材には味付けされた旨みたっぷりのタコミートや、チーズ・トマト・レタスなどが定番。スパイシーなサルサソースも、なくてはならないアクセントです。沖縄でしか食べられない味を、ぜひ味わってみてください♪

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1956年創業の老舗タコス店『チャーリー多幸寿（タコス） 本店』。メニューは、メキシカンやアメリカンを中心としたメニューが並びます。自慢の「タコス」や、「チャーリーライス」と名付けられたタコライスをはじめ、「ハンバーガー」「ステーキ」なども食べることができます。那覇の国際通りにも店舗があるので、行きやすい店舗を選んでみてくださいね。

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この店の主役は、店名の通りオリジナルの「タコス」。トルティーヤは、外側はパリパリと、全体的にはもちっと柔らかくバランスが絶妙な食感です。タコスミートはビーフが一般的ですが、このお店ではチキンやツナも選べます。折角なら、ビーフ・チキン・ツナの3種類が同時に食べられる「タコスセット1」をオーダーして食べ比べしてもいいですね。ピリっとした辛さのオリジナルソースをかけて、味変も楽しんで♪

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那覇市の繁華街・国際通りからも近い、タコス専門店『ラッキータコス』。手作りにこだわったタコスやタコライスが、多くの人をとりこにしています。おすすめは、タコス・タコライス・ジーマーミ豆腐などを欲張りに味わえるセット「ラッキータコスセット」。先にレジでオーダーしてから、好きな席に座るスタイルなのでご注意を！

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自慢のタコスは、他店のタコスよりも倍ほどの大きさで具材もたっぷりです。皮は良質な本場メキシコ産コーン粉を100%使用し、タコミートはビーフ100%でとてもジューシー。使用する油はコレステロールゼロなので、ヘルシー志向の女子にもピッタリですね♪

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他にも、ご当地発祥の食文化が楽しめるファストフードグルメがたくさん！沖縄では、三角型の「いなり」とガーリック風味の「チキン」を一緒に食べる風習があります。ポークと卵焼きをサンドした「ポークたまごおにぎり」や、衣がふわっとした「沖縄天ぷら」など、ビールを片手に美しい海を眺めならパクつくけばきっと気分もゴキゲンに♡

出典：柚子胡椒姫さんの投稿

宜野湾市のトロピカルビーチ近くにある、いなり&チキン専門店『オイナリアン』。沖縄ではお祝いやパーティーをはじめ、おやつなどの様々なシーンで、いなりとチキンをセットで食べる習慣があります。おしゃれに包んでもらえるのも、女子には嬉しいですね。ビーチ遊びでお腹が空いたら、合間のおやつにゴー！

出典：泡盛Mさんの投稿

沖縄のいなりは、俵型でなく三角型が特徴です。薄いアゲには味が付いていないので、ご飯の甘い酸味が引き立ちます。チキンは骨なしタイプで、ガーリックの効いたサクサク衣がやみつきに！ビールとも合いそうです♪サルサディップ・ポンズジュレ・タルタルディップなど、別売りソースに付けて食べてもおいしいですよ。

出典：お松B助さんの投稿

県内に数店舗を展開する、沖縄天ぷら専門店『上間天ぷら店 ゴヤ市場』。朝から夜まで、揚げたての天ぷらやお弁当を買う地元の方がひっきりなしに訪れます。天ぷらは次から次へと揚げられ、良心的な価格も相まってまとめ買いするお客もたくさん！魚・イカ・もずく・野菜など、てんこ盛りに並んだ沖縄天ぷらが食欲をそそります。好きな天ぷらを自分で袋に入れて、会計してもらいましょう。お店は込み合うことも多いですが、プロの技とも言わんばかりの会計の早さにビックリ。

出典：くうるどっぐさんの投稿

元々刺身店から始まったお店なので、魚の天ぷらはぜひチェックしてみてください。衣は本土のサクサクタイプとは違ってふわふわ。衣には味が付いているので、そのまま食べてもおいしいですよ。二人でワンコインもあれば、お腹も心も満たされて幸せ。暑い夏には、キンキンに冷えたビールのお供にも最高です♡

出典：泉州のらーめんマン。さんの投稿

オーダーメイドが強みのおにぎり専門店『ポークたまごおにぎり本店 北谷店』。このお店のおにぎりは、精米したてのご飯や有明産の海苔を使った、こだわりの“おにぎらず”です。ポークとふわふわの卵焼きをサンドした定番の「ポーたま」をはじめ、あぶらみそ・人参シリシリ*・ゴーヤ天ぷら・エビタルなど種類も豊富。那覇市の本店や那覇空港店も人気ですが、こちら北谷店ならテラス席でゆっくり食べられるのもポイントです。

*人参シリシリ･･･千切りした人参を卵と絡めて炒った沖縄家庭料理

出典：あばさんの投稿

おすすめは、沖縄テイストが詰まった「ゴーヤの天ぷらポークたまごおにぎり」。定番のポーたまに、サクサクに揚がったゴーヤの天ぷらをサンドした一品です。ゴーヤは、万人受けする厚さをミリ単位でオーナー自らが研究したものだそう。カツオ節とネギも、味を引き立てるアクセントにピッタリ！一口食べると、口の中でゴーヤーチャンプルーになってしまうから不思議です。女子なら1個でもお腹いっぱいになる食べ応えなので、お腹の空き具合と相談して購入数を決めてみてくださいね。

出典：keitaiさんの投稿

沖縄ご当地発祥のファーストフードをご紹介しました。素朴だけどまた食べたくなってしまう沖縄グルメ。ジャンキーなだけでなく、どことなく懐かしい味にほっこりしてみませんか？沖縄でしか食べられない味覚を、ぜひ味わってみてくださいね♪