知ってしまったら行きたくなる。「一目ぼれ」必至の佐賀のホテル6選

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何か一つでも、自分の中で「ここがいい」と思える魅力があると、人でも物でも場所でも、まるで一目ぼれのように好きになることってありませんか？ホテルも同じように、お洒落な客室や外観、温泉、料理など、虜になれるポイントがあると「ここに泊まってみたい！」と思うのではないでしょうか？

出典：hodophotoさんの投稿

佐賀県はあまり知られてはいませんが、豊かな自然に、鮮魚や佐賀牛などの山海のグルメ、長い歴史をもつ温泉、国内でも有数の三大焼き物など、実はさまざまな魅力がつまったエリアです。ですが観光客は少ないため、旅をのんびりと自分のペースで楽しむことができるんです。今回はそんな佐賀県にある、一目ぼれ必至のホテルをご紹介します。

佐賀駅から車で約8分。「ガーデンテラス佐賀 ホテル＆マリトピア」は、独創的な外観が目を引く県内最大級のシティホテル。設計は世界的建築家・隈研吾氏のもとで経験を積んだ小川博央氏。近代的でありながらも自然素材を用いるなど、温もりを感じることができる空間です。

落ち着いたテイストの客室は、広々としていて機能もばっちり。お部屋に置かれたカップやグラスは有田焼や肥前びーどろだったり、佐賀の地酒を「酒風呂」としてお風呂で楽しめたりするなど、佐賀へのこだわりがつまっています。

敷地内にあるプールは、朝から夜まで利用可能。夜は子供は利用できないので、ライトアップされた幻想的な雰囲気の中、ゆったりと楽しむことができますよ。プールをのんびりと楽しんだ後は、クラブラウンジで佐賀の地酒と佐賀の食材で作られたフィンガーフードを堪能しましょう。種類は豊富ながら一品一品が小さいので、あれこれ食べてお気に入りを見つけるのも楽しめるはず。

呼子のイカ、玄界灘で獲れた鮮魚、佐賀牛のステーキなどなど、佐賀産の絶品食材たち。それらを用いた食事はどれを頼んでも間違いない美味しさです。朝は佐賀の食材をふんだんに使ったガレットを、目でも舌でも楽しみましょう。佐賀の焼き物が使われた料理を彩る器にも注目です。

佐賀県といえば、国内有数の三大焼き物が有名です。その一つ「有田焼」は、佐賀の有田町というまちで育まれた焼き物。そんな有田にある「アリタセラ(Arita Será)」は、有田焼をいくつも見て回りたい人におすすめの、世界最大規模の有田焼ストリート。広々とした敷地内には、いくつもの陶磁器専門店が並び、有田焼に関するイベントも充実しています。

そんなアリタセラの一角にあるのが、11室の客室と、48席のレストランからなる「arita huis(アリタハウス)」。館内はスタイリッシュで開放的。エントランスには季節の花々が活けられ、心地よい華やかさに包まれるようです。

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客室には嬉野茶やイタリアのラグジュアリービューティブランド・ACCA KAPPA(アッカカッパ)のバスアメニティ、寝心地抜群のマットレスなど、こだわりがいっぱい。メゾネットタイプの客室なら、よりのんびりと寛げるはずです。

佐賀産の伝統的な家具が配されたレストランでは、食事をいただく際の器を3スタイルの中から選ぶことができます。トラディショナル、デザイナーズ、コンテンポラリーの3スタイルはそれぞれ異なるテイストで、有田焼の繊細さや味わいを堪能できるはず。好みの器でいただく上質な食事は、数倍も美味しく感じられるでしょう。

1,300年もの長い歴史をもつ佐賀県の嬉野温泉。嬉野温泉は美肌の湯として知られていて、入浴後は肌がつるつるスベスベになる温泉です。そんな嬉野の小高い丘の上に建つ「ハミルトン宇礼志野」は、そのクラシカルな佇まいが心落ち着くホテル。館内に一歩足を踏み入れた瞬間から、宿泊者を非日常へと誘ってくれます。

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館内には、暖炉のあるロビーや1,000冊以上の蔵書を誇るライブラリー、しっとりとした大人のためのバーなど、いたるところでノスタルジックな雰囲気が楽しめます。チェックイン時には美しいガラスペンを使えるなど、細かなところにもこだわりがつまっているんですよ。

客室は、天井が高く広々としていて開放的。窓の外には嬉野の穏やかな景色が広がり、心がスッと洗われるようです。シモンズ社製マットレスや特注家具など居住性の高さもばっちりで、優雅でのんびりとした寛ぎの時間が過ごせるでしょう。

大浴場は、大正ロマンを感じさせるレトロな空間。露天風呂は庭園の中に位置していて、そよ風を感じながら癒しの時間が楽しめます。高品質にこだわったプレミアムシャンプーバーなどもあり、肌はつるつるスベスベ、髪もツヤツヤになれますよ。客室のお風呂にも温泉が引かれているので、お部屋でも美肌の湯が堪能できます。

佐賀県武雄市は、こちらも嬉野同様1,300年の歴史をもつ武雄温泉と、建築の美しさが目を引く図書館などが人気のエリア。夏にはまちの至るところが光のアートに彩られ、幻想的な風景が広がります。そんな武雄にある「御船山楽園ホテル」は、約15万坪もの広大な庭園に抱かれたホテル。庭園は季節によってその様相を変え、いつ訪れても楽しむことができます。

夏には町中が美しい光に包まれる武雄ですが、御船山楽園ホテルのロビーはいつ訪れてもランプの世界が広がります。その光景は現実のものとは思えないほど幻想的で美しく、心に焼き付けたくなるような景色。ランプの色は外の庭園に生える草花に合わせて、季節ごとに変化するんですよ。

客室は和室が基本。窓からは優しい光が差し込み、心地よい時間を過ごすことができます。ほとんどのお部屋には窓辺に椅子やソファが配されているので、外の景色を眺めながら、ゆるりと寛いでみてはいかがでしょうか。自然が発する音や野鳥のさえずりを聴きながら過ごすのも、素敵な一日になりそうですよね。

2019年7月にリニューアルした大浴場は、それまでよりも自然を堪能できる造りへと変化しました。照明を抑えたどこかムードのある中、温泉にゆっくり浸かって疲れを癒すことができますよ。女湯にはスチームサウナもあるので、よい香りに包まれながらじんわりと汗をかいてリフレッシュしましょう。

有田町にある「Ammonite Hotel(アンモナイトホテル)」は、全3客室のみのこぢんまりとしたホテル。立地も人里離れた森の中にあるため、センスのいい空間で自然に囲まれながら過ごしたい人におすすめです。

客室はとてもシンプルで、ベッドとシャワー、トイレがあるのみ。テレビがないため、静寂を楽しむにはもってこい。ベッドは幅140cmのダブルベッドなので、手足を思いっきり伸ばして寛げます。窓からは、お昼には青空や美しい山々が、夜には綺麗な星空を眺めることができますよ。

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入口の水色の扉、ピンクや水色に塗られた壁など、シンプルなホテルながら一部にはこんな素敵なカラーリングも。ギャラリーが併設されていることもあって、お洒落な空間です。

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夕食は1階にあるレストラン「星」でいただくのがおすすめ。木の温もりを感じる雰囲気のある空間で、カレーやハンバーグ、水餃子などの絶品料理の数々をコースで堪能できます。すべてに手が込められていて、おなかも心も満たされるはず。

佐賀駅から車で30分ほどの場所にある、山間の温泉地・古湯温泉。古湯温泉の特長はお湯の温度が低めなこと。そのため体に負担をかけず、長く浸かってじっくりと体を温めることができるんです。その歴史は古く、なんと秦の始皇帝の使者だった人物が見つけたとされているんですよ。

そんな古湯温泉街にあるのが「ONCRI(おんくり)」という温泉宿。「ジャパニーズ・コンテンポラリー」をデザインコンセプトとし、現代的でありつつどこか落ち着きも感じさせる和モダンの空間が広がっています。

客室はONCRIらしさ感じるお部屋や、広々としたテラス付きのお部屋、半露天風呂付きの離れなど、さまざまなタイプがあります。おすすめはONCRIフロアにあるラグジュアリールーム。ベッドルームとリビングルームが分かれているのでのびのびと寛げて、窓の外には古湯の美景が広がっているので癒されます。

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大浴場では露天風呂をはじめ、寝湯や歩行浴、箱蒸し風呂など男女合わせて15種類の湯めぐりが楽しめます。古くから慰労や湯治として親しまれてきた名湯のため、日頃の疲れは一気にリフレッシュできるはず。心ゆくまで湯の癒しを堪能しましょう。

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豊かな自然、鮮魚や佐賀牛などの山海のグルメ、長い歴史をもつ温泉、国内でも有数の三大焼き物…。あまり知られていない佐賀県ですが、実は誰もが魅了される素敵な魅力であふれた地域です。そんな佐賀を旅するなら、泊まる場所にもこだわれば、佐賀旅の満足度はもっと上がるはず。今回は佐賀県内にある、「一目ぼれ」必至のホテルをご紹介しました。佐賀旅の際はそんなホテルに泊まって、佐賀をより満喫してくださいね。