【北海道】レストラン×宿泊。滞在することを愉しむオーベルジュ6選

旅行というと、観光や移動手段など考える事がたくさんありますよね。彼と2人で計画を立てていて揉めてしまった経験、ありませんか？そんな2人に今回ご紹介するのは、宿泊できるレストラン「オーベルジュ」です。フランス発祥のオーベルジュは郷土料理を提供するレストラン付きホテルという意味。その土地の美味しい食べ物を食べられる「ホテルに泊まる為の旅行」をご提案します！

今回ご紹介するのは北の大地、北海道にあるオーベルジュです。元々地方や郊外にあり、その土地の食材を使用した料理を提供するホテルが起源のオーベルジュ。食材王国北海道のオーベルジュはその豊富な素材を存分に楽しませてくれます。自然豊かな環境にこぢんまりと佇むオーベルジュで美味しい物をたくさん食べて癒される旅に、彼と2人で出掛けてみませんか？

「ナチュラルリゾート・ハイジア」は日本の北欧と呼ばれる日高地方に位置し、澄んだ綺麗な空気に包まれた美しい環境にあります。「ハイジア」は、ギリシア神話に登場する美と健康を司る女神の名から付けられたもの。豊かな海と山から得られる自然の恵みをたっぷりと使い、2人をもてなしてくれます。

提供される料理は本格フレンチ。ヨーロッパで修業したシェフ監修の元、日高出身の料理長が最高のコースを振舞います。ここでは、日によってコースの内容が違うのが魅力。世界一と名高い昆布の王様「日高昆布」、芳醇な自然に育まれ豊かに育った牛、そして自家菜園で丹精込めて作られた野菜や卵を使い、その日一番の「美味しい」をいただく事が出来ます。

全7室ある客室は全てメゾネットタイプで、和と洋のスタイルから選べます。十分な空間があるので、ゆったりと過ごせそう。1階バルコニーや2階の寝室の大きな窓からも、日高の豊かな自然を身近に感じられます。

また、宿泊者は無料で利用できる貸切のスパが用意されており、柔らかな光と広がる緑に包まれながらゆったりリラックスしたバスタイムが過ごせますよ。女性に嬉しいエステも充実のラインナップなので、見逃せないですね。

十勝中札内の森の中に佇む「十勝オーベルジュ」。3棟のコテージと専用レストラン棟からなるこのオーベルジュでは、自然豊かな環境の中で2人きりのプライベートな時間をゆっくりと過ごす事が出来ます。

こちらでは、食料自給率1100％という数値を誇る食材王国の恵みを生かしたフレンチがいただけます。その土地の食材を味わう事が体に一番いいという「身土不二（しんどふじ）」を理念に徹底して十勝産にこだわり、生命ある物をまるごと食べるという「一物全体食（いちぶつぜんたいしょく）」の精神で生み出される料理は、心にも体にも優しく何より最高に美味しいものです。

3棟あるコテージは全て120㎡というゆとりの広さ。大人数での滞在も余裕のコテージを2人で贅沢に使う事が出来ます。周りを一切気にする事のない自然に囲まれた2人だけの時間をゆっくり堪能できますよ。

自家菜園で野菜を収穫、その場でいただいたり、鶏小屋で生みたて卵を獲ったりと、普段はなかなか体験できない自然体験も味わう事が出来ます。広大な森の中、運が良ければ野生のリスの出会えるかも…！？

「オーベルジュ エルバステラ」は北海道の中心、富良野にあります。ゲストの健康と環境に配慮する厳しい基準をクリアしたホテルに与えられる、全国で3件しか認証されていない称号「BIO HOTELS JAPAN」を北海道内で唯一取得しているオーベルジュです。「エルバステラ」はイタリア語で星の草という意味。夜見る事が出来る満天の星は2人をロマンチックな雰囲気に導いてくれますよ。

野菜ソムリエのシェフがこだわり抜いた食材を使用して作るディナーはまさに絶品。自家菜園で採れた野菜やハーブ、道内各地から厳選した食材は、夕食だけでも50種類を超える充実ぶりです。素材自体の味を組み合わせて生まれる「味の相乗効果」を届ける為、徹底して美味しい食材だけを使う事にこだわっています。

客室は3部屋のみ。白を基調としたフレンチカントリー調のシック、メゾネットタイプで広々したモダン、ヨーロッパの家具をあしらいオークの無垢材が温かいクラシカルの3タイプで、2人の好みに合わせて選べる楽しさがあります。

地産にこだわるのは食材だけではありません。シェフが選んだ料理によく合うワインも全て北海道産のもの。美味しい料理と美味しいワインが味わえるのは最高の贅沢ですね。2人に幸せな時間を過ごさせてくれる事間違いなしですよ。

網走の山奥、秘境と呼ぶにふさわしい場所に佇むチミケップ湖畔に、こぢんまりとしたオルベージュ「チミケップホテル」はあります。開発されていないそのままの自然を残す景観の中、時間を忘れて2人でゆっくり癒されましょう。

オーベルジュ最大の楽しみであるディナーは、大きな窓と吹き抜けが開放的な空間を演出するレストランでいただきます。フランスやアメリカ、スイスなどの各国のフランス料理の名店で修業を重ねたシェフが作る料理は、北海道各地から自らが厳選した食材を使用した創作フレンチ。枠に囚われず素材の魅力を引き出す料理に、2人も大満足出来ますよ。

客室は全7室。窓やバルコニーからは湖や雄大な自然を眺める事が出来、大きな癒しを得られます。テレビやラジオ、時計もないという静かな空間で、ゆっくり流れる時間を彼と2人で楽しみましょう。

自然豊かな秘境では様々なアクティビティを楽しめます。カヌーで湖に出たり、近くにある展望台まで散歩して絶景のレイクビューを眺めたり、マウンテンバイクで山中を快走したり、全身で自然の魅力を体感できます。またチミケップ湖は釣りの名所でもあり、夏はフライやルアーフィッシング、冬にはワカサギ釣りと、年間を通してお楽しみが満載です。

「屈斜路湖鶴雅オーベルジュ・SoRa」は北海道東部、屈斜路湖の程近くにあるオーベルジュです。名前になっている「SoRa」は漢字で書くと「昊」、夏の太陽が最も高い位置にある空を意味します。毎年4月下旬から10月末まで、さわやかな北海道の季節を味わえる期間限定で営業しています。

このオーベルジュでは「今、ここでしか味わえない旬」をコンセプトに、北海道の旬の海と山の幸をふんだんに使ったコース料理をいただく事が出来ます。ランチは青い空と果てしなく広がる大地、ディナーは満天の星が食事を一層美味しく感じさせてくれます。

客室は何とスイートルーム2部屋のみ。1階客室はグリーンを基調としたロフト付きの広々した快適な空間。優しいベリーカラーで纏められた2階客室はジャグジーバスが付いた寛ぎの空間。どちらも木の温かさと高級感を両立しています。贅沢に安らげる心地よさに癒されましょう。

広大に続く芝生、その向こうにある山々が織りなす風景は時間を忘れてぼーっと眺めていたい景色。夜は星降る空が見渡せるこの場所では、何も考えずに自然の偉大さを体感するだけで心が浄化されそうです。

「あなたの実家でありたい」をコンセプトにする「オーベルジュ 北の暖暖」は、網走湖とオホーツク海に挟まれた高台にあります。明治初期に入植した屯田兵たちが使用していたストーブを囲む屯田造りの宿が2人を迎えてくれます。

自家菜園で採れた新鮮な野菜とオホーツク海の海の幸、地産和牛の網走牛、「オーベルジュ 北の暖暖」では、それら豊かな食材をふんだんに使った創作料理をいただけます。和食とフレンチを織り交ぜた箸でいただくコース料理は網走の幸が盛りだくさんで舌を楽しませてくれます。

客室は全14室。無垢の銘木にこだわって造られた部屋からは網走湖を一望出来たり広がる山々から四季を感じる事が出来たり、部屋にいながら自然を身近に感じられます。メゾネットタイプの特別室から2人にちょうどいいこぢんまりしたツインまで、客室もいろいろ。広々ゆったり寛ぐか、彼と近い距離で過ごすか、あなたはどちらを選びますか？

宿の大きな魅力は、網走湖畔温泉を楽しめる事。大浴場をはじめ、4つの露天風呂と3つの貸切家族風呂で疲れを癒す事が出来ます。雄大なオホーツクの自然の中で浸かる温泉は、心と身体に溜まった全ての疲れを洗い流してくれそうですね。

いかがでしたか？美味しい料理と素晴らしい自然のみの究極の贅沢を味わう宿泊「オーベルジュ」。北海道には四季を通して美食と美しい景観に恵まれた素晴らしい環境が揃っています。今回ご紹介したオーベルジュで、彼と2人穏やかな時間を過ごす旅へ出かけてみませんか。