【北海道】人目を気にせず、のびのび過ごそう。1日5組以下限定の宿【6選】

大人は日々やることが盛りだくさん。毎日を過ごしているだけでも、知らず知らずのうちに疲れが溜まっていくものです。たまには日常を離れて心からリラックスしたい…。そう思うのは自然なことですよね。でも、旅に出たからといって必ずしものんびり過ごせるとは限りません。人気の観光地に行ったら、人が多くてかえって疲れてしまった…という経験は誰にでもあるのではないでしょうか？

そこで今回おすすめしたいのが、1日5組以下限定の小さな宿。宿泊者数が限られているから、騒がしさを忘れてゆったりとプライベートな旅行を楽しむことができますよ。小さな宿ならではのきめ細やかなおもてなしや、アットホームな雰囲気も感じられて、疲れた心と体が癒されるはずです。

この記事では、北海道でおすすめの「1日5組以下の宿」をご紹介します。部屋数が少ないだけではなく、美しい景色やおいしい食材といった、「北海道らしさ」「旅の非日常感」を楽しめる宿を厳選しました。泊まるだけで充実した旅ができますよ。心が疲れてしまった時、喧騒を忘れて癒されたくなった時、ぜひ参考にしてみて下さいね。

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「スプウン谷のザワザワ村」は、なだらかな丘陵風景が美しい美瑛（びえい）町にあります。のんびりとした雰囲気の敷地内には、手作り感あふれる5つのコテージが。おとぎ話の世界に迷い込んだような、メルヘンチックなひと時を楽しめますよ。

出典：ウンスィさんの投稿

古家を活かした各コテージは、手作りで仕上げられた温もりあふれる空間。バター色の壁、不揃いのイス、サンルームのような窓辺、お昼寝にぴったりのハンモックなど、ひとつひとつの要素が好奇心をくすぐります。童話の主人公になったような気分で滞在を楽しんではいかがでしょうか。

出典：ウンスィさんの投稿

夕食は、自家農園「スプウン谷」で育てた野菜をはじめ、地域の安心・安全な食材を楽しめる内容。ソースから自家製アイスまで手作りで、心がほっこりするような味わいです。お部屋に届けてくれるので、かわいい世界観とともに体が喜ぶディナーを楽しみましょう。

宿がある場所は、美瑛町を象徴するドライブスポット「パッチワークの路」エリアの真ん中。周辺には「ケンとメリーの木」や「マイルドセブンの丘」「四季彩の丘」などの観光スポットがあって、車ですぐアクセスできます。北海道らしいスケールの大きな景色の中で、開放感を味わえますよ。

「ワッカヌプリ」は、屈斜路湖（くっしゃろこ）のほとりにある宿。1日に1組しか泊まれず、大自然の眺望とおしゃれな空間を独占できます。暖炉であたたまりながら、美しい湖と藻琴山（もことやま）を眺める静かなひと時。ストレスを全部忘れて、のびのびと過ごすことができますよ。

敷地内に46度のちょうどいい源泉が湧いていて、加水しない自然の恵みそのままの温泉を楽しむことができます。露天風呂は宿と湖の間にあって、湯船から景色を堪能できますよ。時には、白鳥やかわいらしいエゾリス、キタキツネの姿を見ることもできるかも。

夕食は北海道の海の幸が盛りだくさん。オホーツクのカニや、ウニ、イクラ、北海道育ちの和牛や豚、有機野菜など、季節ごとの豪華な内容です。生命力あふれる旬の食材に舌鼓。彩も豊かな北海道の味は、旅の思い出に残ることでしょう。

滞在中はアクティビティを楽しんではいかが？ 目の前の湖は釣りの名所。釣った魚を夕食に出してもらうこともできます。自分で釣った魚はひときわおいしいく感じられますよ。また、屈斜路湖に繋がる釧路川はカヌーのメッカです。カヌーの上からはスケールの大きな自然を眺めることができ、雄大さに感動するでしょう。

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「RESTAURANT maccarina（レストランマッカリーナ）」は、羊蹄山（ようていさん）のふもとに佇むオーベルジュ。1日4組限定です。2008年の「洞爺湖サミット」でファーストレディ達がランチに利用したことで知られていて、ハイレベルな料理を楽しむことができますよ。

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お部屋は木の温もりを感じる落ち着いた雰囲気。窓が大きいので周囲の森をすぐ近くで感じることができますよ。ソファに座って森を見ながら、ゆったりと贅沢な時間を過ごしてみましょう。

出典：どんぶり飯しんちゃんさんの投稿

レストランでは、真狩（まかり）村の旬の野菜や、ハーブ豚などを使ったフレンチコースを味わえます。ワインの品揃えも豊富。うっとりするような美しい料理とおいしいワインで、幸せな気分に浸れますよ。

オーベルジュから徒歩すぐの場所には「まっかり温泉」があります。雄大な山並みを眺めながら、源泉かけ流しの露天風呂に浸かることができますよ。スケールの大きな絶景は北海道ならでは。美食を楽しんだ後は、開放感抜群の露天風呂で思い切りリフレッシュしちゃいましょう♪（※画像はイメージです）

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1日3組限定の「Auberge erba stella（オーベルジュ エルバステラ）」は、ラベンダー畑で知られる富良野（ふらの）町にあるオーベルジュです。野菜ソムリエの夫婦が営んでいて、無農薬・無肥料で栽培した自家菜園の野菜や、北海道産の肉、乳製品などを使った、オーガニックな料理が魅力です。自然の息吹とおいしい料理をシンプルに楽しむ滞在で、身も心もリフレッシュできますよ。

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3つのお部屋はそれぞれ趣が異なります。「Chic（シック）」はフレンチカントリーテイストのおしゃれなお部屋。天井の高い空間に、旭川の職人による手作り家具が揃っていて、居心地よく過ごせます。窓の外には十勝岳連峰を眺めることができ、お部屋にいながら雄大な景色に癒されますよ。ぜひ窓を開けて、自然の空気をお部屋に取り込んでみて。

出典：にゃりこさんの投稿

オーベルジュを営むご夫婦は、プロの野菜ソムリエ。料理には、自家菜園で育てたものや、つながりのある生産者が育てたオーガニック野菜を使っています。野菜ってこんなにおいしかったんだ！ときっと驚くはず♪ イタリアンをベースとしたお料理なので、優しい香りのワインと良く合いますよ。

オーベルジュから車で約30分の場所には、美しいブルーが印象的な「白金青い池」があります。ポスターなどで見かけたことがある人も多いのでは？ 不思議な青色の水面と立ち枯れたカラマツの組み合わせが幻想的で、時間を忘れてうっとりと魅入ってしまいます。少し早起きして、朝食前の静かな時間に見に行ってみてはいかがでしょうか？

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「屈斜路湖 鶴雅オーベルジュ SORA」は、屈斜路湖（くっしゃろこ）のほとりに立つ1日2組限定のログハウス。湖からの爽やかな風を感じて、清々しい気分で過ごせます。目の前の広場は、ごろんと寝ころびたくなるような開放感！ 日頃のストレスから解放されて気分転換できそうです。

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お部屋は「ミント」と「ベリー」の2タイプ。どちらもスイートルームです。グリーンカラーがポイントの「ミント」は癒しを感じられる雰囲気。紫色を基調とした「ベリー」はラグジュアリーな雰囲気で、優雅な気分を味わうことができますよ。

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どちらのお部屋にもジャグジーバスがあり、のんびりリラックスタイムが過ごせます。窓の外には自然を眺めることができるので、明るい時間帯の入浴もおすすめ。陽の光が降り注いで、気分も一気にリフレッシュできますよ。

出典：ALPINA C2 2.5さんの投稿

夕食では、その日に仕入れたオホーツク海の鮮魚や、道産和牛、道産野菜など、北海道の旬の味がたっぷり詰まった創作料理を堪能できますよ。レストランは窓が広く、大自然の中で食事をしている感覚が味わえるので、料理もより一層おいしく感じられるでしょう。

1日3組限定の「ぽらりす」は、道東の2つの湖の間に位置する小さなペンションです。人里離れた場所で街灯りが少なく、周囲が畑で高い建物がないので、晴れた日には息をのむような星空を見ることができますよ。双眼鏡や望遠鏡を使った本格的な鑑賞も可能です。日常を忘れてしっとりと星空を見上げる…。心が満たされる体験を楽しみましょう。

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お部屋は木目調でほっこりする雰囲気。ナチュラルで温もりのある家具が優しい気持ちにさせてくれます。窓の外に広がるのはのどかなコーン畑。窓辺のカウンターに座って外を見れば、いつでも北海道らしい雄大な景色が楽しめますよ。

夕食はカジュアルな洋食です。北海道産小麦の自家製パンや、道産玉ねぎのコンソメスープ、エゾシカのローストなど、北海道ならではの食材を楽しむことも。北海道の牛乳を使ったプリンや手作りのレアチーズケーキなど、デザートも北海道らしいメニュー。素朴なおいしさが心にしみることでしょう。

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歌謡曲「霧の摩周湖」で知られる摩周湖（ましゅうこ）は、宿から車で約5分。歌のとおり霧がかかることが多い湖ですが、晴れた時にはアイヌ語で”神の湖”と呼ばれるほど神秘的な光景が見られますよ。美しい風景に癒されに行ってはいかがでしょうか。

北海道にある、1日5組以下の宿をご紹介しました。頭を空っぽにして静かな空間でのびのびと過ごせば、心身ともに癒されますよ。心が疲れてしまった時は、喧騒を離れて泊まってみてはいかがでしょうか？