各国のファーストレディも利用した！北海道・真狩のオーベルジュ「マッカリーナ」

北海道は素敵なスポットが多く旅行先としては人気がある場所ですよね。そんな北海道で屈指の人気を誇るオーベルジュがあります。羊蹄山の麓、真狩温泉に隣接したmaccarina（マッカリーナ）。今回はそのマッカリーナをご紹介してみたいと思います。北海道旅行の候補としてぜひチェックしてみてください。

「マッカリーナ」は、羊蹄山の麓の真狩村にある、極上のフレンチがいただけるオーベルジュがです。その存在は、洞爺サミットでファーストレディたちが利用して話題になりました。メインの建物がレストランで、隣に宿泊棟が立っています。緑の中になじむようにして立っているひっそりとした建物ですが、レストランも宿泊も人気で予約が取りずらいほど。特に宿泊は4室のみなので、早めの予約が必要です。

マッカリーナへのアクセスは、基本的には車を利用することになります。札幌市街地や千歳空港などからは1時間半〜2時間程度、函館からだと3時間ほどです。公共交通機関を利用する場合はJR函館本線のニセコ駅からタクシーで向かうのが一番近いですが、タクシーで駅から20分ほどかかるとのこと。

マッカリーナのコンセプトは「風のレストラン」。羊蹄山の麓で、山からの優しい風と、湧き出る清水を感じながら味わうフレンチは、敷地内で栽培した野菜がふんだんに使われた優しい味わい。レストランとしても人気が高いのが頷けます。

マッカリーナはレストランですから、もちろん食事が一番の人気ポイントです。羊蹄山の自然に育まれた野菜は、敷地内で自ら栽培したものと、地元のものを織り交ぜて利用しています。お肉などの素材も道内産や地元のハーブ豚などを使ったものが多く、北海道をフレンチで味わい尽くすことができます。

味だけではなく、フレンチならではの魅せる美しさがお皿を彩り、外の景色の美しさに負けない美を楽しむことができます。お料理は全てコース仕立てですが、少食の人でも、いっぱい食べたい人でも満足できるメニュー構成です。

建物内は光を取り込んだ開放的な作りで、待合ロビーには暖炉もあります。雪の中でこの火の前でくつろぐひと時も素敵ですね。人気のレストランであっても、待つ甲斐がありますし、こんな素敵なロビーでゆっくりと待てるなら苦にもなりません。

レストラン利用でも楽しめるマッカリーナですが、もし予約が取れたらぜひ宿泊利用してみたいですね。1日4組限定の客室は、落ち着いた、シンプルな作りです。レストランの建物に隣接した別棟にあり、歩いて移動します。

宿泊棟には宿泊者専用のラウンジがあり、客室とは別のくつろぎ空間が用意されています。バースペースもあり、アルコールも含めてドリンクフリーなので、食後のゆったりした時間を過ごすのにぴったりです。グラスを傾けながら窓の外の景色に見とれていると、あっという間に時間が過ぎてしまいそう。

ラウンジにはのんびりと足を伸ばせるソファーコーナーもあり、ここから眺める緑や木漏れ日がとてもきれいなんです。こんなところで気の置けない友人や大切な人と、普段は話さないようなことをのんびりと語り合う時間というのも素敵ですね。

マッカリーナをレストラン利用できるのはランチとディナーのみですが、宿泊者には別途朝食のサービスがあります。「JIN」という人気のベーカリーのパンと、とれたて野菜を中心にした朝食は、朝からボリューム満点。パンやジャムの残りはお持ち帰りもさせてもらえるので、食べきれなくても心配無用です！

マッカリーナを訪れたら、ぜひ一緒に利用したいのが、隣接する「まっかり温泉」。日帰り温泉施設なので、気軽に利用できます。規模はさほどでもないのですが、温泉のすばらしい泉質と、露天風呂から手に取るように間近に臨める羊蹄山の姿が魅力。レストラン利用の後にくつろぐのもいいですし、宿泊利用でも内風呂ではなく、こちらへ入浴に来るのもいいですね。

マッカリーナでは、季節ごとに異なる美しい自然を堪能することができます。春から夏にかけては桜から始まり、様々な花が咲き乱れて、だんだんと強さを増す緑と日差しが眩しいほどに輝く季節。さんさんとした陽光の下で、開放的な気分の食事を楽しめます。

秋になると木々の葉は色づき始め、背後にそびえる羊蹄山も紅葉で山の色が真っ赤に染まります。この時期ならではの燃えるような風景も、ぜひ見に行ってみたいですね。

そして北海道に長い冬が訪れると、銀世界につつまれたマッカリーナを楽しむことができます。一面白く染まったその美しさは、寒さを忘れて見入ってしまうほどの美しさ。ニセコやルスツでのスキーを楽しむ人にも愛されるレストランです。

いかがでしたか？豊かな自然の中で、その地で育まれた食材を使った極上の食事と、宿泊者だけが楽しめる極上の時間をぜひ味わってみてくださいね！