「抹茶」では物足りない。深い味わいを楽しむ魅惑の「濃茶スイーツ」6選／全国

日本の代表的な和スイーツといえば「抹茶」。最近では、抹茶味のお菓子やスイーツが数多く販売され、抹茶好きな女子は嬉しい悲鳴を上げています。けれど、スイーツによっては砂糖の甘さが強くて抹茶の味が分かりにくい、なんてことも。もっと抹茶本来の味や濃厚さを感じたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

そもそも抹茶は「碾茶(てんちゃ)」というお茶を粉末状にしたもの。通常の緑茶よりは旨味と甘みがあるものの、そのまま食べるにはまだ苦みが強め。そのため、市販のお菓子やスイーツでは誰でも食べやすいように砂糖を多めに使うことが多いんだとか。ちなみに、茶席などでよく見る「薄茶(うすちゃ)」は、抹茶を茶杓約1杯半の分量で点てたものを指します。

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一方「濃茶」とは、読んで字のごとく抹茶の分量を多くして味を濃くしたもの。茶席で供される濃茶は、茶杓約3杯分の抹茶を人数分入れ一碗を回し飲みします。上質な抹茶を贅沢に使ってトロリと練られた濃茶は、抹茶本来の爽やかさやまろやかな旨味が味わえる特別な一服なんです。

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そんな「濃茶」の濃厚で奥深い味わいが楽しめるのが「濃茶スイーツ」です。今回は全国のおすすめ濃茶スイーツをご紹介します。抹茶好きな友達を誘って濃茶スイーツの旅に行くのもよし、お取り寄せして女子会のお供に頂くのもよし。その妙なる味を体験しましょう♪

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「浅草駅」から徒歩約5分の「お濃茶スイーツ専門店 雷一茶 浅草本店」。“良質な抹茶は苦くない”をコンセプトに京都で採れたこだわりの一番茶を使用しています。店内にカフェがあるので、友達とおしゃべりしながらスイーツを堪能できますよ。「濃茶雷おこし」や「濃茶バウムクーヘン」など濃茶づくしのお菓子ばかりで、濃茶好きなら一度は訪れたい名店です。

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「究極のお濃茶パフェ」は、宇治産の濃茶アイスに抹茶バウムクーヘン・特濃バニラアイス・白玉・サクサクのおこしが入った、濃茶を味わうための“究極”のパフェです。濃茶アイスだけを食べたり、バニラと混ぜて食べたり、バウムクーヘンに抹茶アイスを乗せて食べたりと色んな味変を楽しめそう。

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暑い夏に食べたいのが自家製シロップを使った「究極のお濃茶宇治金時かき氷」。ふんわり柔らかい氷の上には濃厚な抹茶シロップがかかり、小豆と白玉、抹茶わらび餅がトッピングされた贅沢なかき氷です。夏季限定かつ数量限定の商品なので、訪れる際は公式サイトをチェックしてくださいね。

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「祇園四条駅」から徒歩約10分の「祇園 北川半兵衛」。文久元年に創業された宇治茶問屋「北川半兵衞商店」が手掛ける人気の日本茶カフェです。築120年余りの京町屋をリノベーションしたお店には茶関連のインテリアが配され、伝統と現代が融合したスタイリッシュな雰囲気が漂っています。夜は日本茶バーに早変わり。大人女性のための素敵な隠れ家です。

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こちらは「祇園 北川半兵衛」の大人気スイーツ「抹茶のデグリネゾン」。最高級の抹茶を使用したアイスやチーズケーキ、クッキーなどが乗った豪華なデザートプレートです。プレート上の白い線は波を、抹茶アイスは石に生した苔のようにも見え、まるで枯山水が再現されているかのよう。思わず写真に収めたくなります。お茶は、抹茶(きたじるし1号)・煎茶・焙じ茶・和烏龍茶・和紅茶・コーヒーの中からお好みで選んでくださいね。

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「祇園 北川半兵衛」では、お茶の飲みくらべができる「茶詠み」も人気メニューです。左から抹茶・煎茶・ほうじ茶・和烏龍茶・和紅茶の5種類のお茶とそれに合わせた一口菓子がついています。目を閉じて香りと舌でお茶をじっくり味わう雅な体験ができますよ。

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「季の音」は、阪急電鉄「河原町駅」から徒歩約2分。河原町通に面したビルの4階にあります。宇治茶カフェ認定店だけあって、宇治抹茶をたっぷりと使った抹茶スイーツが食べられるんです。店内は、抹茶のグリーンととほうじ茶のブラウンを基調としたカラーで、落ち着いた印象です。抹茶や煎茶、玉露をはじめとする日本茶や、わらび餅が入ったパフェや定番スイーツのあんみつなど、和カフェならではのメニューがそろっています。

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こちらが濃茶スイーツの「濃茶モンブラン」です。江戸時代から創業された宇治丸久小山園の抹茶をたっぷりと使った一品。中のクリームにはふっくらした丹波の黒豆が入っています。抹茶と黒豆の相性はバッチリ！食べる手が止まらなくなる逸品です。スッキリとした苦みの濃茶スイーツは甘いものが苦手な方でもペロリといけちゃいそう。

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濃茶ではありませんが、他にも宇治抹茶を使ったシフォンケーキや季節のかき氷もあります。どれも観光で疲れた身体にじんわり染み渡るような美味しさですよ。

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えちぜん鉄道「あわら湯のまち駅」から徒歩約5分にある「抹茶庵 matcha an」。こちらのお店には、抹茶の質と量にこだわった濃茶スイーツがそろっています。パティシェ達が困惑するほどの抹茶の量を使い、試行錯誤の末に出来上がったスイーツたちはまさに「濃茶好きによる濃茶好きのための濃茶スイーツ」！こちらは石臼挽きの上質な宇治抹茶を使った「フォンダンショコラ」です。常温、温め、冷凍の3種類の食感と味の変化を楽しめる極上の逸品です。

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「抹茶庵」ではプリンも人気！「濃厚抹茶プリン」だけでも通常の抹茶プリンよりも濃いのですが、さらにその上をゆく「お濃茶プリン」があります。こちらの「お濃茶プリン」は目が覚めるような濃さ！食べたらもう通常の抹茶プリンには戻れなくなるかも。他にも、ほうじ茶を使った「琥珀棒茶プリン」や季節限定メニューも販売されています。

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ギフトとしておすすめなのが「モンスターボアタルト(抹茶のレアチーズタルト)」。超濃厚な宇治抹茶のレアチーズに抹茶のクランブルが乗っています。クランブルはオリジナルキャラクターである「抹茶モンスター」の毛皮をイメージしているんだとか。ぜひ公式サイトで抹茶モンスターの姿をチェックしてみてくださいね。

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静岡県藤枝市に本店を構える「ななや」は、JR「藤枝駅」から車で約10分のところにあるお茶屋さんです。定番のお茶や抹茶はもちろんのこと、抹茶スイーツも販売しています。とくにスイーツの中でも人気なのが7段階の濃さが選べる「抹茶ジェラード」なんです。

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抹茶の濃さはNo.1～7の7段階から選べます。世界一濃いと称される「No7 藤枝ジェラート プレミアム」は、色の濃さが他のアイスとは格段に違いますね。No.6とNo.7のジェラートは、より濃くするために挽きたてそのままの原料を使用。抹茶本来の深い味わいを堪能できます。一度に2種類のアイスが食べられるダブルカップもあるので、友達と濃さの違うアイスを注文して食べ比べしてみては？

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こちらは濃さの違うチョコレート「Premium MATCHA 7」。最高級の抹茶を使い、甘みを感じる抹茶から抹茶の味をダイレクトに感じる特濃まで7種類をじっくり堪能できます。右端はほうじ茶チョコレート。ほうじ茶の香ばしさとチョコの上品な甘さが絶妙にマッチした逸品です。自分へのご褒美や、大切な人へのプレゼントに最適ですよ。

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静岡までは行けない…という方も大丈夫！東京の青山にもお店があるのでぜひ訪れてみてくださいね。

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福岡県にある「和café Leaf Heart」は大正10年創業の「牛島製茶」が手がける日本茶cafeです。日本有数の高級茶の産地である「八女(やめ)」で八女茶の栽培生産をしていましたが、お茶を「飲む」だけではなく「食べる」ことも楽しんでほしいという想いからカフェをオープンしたのだそう。自社の製茶工場で深く蒸しあげて作られたお茶は、香り高く味も濃いと人気なんだとか。八女ICより車で約5分のところに「筑後けやき通り店」、JR「久留米駅」東口に「JR久留米店」の2店舗があります。

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「濃茶パンケーキ」は、八女高級玉露の粉末が生地に贅沢に練りこまれています。一枚一枚手焼きで丁寧に焼いたパンケーキはしっとりもちもち。店舗や季節によってデザートのトッピングが変わったり、限定メニューが出たりするので何度も訪れる楽しみがあります。

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どれを注文しようか迷ってしまうなんて方は、「色彩り」はいかが？抹茶アイスに抹茶プリン、抹茶わらび餅、抹茶シフォンケーキなど、色んなスイーツを一度に味わえちゃうんです。抹茶ソースをかければさらに美味しさがアップしますよ。

抹茶スイーツよりも甘さが控えめでよりダイレクトに抹茶を味わえる「濃茶スイーツ」。もっと濃い味が食べたい！もっと抹茶を感じたい！という方は大満足すること間違いありません。お取り寄せ可能なお店もあるので、気にいった濃茶スイーツがあればぜひ購入してみてくださいね。