【北陸・東北】冬に旬を迎える“絶品海鮮”を堪能！デートで立ち寄りたい「海鮮グルメ店」7選

身もカニ味噌も隅々まで堪能したい「越前ガニ」に、高級食材として知られる「ひみ寒ぶり」、脂がのった気仙沼の「メカジキ」などなど…北陸や東北エリアには、おいしい海の幸が盛りだくさん♡食いしん坊カップルにはたまらない旅先です。今回はその中でも、冬に旬を迎える絶品海鮮をピックアップ。各県のおすすめ店をご紹介します。

鍋やしゃぶしゃぶなど冬ならではのあったか～いご当地グルメから、高級魚をあらゆる調理法で堪能できるフルコース、ご当地の魚介を使った変わり種メニューまで勢ぞろいしているので、二人で食べてみたい逸品がきっと見つかるはず。お酒好きな二人は旬の海鮮とともに地酒もいかが？

ちなみに、今回ご紹介するお店の周辺はデートスポットも充実。誰もが知る観光名所や、海鮮を堪能した後に立ち寄りたい雰囲気のいいカフェなど、カップルにおすすめのスポットも併せてご紹介しちゃいます。それでは早速、冬の海鮮を堪能する旅に出発～♪

「越前ガニ」とは、福井県で水揚げされた雄のズワイガニのことです。全国で唯一、皇室に献上されているカニでもあるんですよ。長い脚と大きな爪の中には、甘みのある身がぎっしりと詰まり、立派な甲羅の中には濃厚なコクがあるカニ味噌がたっぷり入っています♡越前ガニは11月～3月ごろまでが漁期なので、まさに冬が旬♪憧れのカニを二人で食べれば、思い出に残りそう。

出典：JONYJONYさんの投稿

「川喜（かわき）」は、三国神社駅から徒歩約11分の場所にある越前ガニの名店。お店の近くにある「越前三国港」で揚がった新鮮な海鮮を取り扱っています。店主の確かな目利きで仕入れる最高級の越前ガニをいただけますよ！

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「かに料理（コース）」は、越前ガニの旬の時期である11月〜3月の期間限定コースです。ゲストの来店時間に合わせてカニをしめ、お店に到着してから茹でているから、美味しさがケタ違い。しめる時間と茹でる時間は、越前ガニの味を左右する重要なポイントになるため、時間を決めて予約してくださいね。色鮮やかな大振りのカニを目の前にしたら、思わず歓声をあげてしまいそう♡

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こちらのお店は、カニ刺しや焼きガニではなく、「茹でガニのみ提供する」というこだわりを持っています。その理由は、カニ特有の旨みを余すことなく味わって欲しいという店主の気持ちから。初めて越前ガニを食べるカップルでも大丈夫♪ちゃんと身の取り方や食べ方を教えてもらえます。

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越前ガニ1尾の大きな足と爪には、旨味が凝縮された身が詰まっています。まさに贅の極み。二人でカニと格闘しながら食べるのも旅の良い思い出になりますね♪

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越前ガニは、身はもちろん濃厚なカニ味噌も絶品です。とろっとろのカニ味噌に、ぷりっぷりな身をつけて召し上がれ。

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越前ガニは雄のズワイガニですが、雌の「セイコガニ」もおすすめです。シーズンによっては、コースメニューでセイコガニもいただくことができますよ。越前ガニの3分の1ほどと小ぶりサイズですが、殻の中には、濃厚なカニ味噌がぎっしりと詰まっています。鮮やかな朱色の内子（うちこ：卵巣）は“赤いダイヤ”と呼ばれる至高の逸品。また、腹に抱えたツブツブ食感の外子（そとこ：受精卵）も癖になる美味しさです！

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越前ガニを堪能した後は、温かい〆の雑炊が待っています。カニを茹でたスープで炊いているから、旨味が凝縮しているんですよ。寒い日にいただけば体の芯までポカポカに。思わず彼と顔を見合わせてニンマリしてしまいます。

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越前ガニでお腹いっぱいになっても、スイーツは別腹♡食後にデザートはいかがでしょうか？川喜から徒歩13分、三国神社駅から徒歩4分ほどの「雲職人 ニュアージュ」は、おしゃれで写真映えするスイーツが食べられるカフェ。かき氷やモンブランなど、季節ごとの旬のスイーツがそろっていますよ。

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「寒ブリ」とは、冬に漁船で水揚げした天然ブリのことを言います。天然のブリは、冬になると産卵のためにエサを活発に食べて丸々太ります。旨味たっぷりで脂がのっているにも関わらず、身はしまっていて絶品！旬の時期は11月〜2月ごろまでです。

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富山県の氷見（ひみ）漁港で水揚げされる「ひみ寒ブリ」は、形、質ともに良く、富山湾の定置網で捕れた6kg以上の寒ブリ。ブリは、冬になると産卵のために北海道から九州・東シナ海まで南下します。氷見はちょうど中間地点にあるため、脂ののりが最高潮に達したブリを水揚げ可能。最高の寒ブリを食べてみたくないですか？

出典：りりたさんの投稿

氷見駅から徒歩10分ほどの「ばんや料理 ひみ浜」では、氷見漁港に水揚げされる寒ブリのみを提供しています。毎朝、市場で店主自ら目利きしたブリを仕入れるため、そのおいしさは格別！観光ついでに立ち寄れば、旅の満足度がアップしますよ。

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冬限定の「ぶりしゃぶコース」は、10kg以上あるひみ寒ブリをいただく贅沢なコース。同じひみ寒ブリでも、10kg以上と10kg未満では味が違うのだとか。貴重なお魚を、ブリの刺身、ブリ大根、ブリしゃぶ、ブリの塩焼きなどで満喫できるなんて夢みたい。おいしさを余すことなく堪能できますよ。

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分厚いブリの切り身。もちろん生でもおいしいですが、しゃぶしゃぶでさっと茹でて、ほんのり冷たいブリをポン酢にくぐらせていただくのも◎。

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濃めのしょうゆとブリの旨みがしみにしみた「ブリ大根」は、濃厚な味わい。同じブリでも調理法により味がガラリと変わるので、飽きることなく食べ進めることができますよ。料理が好きなカップルなら、「これは〇〇を入れているのかな」「味付けを真似したいねえ」なんて会話が盛り上がるかも♡

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「ばんや料理 ひみ浜」から20分ほど歩いた場所にある「氷見漁港場市場 ひみ屋番街」は、おすすめの立ち寄りスポット。海の近くにあるため、氷見漁港で獲れた魚介を購入できるのはもちろん、新鮮魚介を味わえるフードコートや、癒しの温泉までそろっています。写真はインパクト抜群な「ブラックソフトクリーム」。寒ブリを堪能した後は、お口直しにソフトクリームはいかがでしょうか？

お次は、高級魚「のどぐろ」をピックアップ。白身の魚でありながら体脂肪は20％以上といわれ、脂ののりはマグロのトロに匹敵するほど！口に含むと、脂がとろけてもう最高♡石川県域で広く漁獲されており、旬の時期は9月〜12月ごろです。ちなみに、標準和名は「アカムツ」という名前ですが、口の中が黒いことから「のどぐろ」と呼ばれているのだとか。

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「のどぐろ旬菜 みのりや」は、JR金沢駅より徒歩約13分とアクセス抜群。このお店の“のどぐろ”は漁港直送♪直接買い付けているので、通常よりもリーズナブルな価格で味わえるんですよ。高級魚を気軽に味わえるなんて見逃せませんよね。石川の地酒とともに優雅なお食事デートはいかが？

出典：shich221さんの投稿

おすすめは「のどぐろのフルコース」。なんと、デザート以外のすべての料理に、のどぐろが使用されています！お刺身、炭焼き、お鍋など、あらゆるメニューでその魅力を堪能しちゃいましょう。

出典：shich221さんの投稿

毎日、直接目利きをして仕入れた“のどぐろ”のお刺身は天にも昇る美味しさ。皮目を炙り、丁寧にさばいて盛り付けられた一品です。華やかな見た目も◎。二人の特別な記念日に味わいたいですね♡

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脂がのった“のどぐろ”を豪快に炭火で焼いた料理も絶品。マグロに匹敵するぐらい脂がのったお魚は、焼いても口当たりが滑らかです。「白身の王様」と言われるだけありますね。

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のどぐろスープの“みぞれ鍋”もおいしいと評判。濃厚な魚の身×大根おろしのさっぱりした味は相性ばっちり。寒い冬にはたまらないですね。彼と一緒に鍋をつつけば、二人の距離がグッと近づくかも。

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JR金沢駅から車で約10分の「のど黒めし本舗 いたる」は、ホクホクの「のど黒めし」を味わえる人気店。このメニューを食べるために、県外からも多くのお客さんが集まるそうですよ。お店の前には“のどぐろ”の絵が描かれていて迫力満点！まずはこちらで二人仲良く記念撮影はいかがでしょう？

出典：さすらいの旅人・全国各地孤独のグルメさんの投稿

お店の一番人気は、やっぱり「のど黒めし」。窯のふたを開けた瞬間、のどぐろの良い香りが漂います。まずは、しゃもじで4等分に分けて、そのままの味を楽しみましょう。

出典：kaze_gourmetさんの投稿

次に、ネギやワサビ、ゴマなど、薬味を入れていただきます。そのままもおいしいですが、薬味が加わり、また違った味わいに♡

出典：kaze_gourmetさんの投稿

最後は、のどぐろから取った出汁を入れて、お茶漬けにします。最後まで美味しくいただける「のど黒めし」。金沢に来たらぜひ味わってみてくださいね。

金沢観光で外せない「金沢21世紀美術館」は、「のど黒めし本舗 いたる」から徒歩5分ほどの場所にあります。体験型のユニークな作品や、写真映えするアートが盛りだくさん。プールの中に人がいるように見える不思議な作品もありますよ。彼と一緒に好きなだけ好奇心を満たしてくださいね。

「メカジキ」とは、カジキ類の中でも最大級の大きさを誇るお魚です。1年中水揚げされていますが、夏より冬の方が脂ののった濃厚な旨味を味わえるとか。旬は10月〜3月ごろです。特に宮城県の気仙沼は、メカジキの水揚げ量が日本一！鮮度抜群のメカジキをいただけますよ。

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不動の沢駅から車で5分ほどの「旬の味 こうだい」は、気仙沼の隠れ家的なお店です。公道に面していない場所にあり、風情たっぷり。蔵をリノベーションした建物が旅情を誘います。ちょっぴり大人なデートを楽しめそう♪

出典：mm5-3さんの投稿

新鮮で脂がのったメカジキをいただきたいなら、やっぱり「メカ刺し」は外せません。写真は、カツオ、ウニ、トロ、タコ、メカジキが盛られた一皿。その日の仕入れ状況によって、お刺身の盛り合わせの内容は異なりますが、どの食材も新鮮そのもの。身に弾力があり、旨味もたっぷりです。

出典：Fragrance=)さんの投稿

メカ刺しはもちろん、火を通してもおいしいのがメカジキです。「メカジキの西京焼き」や、すき焼きの味付けでいただく「メカすき」、煮立ったダシに潜らせていただく「メカしゃぶ」も絶品。ちなみに、メカすきやメカしゃぶを食べられるお店は限られているんですよ。気仙沼観光の際はぜひチェックしてみて。

出典：ジュニアーズさんの投稿

不動の沢駅から車で約4分の「北かつまぐろ屋 田中前店」は、地元でも有名なお店。いつも店内はお客さんでにぎわっています。駐車場があるので、車で旅するカップルでも安心ですね。

出典：かみ～さんの投稿

お店の看板に書かれている「メカジキのステーキ」は、まるでお肉のようなボリュームたっぷりのメニューです。熱々のメカジキステーキに、ニンニク醤油を上からかけていただきます。じゅわーっと湯気が立ち、ニンニクとメカジキの良い香りが辺りに広がります。

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ランチタイムのおすすめは「得々ランチ」♪メカジキのステーキと海鮮丼を一度に味わえるお得なセットメニューです。食いしん坊なカップルも満足できること間違いなし。

出典：TabeWalkerさんの投稿

「旬の味 こうだい」から歩いて3分ほどの場所には、ホッと一息つける「喫茶マンボ」が。創業は昭和26（1951）年、気仙沼で一番古い喫茶店なんですよ。12月から5月末までの期間限定で提供される「いちごパフェ」は特におすすめ♡スイーツ好きな二人にはたまりませんね。

「ハタハタ」は、冬に秋田沿岸で獲れる白身魚です。昔は大量に漁獲できていたため、秋田では、早く、美味しく、たくさん食べられる料理法が生み出されたとか。「ハタハタの塩焼き」や「ハタハタの醤油煮」、「しょっつる鍋」など気になるご当地のソウルフードが目白押しです。漁期は、11月後半から12月ごろにかけてのごくわずかな期間です。

出典：baashiさんの投稿

「秋田長屋酒場」は、JR秋田駅から徒歩4分の場所にあります。入り口では2体のナマハゲがお出迎え。秋田の雰囲気を味わえる店構えにテンションが上がりますね♪

出典：はしこ８４５さんの投稿

おすすめメニューは「しょっつる鍋コース」です。しょっつる鍋とは、ハタハタを醗酵させて造った“しょっつる”という漁醤を使って、ハタハタを炊く秋田の郷土料理。しょっつる鍋コースでは、地元食材である粘りが魅力の海藻「ギバサ」や、秋田の漬物「いぶりがっこ」もいただけますよ。

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ハタハタは唐揚げや塩焼きにしてもおいしいんです。火の通りが早く、熱が入れば骨と身が簡単に離れるため、食べやすいのも魅力。

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ハタハタの塩焼きはこちら。ちょうど良い塩加減のお魚に、少しレモンを垂らすことで、さっぱりとした味わいに。

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ハタハタ料理に合わせるお酒は、やっぱり日本酒がベスト。ぜひ、秋田の地酒を味わってくださいね。おすすめは「飲み比べセット」。寒い冬は、温かい鍋×日本酒で決まりですね。ほろ酔い気分で彼との会話も盛り上がりそう♡

「秋田長屋酒場」から徒歩10分ほどの「千秋公園（せんしゅうこうえん）」は、おすすめの立ち寄りスポット。久保田城跡地にあるこちらは、日本の四季を感じられる日本庭園です。園内には、お土産選びや軽食を楽しめるお店もありますよ。写真は、公園の冬の風物詩「雪吊り」♪

越前ガニ、のどぐろ、ひみ寒ブリ、メカジキ、ハタハタ…。北陸や東北には、一度は味わってみたい絶品海鮮が盛りだくさん♡中には、年間を通して味わえる“海の幸”もありますが、旬の海鮮の味わいは格別です。食いしん坊な彼と一緒に、その美味しさを共有してくださいね。