きらめく宝石＆ジュエリーを求めて。心華やぐ宝石美術館・博物館5選／全国

最近なんだか元気がでない。メイクもオシャレも頑張ろうという気になれなくて、せっかくの休日なのにネットサーフィンで1日が終わっていた、なんてことありませんか？本当はやりたいことも行きたいところもいっぱいあったはずなのになぜか億劫…。もしかしたらそれは「充電が足りていませんよ」という心からのメッセージかもしれません。

元気が出ない…そんなときには“石”の力を借りてみませんか？きらめく宝石や鉱物は、何万年、何億年もかけて作られた地球からのギフト。エネルギーたっぷりの“石”を見れば心も華やいで、キラキラ輝く本当の自分を取り戻せるかも。今回は心の充電にぴったりな全国の宝石美術館・博物館をご紹介します。

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真珠が好きな方は三重県鳥羽市の「ミキモト真珠島（しんじゅしま）」にある「真珠博物館」がおすすめ。「MIKIMOTO（ミキモト）」の創業者、御木本幸吉（みきもと こうきち）氏が世界で初めて真珠の養殖に成功した歴史や、真珠を使ったジュエリー、美術工芸品を見ることができます。

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館内の第1展示室では天然真珠を用いたアンティークジュエリー、第2展示室では明治～昭和初期に制作されたミキモトクラシックコレクションや真珠を使用した美術工芸品が展示されています。第3展示室では真珠ができる仕組みや真珠養殖について、第4展示室では真珠の成分や色、輝き、ネックレスになる制作過程などを知ることができます。企画展などもあり、1日いても足りないほど楽しく過ごせますよ。

出典：いせきさんの投稿

館内には、真珠を12,760個使用した「御木本五重塔」や、真珠12,250個とダイヤモンド366個を使った「百万ドルの鐘」など、目のくらむような豪華な芸術品がズラリ！こちらは大小796個の真珠が使われたパールクラウンです。最高級の真珠が贅沢に配され、とても華やか。ため息がでるほどの美しさですね。

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そしてぜひ見たいのが、白い磯着姿の海女さんの実演ショー！実際に海に潜って、真珠取りを再現してくれる催しです。サメから身を守るために水の中で膨張して見えやすい白い服を着ているんだとか。磯着姿の海女さんが見られるのは今ではここだけ。1日6回ほどなので実演時間は要チェックですよ。

出典：旅浪漫さんの投稿

真珠をじっくり堪能した後は博物館隣にある「パールプラザ」へ。1階にはパールショップ、2階には鳥羽湾の絶景が望める「レストラン阿波幸（あわこう）」が入っています。御木本幸吉氏の生家は鳥羽で代々続くうどん屋だったことから、阿波幸ではうどんがいただけるんです。しかも真珠の養殖に使うアコヤガイを使ったオリジナルメニュー（貝柱しょうゆ煮、貝柱フライなど）も！真珠の島ならではの味を堪能してくださいね。

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山梨県といえば水晶の産地！山梨で採れるのは「日本式双晶（にほんしきそうしょう）」と呼ばれるハート型のような水晶です。水晶の加工技術を生かして、宝石の研磨や貴金属加工などが発達し、現在ではジュエリーの一大産地となっています。そんな原石や宝石が鑑賞できるのがこちら。富士急行「河口湖駅」からタクシーで約5分の「山梨宝石博物館」です。

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こちらでは原石からジュエリー製品までを幅広く展示しています。その数はなんと2,000点以上！光の魔術師と称されるドイツのカット職人ムーン・シュタイナー氏の作品や、山梨の宝石彫刻家、宅間正一氏の作品は必見ですよ。キラキラと輝く宝石を観ていると心が満たされていくのを感じるはず。

出典：K.Noriさんの投稿

美術館の目玉はこちら！高さ約1.8m、重さ約1,270kgのブラジル産巨大水晶です！1つの結晶でここまで大きく、色が白いものは世界的にも貴重なんだとか。人よりも大きな水晶に圧倒されますよ。訪れたらぜひ鑑賞したい逸品です。

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原石と、それをカットしたカット石、さらにそれを加工した宝石を一度に見られるのが山梨宝石博物館のおもしろさ。こちらは「ホワイト・オパール」。ホワイト・オパールと一言でいっても、乳白色から青色、薄緑色、オレンジ色など石によってカラーはさまざま。どれも美しくて、ずっと見ていても飽きないほど。ミュージアムショップで自分へのご褒美にジュエリーを購入するのも素敵ですね。

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甲府駅周辺で宝石も見てみたいなと思ったら「山梨ジュエリーミュージアム」はいかが？JR「甲府駅」から徒歩約7分で到着できるミュージアムです。美しいジュエリーの数々が見られるだけでなく、宝飾産業の歴史や宝飾文化についても知ることができますよ。

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土・日・祝日には貴金属加工、宝石研磨、水晶美術彫刻の職人による実演も見られます。本物の職人から技術を学ぶ、体験プログラムもありますよ。

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体験プログラムでは、山梨で活躍している職人さんから宝石の研磨やシルバー加工について教えてもらえます。プロから直接教えてもらえるってとっても贅沢ですよね。世界で1つだけのオリジナルアクセサリーを作ってみませんか？

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メルヘンな外観や色とりどりの花が咲く庭園がかわいらしい「伊豆高原アンティーク・ジュエリーミュージアム」は、伊豆急行「伊豆高原駅」からタクシーで約5分のところにあります。

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ヴィクトリア王朝を中心として、貴族社会の華麗な宝飾品やドレスを見ることができます。

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館内では宝石を使った豪華なジュエリーやカメオを見ることができます。こちらの画像は1880年に作られた、タイヤモンド・パールネックレス。どんな人が身に着けていたのか想像するだけでうっとりしちゃいますね♡貴族が実際に使用したであろう貴重なジュエリーは、どれもため息が出るような美しさです。

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アンティーク調のドレスを着て記念写真も撮れますよ（有料）。豪華なドレスを身にまとえば、優雅な気分を味わえそうですね。旅の思い出に着てみるのはいかが？

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国内最大の「琥珀」の産地である岩手県久慈地方。琥珀とは大昔の樹木の樹脂が化石となってできたもののことをいいます。JR「久慈駅」からタクシーで約10分の「久慈琥珀（くじこはく）博物館」は、国内唯一の琥珀専門博物館。画像の球体は琥珀をシンボリックにデザインした体験カプセル「太陽の石」です。古代ギリシャ神話で太陽の石といわれている琥珀のカプセルの中に入れば、琥珀のエネルギーを感じられるかも。

出典：にっし～さんの投稿

博物館では珍しい昆虫入りの琥珀や、琥珀でできた貴重なモザイク画などを見ることができます。また、「琥珀玉づくり体験」や「琥珀アクセサリー手作り体験」などの体験ができます。2022年4月からは「琥珀採掘体験」もできるようになりました。当日参加ができる日もありますが、予約優先なのでぜひ公式サイトから予約してみてくださいね。

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博物館を囲む周辺の森林にはかつての琥珀採掘坑道も残っています。ぜひ散策してみてくださいね。

出典：招かれるnecoさんの投稿

いろんな体験をしてお腹がすいたら、敷地内にある「琥珀の森レストラン くんのこ」でひと休み。結婚式やフォトウェディングもできる、おしゃれなレストランなんですよ。

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「短角牛ハンバーグランチ」や「琥珀サーモン焼きランチ」「くんのこランチ」などがあります。どれも美味しそうで迷ってしまいますね。ランチに＋200円でドリンクバーがつくのでお得にランチタイムを過ごせます。

宝石や鉱物は、何十億年もかけて作られた地球からのギフト。今回は、きらめく宝石やジュエリーに出会える施設をご紹介しました。パワフルなエネルギーに満ちあふれる宝石や真珠の力を借りて、心華やぐ癒やしの時間を過ごしてくださいね。