関西で星空が魅力的なお宿へ♪心が潤うおすすめホテル14選

仕事や家事に追われていると、あっという間に時間が過ぎていく……なんてことありませんか？時間に追われていると、ゆっくりと疲れをとる暇もないですよね。そんな時は、星空を見に出かけてみましょう。昔はよく見ていた星空。日々忙しくなってしまったり、都会に住んでいたりすると見る機会が減っていきます。星空がきれいな場所へ行ってみれば、きっと心も体も癒されますよ♪

星空を見る癒し旅に出かけるなら、関西がおすすめです。都会的なイメージがある関西ですが、海に近い京都や山々に囲まれた奈良や和歌山、淡路島のある兵庫と、明かりが少なく星空がきれいに見られる条件が整ったエリアが多くあるんですよ。今回は、関西地方で星空がきれいな場所にあるホテルをピックアップしました。泊まってゆっくりと星を眺めてくださいね。

「峰山高原ホテルリラクシア」は、兵庫県の峰山高原標高930ｍ、全室高原向きのバルコニーを持つリゾートホテル。夏にはグランピングやキャンプ、冬にはスキーやスノーボードなどが楽しめます。アクセスは「播但道神崎南」ICから車で約30分、またはJR寺前駅よりタクシーで約25分です。

こちらが「峰山高原ホテルリラクシア」から見られる星空。高原にあるので、周りに光が少なく空気が澄んでいます。星空をクリアに見ることができるんですよ♪宿泊者には、天体観測セットを貸し出してくれます。露天風呂からも星を見ることができるので、ぜひ。

「峰山高原ホテルリラクシア」の全てのお部屋の外には、高原の壮大な景色が広がっています。大きな窓を開けると、緑の爽やかな風が室内へと吹き抜けていきますよ。客室のおすすめは「ジュニアスイート」。ベーシックな落ち着きのある客室で、44㎡と広々。荷物を広げてものびのび過ごせます。

夕食を付けてゆっくりと夜を過ごすのが良いですよ。ディナーは「和洋折衷創作料理」。地元産の食材をふんだんに取り入れた、コース料理です。お子様用メニューもあるので、子連れでも安心です！お子様メニューの詳細は、事前に宿に聞いてみてくださいね。

「グランシャリオ北斗七星135°」は、淡路島の東側に建つ一棟貸切型のグランピング施設です。 兵庫県立淡路島公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」という、レジャースポットの中にありますよ。名前の由来は、東経135°に位置しているところから取られています。アクセスは、車のみ。神戸淡路鳴門自動車道「淡路」ICより車で約3分です。

淡路島は、四国と本州の間に位置しています。島の周囲に明かりがないので、星空を鮮明に見ることができます。施設内でも見ることができるので、ゆったりと星空を眺められますよ。

コクーンと呼ばれる客室は、全室独立したコテージ。全ての客室に、高さ5m以上の天窓が設置されていて、天然のプラネタリウムのようなんですよ。さらにヒノキ風呂も全室設置されています。おすすめは最大2名宿泊できる「風のコクーン」。約50平米の広さを誇るコテージで、西側の窓からはたっぷりの陽射しが。夕方になると、太陽が沈む様子を部屋から楽しめます。

「グランシャリオ北斗七星135°」では、満天の星をより楽しんでもらうため、移動式のバー「星空のBAR(バー)」を開催しています。このバーは、毎夜開かれる場所が移動するんです。星明かりの下で楽しむ、普段と違うお酒体験は大人心をくすぐりますね♪星空をモチーフにしたカクテルもあるので、試してみてください。

JR「八鹿駅」からバスで約1時間のところにある、「宙の森ホテル 花郷里（そらのもりホテル はなごうり）」。都会の喧騒から離れた場所で、星空と自然を満喫できるリゾートです。写真はプラネタリウム付きのダブルルームのお部屋。

昼間はハンモックにゆられて森林浴、夜は天体観測がおすすめの過ごし方。毎晩20時半から21時までは天体観測会があり、「星のソムリエ」が夜空を案内してくれるんです。宿泊者は参加無料で、双眼鏡の貸し出しがあるほか、星空テラスでは望遠鏡の利用もOK。観測会は冬は実施していないのでご注意を。

夕食は但馬牛の最高峰「但馬玄（たじまぐろ）」が味わえます。4〜10月のグリーンシーズンは、バーベキューやスキレットで食べる但馬牛すき焼き、ハンバーグなど。11〜3月のウインターシーズンは、カニすきや鴨鍋、豚しゃぶも登場します。季節を変えてまた訪れたくなる、魅力的なラインナップですね。

「三宮バスターミナル」から高速バスで約90分。「福良」で下車後、「なないろ館」から無料シャトルバスに乗って約10分で「休暇村南淡路」に到着します。大鳴門橋を見渡す高台に位置し、360°のパノラマビューが自慢♪ こちらは福良湾を一望できるツインルームで、船が行き交うのどかな風景が心を癒やしてくれますよ。

「休暇村南淡路」は、淡路島で唯一（※2024年6月現在）天文台を備えた宿泊施設。無料の体験プログラムとして、毎夜スターウォッチングが開催されています。まずはスライドショーで星にまつわる知識を教わった後、屋上で星を観察。最後は天文台の大型望遠鏡で観測を行います。肉眼で見る夜空にも、望遠鏡で見る星にも、感動すること間違いなし◎

夕食は、旬の素材をじっくりと味わえる会席料理か、淡路近海の魚をメインにしたビュッフェから、お好きなほうを選べます。こちらはビュッフェのメインコーナーに並ぶ、鳴門海峡で水揚げされた刺身盛り。このほか、ローストビーフやお寿司など、和洋約60種類のメニューがあるので、あれもこれも食べたくなっちゃいますよ♪

出典：

「星の子館（ほしのこやかた）」は、全国でも珍しい「泊まれる児童館」。子連れで気兼ねなく遊んでステイできることで人気です。建物は名建築家・安藤忠雄氏の設計で、迷路のようなつくりが楽しい♪ 書籍や絵本、星の専門書などが並ぶ「どくしょルーム」をはじめ、プレイルームや天体観測室があり、時間を忘れて過ごすことができますよ。アクセスはJR「姫路駅」から車で約15分。

出典：

宿泊室は家族で泊まれる和室のほか、団体で利用できる大きなお部屋、バリアフリーの洋室の3タイプ。食事は館内にあるレストラン、お風呂は大浴場が利用できます。姫路市の施設なので、料金がリーズナブルなのも魅力。3歳児未満は無料で、18歳未満の子どもと一緒なら大人も割引料金になりますよ。

出典：

「星の子館」には天文台があり、天体望遠鏡は兵庫県で2番目の大きさ。夜の天体観望会は毎日開催しており、事前に申し込みをすれば無料で参加できます。また、珍しい昼の天体観望会も実施。お昼は申し込み不要で無料です。肉眼では見ることのできない世界に、大人も子どもも夢中になれますよ。

出典：Liona♡さんの投稿

日本三景で知られる「天橋立」がある宮津市。そんな宮津市にある「天橋立離宮 星音」は、全7室限定の静かなホテルです。アクセスは、京丹後鉄道「天橋立」駅から車で約20分、「与謝天橋立」ICから車で約30分です。海が近いこともあって、星空をハッキリと見ることができます。ホテルに来たら、ロビーのウェルカムドリンクとスイーツで疲れを癒してくださいね。

出典：

全てのお部屋には、プールと2種の天然温泉が用意されています。全室オーシャンビューなので、海を見ながら好きな時に好きなだけ利用できますよ。画像は客室の一例、特別室「音」。「天」「星」「音」の客室のプールは温水プールになるので、冬でもプールで遊べます(12/1～3/31は利用不可、温水プールは利用費が必要)。ナイトプールで星を眺めるのも素敵。

出典：Liona♡さんの投稿

こちらは「天」の客室露天風呂とプールになります。温泉は「金温泉」「銀温泉」という、2つの源泉がお部屋で楽しめますよ。空を見上げると満天の星が広がります。タオル類はオーガニックコットンなので、湯上りの体を優しく包み込んでくれますよ。

出典：たかはしよしあきさんの投稿

「海の京都」と言われるエリアにあるホテルなので、食事には魚介類がたっぷり使用されています。野菜は、直営の自家農園で育てた「無農薬野菜」を。食事場所は施設内のダイニング「香音」にて、カウンターや個室で味わえます。目にも鮮やかな料理の数々が、素敵な時間を盛り上げてくれますよ♪

出典：kaho9657さんの投稿

「GRAX PREMIUM CAMP RESORT（グラックス プレミアム キャンプリゾート）京都 るり渓」は、様々なスタイルのテントが並び、気軽にグランピングが楽しめるリゾートです。JR「園部駅」から無料送迎バスで約30分、兵庫県側からは能勢電鉄「日生中央駅」から無料送迎バスにて約35分でアクセスできます。こちらは2〜4名がステイできるドーム型のテントで、7サイトそれぞれコンセプトの違うデザインが特徴です。エアコン完備で、夏も冬も快適♪

出典：cpa77さんの投稿

るり渓は標高約500ｍの景勝地で、星の観測にぴったり。定期的に天体イベントも開催されています。夜はテントから外に出て空を見上げれば一面の星。都会では見られない、天然のプラネタリウムを楽しむことができます。友達や家族でわいわいと観察するもよし、恋人とロマンチックに過ごすのも素敵ですね。

出典：ゆいちん @x.yui.yui.xさんの投稿

夕食は炭火バーベキューや自分で作るスキレット料理、カレー鍋やブイヤベースなどの鍋料理も楽しめます。また、ワイルドな「ビア缶チキン」やローストチキン、ピザ、ランプステーキなどもプラスで追加（要予約）すればテンションもアップ！豪華なグランピングディナーに、おしゃべりも弾みます。

「ロテル・デュ・ラク」は、目の間に琵琶湖が広がるオーベルジュ型ホテル。敷地面積は驚きの約4万坪。広大な敷地の中に、たった15室しか客室がないので、カップルや子連れ旅での宿泊にも適しています。桜や新緑、紅葉など四季折々の風景が見られるのも魅力的。アクセスは、北陸自動車道「木之本」ICから車で約20分、JR湖西線「永原駅」より車で約10分になります。

こちらは施設内にある「見晴らしの丘」からの景色。琵琶湖と竹生島の絶景が一望できるスポットです。夜は星空を邪魔する光が少ない環境で、時には流れ星、夏は天の川が見えることも。カップルで訪れれば、ロマンチックな時間が過ごせますね♪

客室は、琵琶湖を一望できる本館の客室と、離れにあるそれぞれコンセプトが異なった9つのヴィラ。バスアメニティは高級感あふれる香りが漂う「DIPTYQUE(ディプティック)」と、おもてなしに溢れています。テラスから琵琶湖を臨められるお部屋もありますよ。

JR「高月駅」から無料送迎バス（要予約）で約10分。「旅館 紅鮎」は奥びわ湖畔に佇み、竹生島の影を望む温泉旅館です。客室は全室びわ湖に面していて、温泉半露天風呂、マッサージチェア付き。静かな湖面を眺めてお茶を飲んだり、お風呂上がりにマッサージしたり。至福のひとときを過ごしてくださいね。

出典：

客室のお風呂は、温泉半露天風呂。浴槽はお部屋によって檜や信楽焼、御影石など様々です。暮れていく空を眺めて長風呂を楽しむうち、空には星がきらめきはじめます。心地いい風と星空と温泉に酔う、非日常のひととき。大浴場の露天風呂からも星空が楽しめますよ。

夕食は旬の海の幸・山の幸や、京野菜、近江野菜を使った京風会席。京都で修業をした料理長の手によるお料理は、食べるのがもったいないほどの美しさです。また、お肉好きなら「近江牛づくし会席」や「鴨すき鍋」などもありますよ。6〜8月には、お宿の名前の由来にもなっている「紅鮎」の塩焼きもいただけます。

「山荘 天の里」は、和歌山県の高野山の麓に建つお宿です。新緑の頃にはホタルが舞い、秋には鮮やかな紅葉、冬には静かな雪景色と、四季折々の自然の美しさが楽しめます。アクセスは、JR和歌山線「笠田」駅から車で約15分、または京奈和道「紀北かつらぎIC」から車で約20分です。約6,000坪の広大な敷地に、全8室だけ。静かなゆったりとした時間が流れます。

こちらのお宿は、周囲を「九度山」を始めとした山々に囲まれています。そのため明かりが少なく、条件が良ければ画像の様な星空を見ることができるんですよ♪温泉露天風呂もあるので、お風呂に浸かりながら空を眺めることも可能です。

客室のテラスからも星空を眺められますよ。全室、紀州の杉とヒノキを使っているので、心地よい木の香りが満ちています。画像は客室の一例「スイートルーム 洋風リビング」。ソファベッドを利用すると、3名まで宿泊可能です。

全室広めでモダンな造りで、プライベートバスが用意されています。「スイートルーム 洋風リビング」のお風呂は半露天になっているので、昼も夜も朝も入って移り変わる空を見てくださいね。

JR「白浜駅」から車で約20分のところにある「XYZ Private spa and Seaside Resort（XYZ プライベート スパ アンド シーサイドリゾート）」。全室に電動開閉式の露天風呂があり、ボタンひとつで温泉リビングが海を望む露天風呂に変身するんです。こちらは「シーサイドウイング」のお部屋。波打ち際まで約15ｍという、"日本で海岸に一番近い"とされる露天風呂付きの和室です。友達や恋人と一緒に、海も絶景も独占！

お部屋によってお風呂の素材やデザインは様々。でも、どのお部屋に泊まっても素晴らしい景色が楽しめます。昼間は海の絶景、そして夜は星の絶景。目の前には天の川が流れ、運がよければ流れ星が見えることもあるんです。温泉に浸かりながら、流れ星に願いごとを♪

夕食はオープンテラスのレストランにて、炭火焼きのコース料理をどうぞ。バーニャカウダやシーフードのアヒージョ、メインは黒毛和牛の炭火焼き！温泉で炊き上げた釜飯や自家製デザートなど、ここでしか食べられないお料理の数々を楽しんでくださいね。

白浜ICから車で約15分、和歌山県の南端に位置する「ホテル ベルヴェデーレ」。海に面した小高い丘にあり、眼下には「枯木灘（かれきなだ）海岸」が広がります。こちら、プライベートデッキ付きの和洋室は、夕焼けをイメージした「左官アート」が魅力のお部屋。ゆったりした気分で、休日を満喫できますよ。JR「すさみ駅」から送迎もあります。

ホテルは高台にあるので、夜空を見上げて視界を遮るものはありません。また灯りも少ないので、星空観察にはぴったり。ホテルから歩いてすぐのところには、天の川が見えるスポットもあるんですよ。双眼鏡も借りられるので、夜はのんびりとスターウォッチングを楽しんで。

温泉も楽しみのひとつ。敷地内約1,000mの地下から湧き出る温泉は、お肌をしっとりさせてくれるそうで、「美人湯」とも呼ばれています。地中海のリゾートを思わせる岩風呂（写真）や館風呂のほか内風呂もあり、どこからでも雄大な太平洋を一望。エステやマッサージ（いずれも有料・要予約）で、至福のひとときを過ごすのもいいですね。

奈良県からは、新日本三大夜景の一つ「若草山」のふもとにあるお宿をご紹介します。こちらは約50年続いた「遊景の宿 平城」を、2020年にリノベーションしたお宿です。歴史を感じさせる佇まいでありつつ、現代のニーズにマッチしたモダンテイストへと進化しています。アクセスは、近鉄・JR奈良駅より車で約10分、「奈良奥山ドライブウェイ」沿いになります。

こちらが、お宿からの風景になります。眼下には、新三大夜景に数えられる奈良の街並みが広がります。周囲が山であるため、明かりがなく星空をきれいに見ることができます。

こちらは、お宿から少し離れた若草山からの風景になります。車で見に行けるので、ぜひどうぞ。美しく輝く奈良の夜景と広い空一面に広がる星空のコラボが楽しめますよ♪

客室からの眺望は、階によって違ってきます。窓から若草山麓の原始林を見渡すなら、画像の「パノラマビューツイン」のお部屋へ。客室内のバス・トイレはセパレートなので、友達と泊まっても快適。また、奈良で焙煎したコーヒーや奈良県産のお茶がお部屋に用意されているので、景色を眺めながら一服できますよ。

夜景と星空を楽しむなら、貸切露天風呂もおすすめです。邪魔されずにゆったりと風景を楽しむことができます。メインダイニング「TERRACE(テラス)若草山」からの眺望も素敵なので、食事付きで予約してみては？

「美榛苑（みはるえん）」は、たまご肌温泉「名湯みはる温泉」と「大和牛」など地元の食材を使ったお料理、美しい自然と夜空が自慢のお宿です。澄んだ空気の中で、ふと見上げれば満天の星。一瞬で非日常へと連れて行ってくれます。アクセスは近鉄「榛原（はいばら）駅」から徒歩約15分。駅からは送迎バスも利用できます。

客室は洋室や和室、和洋室など様々なタイプがあります。畳にゴロンと寝転がれる和室は子ども連れにぴったり。ファミリーやグループでわいわいと楽しくステイ♪

お宿自慢のたまご肌温泉「名湯みはる温泉」は、美容液のようなとろみのあるお湯。無色透明の高濃度アルカリ性温泉で、湯上がりはすべすべに！自然を眺めながら、手足を伸ばして温泉を楽しんでくださいね。貸切風呂（有料）もあるので、カップルや家族だけの水入らずで温泉を堪能できますよ。

星空って見ているだけでも癒されますよね。それを素敵なお宿から見られるとなると、心も体も癒されること間違いなしです。関西エリアには素敵なホテルがたくさんあるので、たまには自分の時間をとって、星空を眺める旅に出かけてみましょう♪