【広島】色とりどりの花に癒やされる♡美しい花が鑑賞できる観光スポット8選

出典：ibexさんの投稿

寒かった冬も終わり、春らしい温かさになってきたこの頃。重いコートを脱いで、軽やかな服装に着替えたら旅にでませんか？おすすめは、花の名所や観光スポット。ピンクや白、赤、黄色など華やかなカラーをまとった花を見ると寒さで凝り固まっていた心身が開放されて、明るい気持ちになれますよ。

出典：

お花をめでる旅に出かけるなら「広島県」はいかが？瀬戸内海沿い、中国山地、その間の高原地帯と、変化に富んだ地形のおかげでお花のスポットが多いんです。春には「チューリップ祭」でにぎわう「世羅高原農場」、初夏には約1万株のアジサイが咲き誇る「三景園」と、外せない「映えスポット」がいっぱいです♡この記事では、通年行ける花のスポットはもちろん、春夏秋冬それぞれに見ごろを迎える広島県の花の名所をご紹介します。大切な人を誘って、カラフルな花を見る旅にでかけましょ♪



※2023年3月現在の情報です。詳細な営業情報や、イベントの開催情報は各公式サイトをご確認ください。

出典：paul_w_w_jpさんの投稿

「世羅（せら）IC」から車で約20分。広島県のほぼ中央、標高約350～500mの高原地帯に位置する「世羅高原農場」。春のチューリップ、夏のひまわり、秋のダリアと季節ごとのお花の開花はもちろん、その時期だけのイベントが満載です。どの季節に訪れても新鮮な景色に出会えるので何度もリピートしたくなりますよ。

出典：Kuまさんさんの投稿

毎年4月中旬から5月中旬頃に開催されるのが「チューリップ祭」。約250品種、約75万本のチューリップが園内いたるところに咲き誇ります。色も形もさまざまなチューリップで描かれた「花絵」は「森の展望台」から一望することができる地上絵のこと。小鳥や蝶々の視線で春爛漫を感じられそうですね。夏にはヒマワリも見ごたえがありますよ。

出典：へちょはちさんの投稿

おなかがすいたらぜひ味わってほしいのが、農場内のショップでいただける「世羅バーガー」。牛タン入りのパテに、新鮮なリーフレタスが決め手のハンバーガーは女子にも人気なんだとか。お花畑を眺めながら、おなかも満たしちゃいましょう。

出典：ohaduさんの投稿

同じく世羅高原にある「花の駅せら」は「世羅（せら）IC」から車で約20分のロケーションにあります。春にはビオラやカリフォルニアポピーが咲き乱れ、初夏には「ユリまつり」が開催されます。またお花のエリアに隣接してオートキャンプ場も整備されているので、夜は高原の空気の中、満天の星も楽しめちゃいますよ。

出典：rokuumaさんの投稿

「花の駅せら」は旧名称が「世羅ゆり園」。その名の通り、ユリの花の群生がとりわけ素晴らしいんです。約150種、約50万本のユリが栽培されていて、6月中旬から7月中旬頃が見ごろですよ。ユリの花って、その香りも相まってなんだか高貴な雰囲気ですよね。ユリの香りにつつまれて優雅な気分にひたりましょう♡

出典：nemuribito Rさんの投稿

春から秋へと様々なお花を楽しめる「花の駅せら」ですが、お花の少なくなる季節にもお楽しみがありますよ。隣接するオートキャンプ場でアウトドア体験なんていかが？満天の星を眺めながらコーヒータイムもいいですね。園内の展望台からは360度の眺望で世羅高原を一望できます。運が良ければ翌朝は雲海から昇る朝陽が望めるかも。清々しい気持ちになれるのは自然の中で過ごす醍醐味ですね。

出典：

「因島（いんのしま）フラワーセンター」は「しまなみ海道」の本土側から数えて2つめの島、因島の白滝山（しらたきやま）ふもとにあります。四季折々の花が咲く大花壇や芝生広場を含む施設はなんと無料で開放されているんです！とっても贅沢ですよね。芝生に腰を下ろして花と一緒に瀬戸内海の景色を楽しんじゃいましょう。アクセスはしまなみ海道「因島北IC」から車で約5分です。

出典：urabeckyさんの投稿

こちらでは、今や「幻の花」ともいえる「除虫菊（じょゆうぎく）」も見ることができます。蚊取り線香の原料となるお花で、かつては島中で栽培されたそうですが、現在は栽培農家が激減。限られた場所で観賞用に大切に育てられています。デイジーに似た可憐なお花は4月末～5月初旬頃が見ごろ。「幻の花」の群生と瀬戸内海の風景に癒されてみませんか。

出典：slashrider7476さんの投稿

ここでのおすすめグルメは「はっさく大福」。島で採れた新鮮な八朔（はっさく）をオリジナルの白あんとみかん餅で包んだ爽やかな風味の大福です。「因島フラワーセンター」から車で約10分の「はっさく屋」（因島大橋記念公園内）でいただけますよ。因島大橋を眺めながら頬張れば、おなかも心も幸せいっぱいに♡

出典：freudeさんの投稿

広島市街地にある施設なら、JR「五日市駅」からバスで約20分の「広島市植物公園」はいかが？洋ランを中心とした熱帯雨林の植物が生い茂る巨大な温室があり、ちょっとした非日常感が味わえますよ。夏はジャブジャブ池、冬はイルミネーションと季節ごとのイベントが豊富なのも魅力です。

出典：アンディ　さんの投稿

自慢の大温室は高さ約21ｍの総ガラス張り。シンボルツリーのバオバブの木を中心に熱帯のジャングルや水辺を再現したコーナーもあり、多種多様な熱帯植物にあふれています。その一角にあるのが熱帯スイレン温室。水面から立ち上がって咲くスイレンの姿は優美そのもの。通年で見られるのもうれしいですね。

出典：KENDAMA BOYさんの投稿

植物公園内にはレストランもありますが、公園内は飲食の持ち込みがOKなのでお弁当をもって行く人もいるんだとか。こちらはJR「五日市駅」から徒歩約10分の「手作りパン工房 ファジーペッグ」のサンドイッチです。こちらで事前にサンドイッチを購入して、園内の芝生やベンチでいただくのもステキですね。お花を見ながらのランチはより一層おいしく感じられるはず。

出典：Formulaさんの投稿

こちらは「尾道（おのみち）IC」から車で約10分の「満汐梅林（まんちょうばいりん）」。山の斜面に約1000本の梅の木が植えられてた梅林です。2月下旬～3月下旬頃には「花見まつり」が開催されます。梅の花が一斉に咲き誇り、冬の終わりを告げてくれます。6月初旬～下旬頃には「梅もぎ体験」も催されますよ。

出典：いちまめさんの投稿

こちらで栽培されている梅は食用の「南高梅」など白い花をつける品種がメイン。けれど観賞用の紅梅やしだれ梅も植えられているんです。約2ヘクタールの果樹園内には、セルフ撮影用カメラスタンドがあちこちに設置されています。これぞ季節の花を楽しむ旅のお楽しみ！映える写真をいっぱい撮っちゃいましょう！

出典：Kentaro55さんの投稿

6月の「梅もぎ体験」では、果実のもぎとりのほか、ジャムやジュースを作る「加工体験」も可能です。自分でもいだ果実を丁寧に加工してオリジナルのお土産を作れますよ。大切なあの人への心のこもったお土産にピッタリですね♡

出典：ancretさんの投稿

「安野花の駅公園」は旧JR可部（かべ）線の廃線になった「安野（やすの）駅」の駅舎をそのまま保存した施設です。毎年3月下旬～4月上旬頃にはあたり一面が桜や桃のピンク色とレンギョウの黄色に染まります。こちらで保存中のディーゼル車「キハ58」もその景観に溶け込んで、なんともノスタルジックな景色が楽しめますよ♡JR「あき亀山駅」からは車で約30分のアクセスです。

出典：ひさりんさんの投稿

春に行われる「安野花まつり」ではトロッコ列車の乗車体験や、普段は立ち入ることができない「キハ58」の中に立ち入って写真を撮ることが可能。どこか懐かしい1枚が撮れそうですよね。鉄道好きさん、レトロ好きさんにはたまらないかも♪


※2023年度の花まつりは中止となります。詳細は公式サイトをご確認ください。

出典：

古い駅舎の中は昔のままの雰囲気を残しています。2003年まで現役で活躍していた駅舎はとてもきれいに保存されていて、まるで時が止まったかのよう。色鮮やかに咲き誇るお花と、落ち着いたなつかしさの両方を味わえるのが魅力です。古い映画のヒロイン気取りで写真を撮ってみては？

出典：akichipさんの投稿

こちらは広島空港に隣接する庭園「三景園（さんけいえん）」です。約6ヘクタールもある園内には高低差約14メートルの「三段の滝」や、瀬戸内海と宮島を模した「大海」エリアなどがあり、見ごたえたっぷり！回遊式庭園と四季折々の花の組み合わせは言葉にならないほどの美しさ。春夏秋冬すべての季節に訪れたくなるとっておきの場所です。

出典：Celesteさんの投稿

初夏には約100種、約1万株のアジサイや菖蒲の花が咲き乱れます。例年の見ごろは6月中旬～7月中旬頃。毎年6月には「三景園花まつり」が開催され、お茶会などのイベントが行われます。しっとりとして雨もよく似合うアジサイの花。晴れた日はもちろん、雨が降った日にこそ、情緒あふれるアジサイを見に訪れたくなりますよ。

出典：tomotomo1129さんの投稿

「三景園」に隣接して建つのが「八天堂（はってんどう）ヴィレッジ」。あのクリームパンで有名な「八天堂」さんがオープンした食のテーマパークです。カフェやレストラン利用のほか、工場見学や体験工房でのパン作り体験までできちゃいます。こちらでランチをしてヴィレッジ限定のパンをお土産に買えば、旅の満足感もいっぱいです♡

出典：Past&passionさんの投稿

秋のお彼岸の頃に盛りを迎えるヒガンバナの別名は「曼珠沙華（まんじゅしゃげ）」。一輪でも充分美しい花ですが、その群生地が三次市吉舎町（みよししきさちょう）にあります。通称「辻のヒガンバナ群生地」がそれ。中国やまなみ街道「吉舎（きさ）IC」から車で約15分。深紅のじゅうたんのような群生地を歩けば、なんだか神秘的で厳かな気持ちになりますよ。

出典：B.B.B.さんの投稿

吉舎町を流れる馬洗川（ばせんがわ）沿いに群生地は広がっています。通常は田んぼのあぜ道などにポツポツと咲くヒガンバナですが、地元の方たちが何年も草を刈って手入れをしてきたお陰でこの群生が生まれました。美しい深紅の群生とともに、地元の方たちの愛情も感じられて心がなごみますね。

出典：カヤッキングアキラさんの投稿

県北部の三次まで足を延ばしたなら、ぜひ立ち寄りたいのが「三次ワイナリー」。中国自動車道「三次IC」から車で約3分とアクセスも便利です。こちらでは毎日専用のブドウ畑のコンディションをチェックして作った、こだわりのワインを販売しています。試飲も可能なのがうれしいですね。おいしいワインはお土産にも最適ですよ。

春の桜やチューリップ、初夏のアジサイ、秋のヒガンバナと、広島には四季折々の花の名所・観光スポットがいっぱい！ここでは紹介しきれなかったお花もたくさんありますよ。カラフルな花々を眺めていると心まで明るくなれるはず。さあ、次の休みには大切な人を誘って花をめでる広島旅に出かけてみませんか？