【東北編】出会いや夢へと繋いでくれるパワースポット!?橋めぐりの女子旅におすすめ観光スポット9選

出典：五郎　gorouさんの投稿

あちらとこちらを結ぶ「橋」には、古くから不思議な力があると考えられてきました。人のご縁を結ぶことや、夢の実現などを意味する「懸け橋」という言葉もまさにそう。日本人にとって「橋」は何かを叶えることの象徴であり、パワースポットとしても大切にされているんです。

叶えたいご縁や夢があるという方は、そんな「結び」のパワーを持つ橋を巡る女子旅に出かけてみませんか？今回ご紹介するのは、「東北」にある観光スポットとしても人気の橋。絶景に癒されたり、ちょっとしたスリルを楽しみながら橋を渡れば、願いを実現できそうなすがすがしい気持ちになれるはずですよ！

出典：aibo2010さんの投稿

「青森ベイブリッジ」は青森港にかかる全長1,219mの橋です。JR青森駅から徒歩約6分のところにあってアクセスも至便ですから、気軽に立ち寄ることができますね。「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」とのツーショットも素敵です。

出典：

「青森ベイブリッジ」には歩道があるので歩いて渡ることもできます。海の上に架かる橋なので、スケールが違います。迫力あるショットが撮れそうですが、車には十分気をつけてくださいね。

出典：

青森ベイブリッジの下には、ほぼ平行に海の上に架かる歩行者専用の橋「青森ラブリッジ」があります。青森ベイブリッジを頭上に仰ぐ眺めは迫力たっぷり！また、ラブリッジを渡った先には「青森県観光物産館アスパム」があり、13階に絶景が広がる展望台もあるのでそちらも要チェック。お天気が良ければ北海道まで見えることもありますよ。

出典：SuIOさんの投稿

青森ベイブリッジは、夜になるとライトアップされます。水面に反射する灯りも美しく、とても幻想的な雰囲気になりますよ。寒い季節でなければ、みんなで夜景を楽しむのもいいかも。

出典：こぷりさんの投稿

「鶴の舞橋（つるのまいはし）」は、木造では日本で一番長いという三連の太鼓橋です。橋が架かる津軽富士見湖と「津軽富士」の美称をもつ岩木山とが織りなす光景は、まるで絵を見ているよう。心が洗われる気分になれますよ。

出典：t.t.chopperさんの投稿

季節や天候、また時刻によってもさまざまな変化を見せてくれます。ですから、いつ訪れても一期一会の景色に出会えます。写真愛好家でなくても、ぜひ素敵な一枚を撮りたいですね。

出典：

青森県産の「ひば」を丸太で約3千本も使って作られたという木造の橋で、長さは300mあります。幅も3mありますから、みんなで渡ってもゆったりとしていますね。木造の橋は歩くたびに、コトンコトンと柔らかな心地よい音が響きます。

出典：tk23さんの投稿

JRの吉永小百合さんのCMでも使われたこちらのスポット。女優気分で再現して、写真を加工してポスター風にして遊ぶのもよい思い出になるかもしれませんよ。最寄り駅はJR陸奥鶴田駅で、車で15分ほどかかります。

童話作家宮沢賢治のふるさと岩手県には、『銀河鉄等の夜』のモチーフになったといわれる「めがね橋(宮守川橋梁)」があります。めがね橋はJR釜石線の鉄道橋で、1日に1本だけ走る「SL銀河」が名物でしたが、残念ながらSLの運行は2023年6月に終了。現在は一般車両のみが走行しています。

出典：

長さは約107mで、20mの間隔できれいなアーチを描いています。高さも18mほどあるので、本当に空に登っていけそうな雰囲気ですよ。手前に建っているのは大正時代に作られた橋脚の一部なんだそうです。

出典：フィンクスさんの投稿

JR宮守駅から徒歩約8分のところにあり、すぐそばには「道の駅 みやもり」があります。名産のワサビを使ったワサビソフトクリームを食べながら、列車が通るのをのんびり眺めましょう。都会ではなかなか見ることができないレトロな風景にワクワクしちゃいますね！

出典：rabaoさんの投稿

夜には幻想的にライトアップされ、「銀河鉄道の夜」の世界を間近で体験できますよ。めがね橋は宮守駅と柏木平駅の間にあるので、列車に乗って上から眺めてみるのもおすすめ。県内では珍しい通年型のライトアップで、22時まで楽しめます。

一関市にある「厳美渓（げんびけい）」は、国の名勝および天然記念物です。荒々しい奇岩や、その間を勢いよく流れ下る水など、自然の造形を堪能できるスポットです。マイナスイオンもたっぷり浴びたいですね。JR一関駅からはバスで約20分。一関ICからは車で約10分です。

出典：kuni@さんの投稿

厳美渓の変化に富む景色の上を歩けるのが、吊り橋です。頑丈な造りの吊り橋ですので「吊り橋って苦手」という人がいても大丈夫。吊り橋ならではのハラハラ感を存分に味わって！非日常的な体験ができそう。

出典：

大迫力のシーンを間近で見ることができます。勢いよく流れる水の音と、キラキラと反射する日の光に癒されます。深呼吸して、マイナスイオンをしかっりと体に取り込みましょう。心がリフレッシュされていくのを実感できますよ。

出典：ugatomoさんの投稿

散策後には、名物の郭公屋（カッコウヤ）の「空飛ぶ団子」を食べましょう。シューッと籠が降りてきて、お茶とお団子が届くという仕掛けが面白いと、観光客に人気なんですよ。散策で疲れたら甘いもので休憩しましょう♪

出典：みつ11さんの投稿

ちょっぴりスリルを味わいたいな、という冒険心満々の女の子たちなら、東北で一番長いという「やまびこ吊り橋」はいかがでしょうか。長さは約120mという大きな吊り橋です。頑丈な作りですが、橋の高さは約20mもありますから、ドキドキ感もたっぷりです。

出典：Ｅｒｉｃａ２０さんの投稿

吊り橋の上からは、石垣のような美しい砂防ダムから水が流れ落ちる様子を正面からとらえられるんです。水面に映る景色と、白い糸のように流れ落ちる水は、自然の滝とは違う美しさですね。

新緑の季節もさることながら、錦秋の光景は言葉を失うような美しさとして知られています。神々しさすら感じる光景は、自然に厳かな気持ちになっていきそう。

出典：Ｅｒｉｃａ２０さんの投稿

吊り橋そのものを遠くから見ると、「え？これを渡るの？」なんて、ちょっと尻込みしてしまいそうですね。遊歩道も整備されていて、長老湖という湖まで自然の中をゆっくりと散策することもできますよ。東北自動車道・白石ICから車で約45分かかりますので、みんなでレンタカーなどでドライブ旅にするのがお勧めです。

松尾芭蕉ですら言葉を失ったという日本三景の「松島」。小さな島々が、海に浮かぶ光景は絵葉書そのものです。そんな松島の風景を橋から眺めてみませんか？松島海岸と福浦島とを結ぶ全長約252mの「福浦橋」は、遠くから眺めても絵になる目に鮮やかな朱塗りの橋です。

福浦島は県立自然公園となっており、ツバキやカエデなどの草木が自生しています。島は30分くらいで巡ることができますよ。橋の上から眺める松島は、海岸や高台から眺める光景とも一味違います。

出典：

実は松島には、3つの赤い橋があります。五大堂の「透かし橋」と雄島の「渡月橋」です。それぞれに別名があって、「透かし橋」は「縁結び橋」、「渡月橋」は「縁切り橋」ともいわれます。「福浦橋」は「出会い橋」と呼ばれているんですよ。素敵な出会いがあるかもしれませんね。

出典：-華月-さんの投稿

橋は夜はライトアップされます。夕焼けに染まる松島は、とても幻想的。ライトアップされる橋とともに、松島にお泊りするなら、ぜひ見てみたいですね。

出典：

「磐梯吾妻スカイライン（ばんだいあづますかいらいん）」にある「不動沢橋」は、「つばくろ谷」にかかる橋です。なんとその高さ約84m。福島市の街並みが、まるで米粒のように小さく見えます。ここを車で走り抜ければ、空を飛んでいる気分になれそうですね。あまりの高さにクラクラしてきそうかも。

出典：

磐梯吾妻スカイラインは、福島県と山形県との県境に位置する吾妻連峰を走る観光道路です。平均標高が1,350mあり、「天空の道路」と呼ばれる人気のドライブコースとなっています。みんなで運転を交代しながら、ドライブを楽しむ旅はいかがですか？アクセスは東北道・福島西ICから約1時間です。

出典：tokeisouさんの投稿

駐車場も整備されていて、ゆっくりと周辺の景色を楽しむことができるようになっています。特に、紅葉の美しさは有名で、シーズンは県内外から多くの人が訪れます。渓谷の輝くように鮮やかな絶景は、忘れられない思い出になりそう。

出典：Rusty Railさんの投稿

紅葉も捨てがたい景色ですが、早朝の景色や夜景も楽しめます。朝、雲海のなかに浮かび上がる橋は、まさに「天空に架かる橋」のよう。くっきりと晴れて真っ赤な朝日が昇ってくる光景も、絶景ですよ。みんなで頑張って早起きをしてくださいね。

「気仙沼大島大橋」は本州と気仙沼大島とを結ぶ巨大なアーチ橋です。アーチの支間長は約297mと東日本最長。白く雄大な姿が気仙沼湾や周囲の自然の中によく映えます。

車でのアクセスは三陸自動車道・浦島大島ICから約3分です。橋の両端には転回場があるので、車を停めて歩道をのんびり渡ることもできますよ。橋が架かるあたりは「大島瀬戸」と呼ばれる風光明媚な場所。気仙沼の中でも特に美しい景色が広がります。

気仙沼大島大橋を海から眺めたいという方には、気仙沼湾を巡る遊覧船がおすすめ。気仙沼大島から出航するコースなら、橋を渡ったついでに乗船できます。美しい湾を巡りながら、巨大なアーチ橋の迫力を堪能してくださいね！

せっかく気仙沼大島を訪れるなら、ぜひレジャーもたっぷり楽しみましょう。島内には美しいビーチや絶景を一望できる展望台、地元グルメを味わえる商業施設など、いろいろなスポットがあります。離島で気軽に遊べるのも、気仙沼大島大橋が架けられたおかげ。橋が生み出す素敵なご縁に巡り会えるかもしれませんね。

日本で唯一、異なる3つのアーチ橋を同時に見られるという貴重な体験をできるのが、福島県大沼郡三島町にある「宮下アーチ三兄(橋)弟」です。3つの橋は上から順に、国道252号・JR只見線・福島県道237号のアーチ橋。JR会津宮下駅から徒歩約5分の場所にビュースポットがあり、絶好のポジションで写真を撮れます。

三兄(橋)弟の真ん中に架かる只見線（ただみせん）は、只見川に沿って走る路線です。特に会津柳津駅から大白川駅までの間は、絶景の中をいくつもの鉄橋を渡って走行します。その途中に三兄(橋)弟の最寄り駅・会津宮下駅があるので、只見線の鉄旅とセットで楽しむのがおすすめですよ。

鉄橋以外にも、車窓からは水辺の美しい景色を至る所で見られます。実は只見線は2011年の豪雨で大きな被害を受け、2022年にようやく全線開通したばかり。長い年月をかけて復興した路線を旅して、夢や目標を叶えるためのパワーをもらいましょう！

いかがでしたか？東北には、雄大な自然の絶景をたっぷりと堪能できる橋がたくさんあります。ちょっぴりハラハラドキドキの高いところにある橋や、言葉では言い尽くせない感動を与えてくれる光景を眺められる橋など、いろんな橋巡りをして心を解放してあげましょう。橋を渡ったあとはきっと元気が湧いてきますよ。