岐阜で1日楽しめる！観光スポット充実の「岐阜城」へ行こう

出典：ねえ●●やまっちさんの投稿

岐阜といえば合掌造りの集落「白川郷」が有名ですよね。でもそれ以外に何かあったかな...と思っていませんか。また、岐阜旅行どこ行こう？と迷ったらぜひ行ってほしいのが「岐阜城」です。お城とか歴史とかよくわからない…と思っても大丈夫♪山の上からの爽快な景色を眺めるだけでも、ここへきてよかった。と思えますよ。

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「岐阜城」は標高329m、岐阜市内のどこからでも見える金華山（きんかざん）の頂上にあります。（写真左上の光り輝いているところ）。周囲に視界をさえぎるものが一切ないため天守からの眺めが素晴らしく、季節を問わず多くの観光客で賑わっています。とくに最近は歴史ブームの影響もあってか女性の来訪者数が急増中。夜はライトアップされ、夜景がキレイです。

今回は、そんな岐阜城の魅力やアクセスについて、周辺のグルメ・観光スポットと合わせてたっぷり紹介しちゃいますよ。

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今から約800年前の鎌倉時代、ここに小さな砦が築かれたのが「岐阜城」の歴史の始まりとされています。以来、城主が何人も入れ替わり、お城も何度か建て替えられてきました。現在の建物は昭和31年に完成した鉄筋コンクリート造り4階建てで、【日本百名城】の一つに数えられています。

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岐阜城天守から西の方向を眺めれば、眼下を流れるのは【日本の名水百選】に選ばれている「長良川」。正面に見える白い山は標高1377mで【日本百名山】の一つに数えられている「伊吹山（いぶきやま）」。つまり【日本百名城】の岐阜城は景色が“超一流”だということなんですね。

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JR岐阜駅前広場に建つ織田信長像。台座も含めると高さ11メートル、右手に火縄銃、左手に兜を持ち、これでもかというほど金色に輝いています。

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ロープウェーに乗れば山頂まで一直線。ほかに、登山道をてくてく歩く方法もあります。

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岐阜公園内にあるロープウェー乗り場。織田信長と濃姫（のうひめ）の顔出し看板がお出迎え。

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金華山には登山口が5ヶ所あり、さまざまなルートから山頂まで登ることができます。どのコースも所要時間は大人の足で40分から1時間ほど。片道だけロープウェーを利用し、残りは登山道で、というパターンも可能です。天気のいい日は、運動靴を履いてプチ登山を楽しみながら歩くのもリフレッシュになっていいですね。

出典：ゴリさんの投稿

ロープウェーの山頂駅から徒歩8分。岐阜城の天守に到着です。ここからの眺めは、とにかくダイナミック！360°さえぎるものが無いため、眼下に広がる岐阜県は勿論のこと、天気の良い日には遠く滋賀県の伊吹山、三重県の鈴鹿山脈、愛知県の街並み、長野県の御嶽山、石川県の白山まで見渡せてしまうんです。それは天上人になった気分が味わえそう。

岐阜城・天守からの眺め。それは天下を取ったような気分になります。この景色が100名城たらしめる所以なんですね。

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岐阜城天守のすぐ近く。戦国時代に使われていた鎧兜や武具、日本国歌の歌詞で知られる「さざれ石」などを展示している「岐阜城資料館」があります。せっかく来たのなら、貴重な資料を読んで、想像して、当時のお殿様になった気分になって、楽しむのも面白いですよ。天守と合わせて見学したい場所です。

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リスと直接触れ合えるコーナーもあり、子どもたちに大人気なんですよ。

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ロープウェー山頂駅の近くには展望レストラン「ポンシェル」があり、景色を楽しみながらお食事をしたり、ティータイムが楽しめます。ここの一番人気は、ご当地グルメの「信長どて丼」。牛や豚のホルモンを岐阜産の味噌で煮込んだ、いわゆる「どて煮」が乗っているどんぶりです。

出典：おいしん坊！万才さんの投稿

大パノラマを眺めながらの一服。コーヒーも普段より美味しく感じちゃいます。

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ご当地グルメの「信長どて丼」。食べるものは違えど、織田信長公も、こんな素晴らしい景色を見ながら食事をしていたのかもしれませんね。

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展望レストランのすぐとなり、気楽に立ち寄れる軽食コーナーが「千成茶屋（せんなりちゃや）」。飛騨牛コロッケやフランクフルトのほか、暖かい季節には「かき氷」や「ソフトクリーム」、寒い季節には「あつあつのおでん」や「どて串」などをいただきながら休憩することができます。

出典：伊東凌舎さんの投稿

暑い季節に眺めの良い場所でいただく冷たいソフトクリーム。地球に生まれて良かった～。

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夕陽とビル群の風景、空の色もあいまって、素敵なコントラストの夜景がみられます。金華山のふもとを流れる長良川がアクセントになり、ほかでは見ることが出来ない景色が浮かび上がるんです。もしも、こんなロマンチックな場所で甘い言葉をささやかれたら…。デートにおすすめの観光スポットです。

例年、7月中旬から8月末までの毎日と、9月から10月中旬までの土日祝日はロープウェーの運行時間が延長され、夜10時頃まで山頂からの夜景を楽しむことができます（天候などの都合により変更の場合あり）。

出典：ねえ●●やまっちさんの投稿

写真は緑豊かな岐阜公園の池。桜や紅葉など四季折々の色を見せる「岐阜公園」は、市民の憩いの場。ロープウェー乗り場や登山道の入口があるほか、信長庭園や岐阜市歴史博物館、名和（なわ）昆虫博物館を始め、噴水や売店などがあり、東海地方でも有数の都市公園です。

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戦国時代をイメージした正門の前には「若き日の織田信長像」があり、また、総合案内所は武家屋敷風の建物になっているなど、訪れた人が岐阜の歴史を感じることができるような粋な演出も。

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その岐阜公園内にある「名和昆虫博物館」は日本有数の昆虫専門博物館です。ちなみに冠についた“名和”さんは明治・大正時代に活躍した研究者で、生きた化石とも言われる『ギフチョウ』の名付け親とされる方です。博物館の建物は大正8年完成の洋風建築で現在まで建て替えられておらず、国の登録有形文化財に指定されている貴重なものなんですよ。建築好きも昆虫好きもロマン好きも、きっと楽しめるはず。

出典：becchiさんの投稿

「長良川の鵜飼」は1300年も前から続いている伝統行事です。国内では見られる場所が少ないので、これは貴重です。

例年、5月11日から10月15日まで長良川の「長良橋」周辺で行われています。長良橋の南側にある鵜飼い観覧船乗り場から有料の船に乗って見物するのが一般的ですが、橋の上や川岸から誰でも自由に見ることもできるんですよ。夜7時45分頃、長良橋の少し上流からスタートし、明るいたいまつを燃やしながら鵜飼い船がゆっくりと川を下ってきます。

出典：ねえ●●やまっちさんの投稿

川沿いに建っている観光ホテルの客室からは高い位置から見下ろすアングルになるため、またひと味違った鵜飼いの光景を楽しむことができます。

出典：ねえ●●やまっちさんの投稿

鵜飼い観覧船乗り場から西へと続いているのが「川原町の古い街並み」です。趣のある格子戸が連なる光景は、長良川の水運を利用した川港として栄えていた時代の名残なんだとか。古い日本家屋を利用した雰囲気の良いカフェやレトロな和菓子店などもあり、なんだか時代劇のセットに迷いこんだよう。

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もし泊まりで楽しみたいなら、老舗旅館の「十八楼（じゅうはちろう）」がおすすめ。鵜飼い船乗り場のすぐ近くで、長良川を見下ろす場所にありロケーション抜群です。天候や時間帯によってさまざまな表情を見せる長良川は、みていて癒されますよ。

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また、露天風呂付きの客室も用意されていて、贅沢な気分に浸りつつ日頃の疲れを癒やすこともできますよ。大浴場は長良川温泉の特徴である茶色い鉄分を含んだ天然温泉になっています。

出典：nor1hさんの投稿

岐阜駅と岐阜公園を結ぶバス路線（N系統と市内ループ線）には一部、車体の長～いメルセデスベンツ社製・連節（れんせつ）バスが使われています。タイミングが良ければ乗ることができますよ。

出典：becchiさんの投稿

日本のど真ん中、岐阜県を代表する観光地「岐阜城」と、その周辺エリアについて紹介してきました。デートにも使える眺めの良い場所から伝統的な歴史スポットまで、見どころがいっぱい！1泊して城下町の雰囲気も味わってみませんか。きっと岐阜が好きになりますよ♪