宮城県北は「道の駅」が熱い！道の駅をめぐる県北ドライブの旅

大崎市岩出山にある「あ・ら・伊達な道の駅」は名前もユニークですが、全国の道の駅の中でもトップクラスの売上げを誇り、メディアにも度々成功事例として取り上げられている道の駅界のトップスターです。休日ともなると近隣、仙台、宮城各地から押しかけた観光客でいつもにぎわっています。もはや、ここが観光スポットになっているわけですね。この駅では、北海道が世界に誇るスイーツブランド「ROYCE'」（ロイズ）の販売店があり、本州では数少ない販売店がここにあるということで、スイーツファンにとっても見逃せないスポットです。もちろん、地元ならではの食材が味わえる店、販売所なども充実しています。

この駅を訪れた方の「口コミ」を見ると…「ロイズ」「ロイズ」「ロイズ」…本当にみなさんロイズが大好きですね！それだけの魅力、いや魔力を秘めたスイーツスポットです。まず定番として味わいたいのが濃厚ソフトクリーム。「北海道の良質な牛乳を使用」「だから美味しい！」のポップは宮城県民としてはちょっと悔しい…けれど、むしろ食べてやることで北海道を攻略です！

…このままでは「さあ、北海道へ行きましょう！」になってしまいますので、ここからが本番！地元ならではの食材、グルメをご紹介します！

「道の駅みなみかた」の愛称は「もっこりの里」。なんとも想像力をかき立てられるネーミングですが、実はこれ、町のキャッチフレーズなんです。南方の町民が｢やる気｣｢元気｣｢活気｣を高めることで町全体を盛り上げよう！…ということなんですが、確かに元気あふれるフレーズですよね、もっこり。そんなもっこりの里の魅力は、なんと言っても「もっこり和牛」。和牛までもっこりしてしまいます。もともと高級和牛としてブランド力のある「仙台牛」の産地でしたが、特に南方産の仙台和牛を「もっこり和牛」という愛称で売り込んでいこう！というわけです。もちろん、食べたあなたも「もっこり」です！

それではウワサの「もっこり和牛」を食べてもっこりしてやろうじゃないか！と道の駅にあるレストラン「四季食彩 野の花」へ乗り込むと、こちらのお店はバイキング（ビュッフェ）が人気とのこと。和牛なら「牛丼」「牛串」で味わえます。また、もっこり和牛のステーキもあるそうですが、「要予約」＆「用意できない時もある」とのことですので、レアな裏メニューと考えた方がよさそうです。バイキングはランチタイム、ディナータイムに分かれています。

仙台郊外のドライブスポットとしてメジャーな三本木。ここは「ひまわりの丘」が有名です。広大な花畑に、春は約200万本の菜の花が、夏は約42万本のひまわりが「ひまわりの丘」一面に咲き誇ります。まるで異国か別世界、非日常を気軽に体験できるヒーリングスポットとして、仙台市民、宮城県民に親しまれています。そんな三本木にある道の駅「やまなみ」は、国道4号沿いにあり、地元で朝採れたばかりの野菜が並ぶ販売コーナーや、地元の食材を活かしたレストラン、軽食コーナーが並んでいます。

ひまわりの里にある道の駅なら、やっぱりひまわり系グルメを食べてみたいもの。そんなあなたにおすすめしたいのが「ひまわり丼」と「ひまわりソフトクリーム」です。「どのへんがひまわりなの？」と思いますよね？まず「ひまわり丼」は「かき揚げ」＆「温泉玉子」でひまわりの花を再現した「見た目がひまわり」の丼です。一方「ひまわりソフトクリーム」は、炒ったひまわりの種を練りこんだソフトクリーム。ナッツ系の風味が香ばしい三本木ならではの「ひまわりスイーツ」になっています。他の道の駅にはないものを体験するのが「道の駅」巡りの醍醐味、ぜひ三本木のひまわりをご賞味ください。

全国にある「道の駅」ですが、その中でもトップクラスの売り上げを誇る「あ・ら・伊達な道の駅」を筆頭に、個性的な「道の駅」が並ぶエリアとして宮城県北部を紹介しました。それぞれの地域にあるローカルだけど素敵な食と文化が集まる場所、そんな「道の駅」を巡るドライブの旅をみなさんもいかがでしょうか？