映画『orange-オレンジ-』と原作の舞台・長野県松本でロケ地めぐり

2017年の日本気象協会による【長野】桜の開花予想は、4月11日頃になります。

松本市は、長野県の中央に位置します。東京・新宿から特急1本、名古屋から特急1本で訪れることができる、アクセスの良い場所に観光名所がそろっています。

松本駅から徒歩3分、花時計公園です。菜穂たちが座っておしゃべりをしていた場所。

菜穂たちがよく出かける「あがたの森公園」も、松本駅から徒歩15分です。このベンチにも座っていましたね。

徒歩圏に凝縮した見所です。松本城を中心に広がる城下町、自然豊かな公園、個性あふれる美術館が広がります。翔や菜穂たち高校生が歩いて出かけられる場所がたくさんあるってことですね。

学びに力を入れている地域なので、古くから残る小学校、美術館や博物館など芸術施設も魅力的です。

1) 松本ICから車で15分
2) JR中央本線松本からバスで12分
3) JR中央本線松本から⇒下車徒歩25分

主人公「菜穂」と友人たちが通う学校のそばにある、「あがたの森公園」。映画の中では、みずみずしい新緑とともに自然あふれる場所として紹介されていました。まさに、季節を感じられる公園です。

春には桜の美しさ、初夏には新緑のさわやかな様子に圧倒されます。

秋には色鮮やかな紅葉とどんぐりに彩られます。

小さな子どもたちや老人たちの憩いの場であるとともに、近隣の学生たちが語らう姿が見られ、今にも「翔」と「菜穂」が出てきそう。

5月は松本全体で「工芸の5月」としてクラフトイベントがあちこちで開催されます。中でも「あがたの森公園」が舞台の「クラフトフェアまつもと」には、全国各地から魅力的かつ個性的なアーティストたちが集い、作品の展示・販売で賑わいます。

自動車利用：松本ICから 4km 20分
鉄道利用：JR中央本線松本駅下車 バス 11分

翔と菜穂が浴衣を着て、大きな鯛焼きアイスを食べながら歩くのが、ここ「縄手通り」です。

石畳の両脇に昔懐かしい町並みが。かえるの町として有名なため、道のあちこちにかえるのモチーフやグッズが並びます。

そういえば、「あず」のおうちはパン屋さんでしたね！

縄手通りは、ほかのロケ地である松本城や、四柱神社のすぐ近くです。

漫画のみの登場ですが、縄手通りから松本駅方面に歩く道には、漫画に登場した風景があります。

翔と菜穂、友人たちがなまこ壁の建物の前に腰掛け、思い思いに過ごす場所です。このなまこ壁の建物、実は、酒屋さんの蔵だったんです。

今は催し物会場として土間が開放されたり、中が喫茶店となったり、外で演奏会が開かれたり。

松本散策の休憩スポットとして、ぜひ立ち寄ってみてください。近くには水源があり、源智の水でのどをうるおすこともできます。

1) 松本ICから車で10分
2) JR中央本線松本から⇒下車徒歩10分

その理由は、「弘法山」に行くと納得です。

小高い丘から見渡せるのは、眼下に広がるピンクのグラデーション。しかも、手を伸ばせば届きそうなほど近くに桜が広がっているのです。ここから見える北アルプス、松本平の民家、桜の眺めは本当に美しい。

夜景も素敵です。晴れていると北アルプスも見渡せます。

漫画で登場した「アルプス公園」。映画では須和が「今度行こう！」という言葉で終わってしまいますが、弘法山に匹敵するほどの眺望が楽しめます。また、「アルプス公園」は小高い丘の上にあります。翔の祖母の家の撮影も、この近くで行われました。小高い丘のような道から、松本の市街地が見下ろせるのは、ここの景色。

動物園やバーベキューを楽しめる設備も整い、長い長いスライダーや遊具、小さな川が流れているので、小さなお子さんも一日飽きることなく過ごすことができます。

水遊びや動物園を楽しみながら、菜穂たちも見た景色を眺めてみてください。

いかがでしたか。漫画『orange』の舞台になった松本市は、紹介したスポット以外にも魅力がいっぱい。

ちょっとバスに乗れば、浅間温泉でお殿様も好んだ温泉に浸かったり、駅前のおしゃれなバーでお酒を楽しむこともできます。映画『orange-オレンジ-』のゆかりの地に友達と出かけ、学生時代の話に花を咲かせるのも素敵ですね。