沖縄旅行“免許なし”でも遊べる！那覇周辺観光スポットおすすめ11選

沖縄をめぐるには、車が無いとなかなか効率よく廻れないのがネック。そうは聞くものの沖縄を満喫したい免許がない方やペーパードライバーの方も少なくないはず!そんな中、那覇空港も近い国際通り周辺ならゆいレールやバスでアクセスも問題なし。車が利用できない方も楽しめる那覇のスポットをいくつかご紹介しましょう。

那覇空港から沖縄のメインスポット国際通りには、ゆいレール（モノレール）を利用するのが一般的です。昼間は約10分に1本の間隔で稼働しているので便利です。まずは国際通りの入口には那覇空港から所要時間約12分の県庁前駅で下車しましょう。

県庁前駅を降りると、目の前には沖縄県庁の姿が。県庁とパレット久茂地（デパートリウボウが入った沖縄の象徴のひとつでもある複合ビル）を挟む県庁北口交差点が、国際通りの起点となります。ここから牧志駅を越えて安里三叉路交差点（あさとさんさろ・こうさてん）までの約1.6キロの直線ラインが「国際通り」と呼ばれています。

では、沖縄に来たら必ず訪れたいストリート「国際通り」を歩いてみましょう。国際通りは戦後には焼け野原と化していましたが、早期復興を遂げたこととアメリカ文化が根強かった所以もあり“1マイルの奇跡”との別名も持っています。道の左右にはお土産店をはじめ数百店舗が軒を連ねます。アメリカンなこの道を歩くだけでも沖縄のイロイロが見つかって楽しいですよ。

ベンチにあしたのジョーが!並んで同じポーズの記念撮影がアツイとか。

牧志駅前にある巨大シーサー。迫力のシーサーの前で記念撮影する方も多いようです。

国際通りの名所『国際通り屋台村』。気楽に立ち寄れる屋台村は、多様な沖縄グルメが堪能できるとあって人気のスポットです。観光客が多いかと思いきや地元の方も多く半々くらいの割合だとか。

シチューマチ、イラブチャー、アグー豚しゃぶの握りなど、沖縄ならではの食材を使った寿司も人気です。

値段もお手頃で、ビールがすすむグルメが目白押し。屋台村を楽しめるのは夜だけではありません。店舗によっては朝やランチ時間にも営業しています。不定期に沖縄の伝統芸能・エイサーなどのライブも行っているので公式サイトなどでチェックしましょう。

沖縄市民の台所と呼ばれる『牧志公設市場』は、戦後の復興に大きく貢献したと言っても過言ではなく60年以上の歴史を持ちます。レトロな昭和の雰囲気の中、そのまま現在も活気あふれる長いストリートも見どころ満載です。

沖縄の伝統菓子「サーターアンダギー」も要チェック!沖縄のドーナツで外のサクサクと中のふんわりがマッチして優しい味が口の中に広がります。ゲンコツサイズのお店もあり、結構お腹が満たされるので他にも色々堪能したい方は小さ目のものがいいでしょう。プレーンをはじめ黒糖味などフレーバーもたくさん。散策途中のおやつにいかがですか?

沖縄の魚にもいろいろありますが、そのカラフルな姿はびっくりするはず!一見おいしくなさそな青色の魚も、口にするととてもまったりな味わい。ちなみに湯通しすれば青みは消えるのでご安心を。市場の2階では選んだ魚を調理してくれます。

魚をまるごとこんがりと揚げた「グルクンのから揚げ」や「魚のバター焼き」など、新鮮な魚料理に舌鼓。魚の素材を堪能するには刺身が一番!住所表示が見つかりにくいエリアですので、初めての方でしたら住所をだどって行くよりも、お店の方に聞くのが一番効率がいいかもしれません。公設市場を知らないという人はほぼいないはずです。

やちむん通りは国際通りの中央、南側に位置します。沖縄の「やちむん焼き」を作る工房が並び、お土産に欲しくなる食器などを陳列したショップが点在します。石畳も特徴で国際通りとは打って変わってのゆったりとしたストリートです。

赤瓦屋根の古民家や、いろいろな顔のシーサーを見つけるのも楽しいですよ。

国際通り側のやちむん通り入口にあるのが『那覇市立壷屋焼物博物館』です。沖縄の焼き物の歴史を学ぶことができるスポットです。焼き物に興味がある方は必見です。

現代の名工にも認定されている『新垣製陶所 新垣勲窯』は、由緒ある窯元。新たな技術を構築し、味わいある焼き物に定評のあるぜひチェックしたいショップです。

シックで飽きの来ないデザインの「やちむん焼き」。沖縄のカフェなどでもよく使われて、アジアンでオシャレな雰囲気が食欲をそそります。

那覇で唯一泳ぐことができるのが『波の上ビーチ』。ゆいレールの県庁前駅からも歩いて20分ほどでアクセスできます。パラソルなどのレンタルやシャワートイレなども完備されています。ハブクラゲ防止の囲いも設置されているので安心です。波上宮や若狭公園と一体化している緑あふれる環境の中、地元民が集まる憩いの空間として親しまれています。

波の上ビーチの隣、風格のある沖縄建築の『波上宮』は、琉球八社のひとつでもあります。

昔はこの神社に参拝し、海の神様に豊漁を祈ったそうです。建物の奥方向、海沿いに進むと海を見下ろすロケーションは崖の上!パワースポットとされる神聖な場所でもあります。

牧志公設市場からアーケードのストリートを南方面に歩いた先端に開南バス停があります。そこからバスを利用して、世界遺産『識名園』にアクセスしましょう。市内線2番（識名・開南線）、3番（松川新都心線）、5番（識名・牧志線）、14番（牧志開南循環線）に乗車し、識名園前バス停を下車するとすぐです。

1799年ごろ琉球時代に創建された『識名園』は、国王の別邸や、冊封使（さっぽうし）の接待場所として使われていました。園内を歩くと季節の移り変わりが楽しめる廻遊式庭園が特徴です。世界遺産ですが、比較的観光客も少ないので穴場の観光名所です。ゆっくりとした癒しの時間が過ごせます。

※首里城公園は2019年10月の正殿火災の影響により立入制限がございます。
最新情報は、公式サイトにてご確認ください。

沖縄でメジャーな観光スポット・世界遺産『首里城』は、琉球王朝を支配していたことでも有名な城です。初めての沖縄でしたら必ずスケジュールに組み込みたい名所のひとつです。アクセスはゆいレールの終点・首里駅から徒歩10分ほどです。

言い伝えられる数ヵ所に点在するパワースポット、無料ガイド、舞踊の見学、琉球菓子もいただけるお茶処など、建物以外にも見どころ満載です。日暮れを狙った龍潭池（りゅうたんいけ）から見る首里城のライトアップも人気です。

首里城の観光前後におすすめしたいのが、ゆいレール首里駅から徒歩約4分の『首里そば』。各シーンで沖縄そばのトップを走ってきた、味わっておきたい王道そばの有名店。

固めにゆでられた手打ちの平麺も噛めば噛むほど味わい深い。柔らかい三枚肉とロース肉、豚とカツオをコラボした絶品スープとの相性抜群です。行列ができるほど人気!混雑を避けるには遅い時間よりも早めの時間に訪問されるのがおすすめです。

沖縄の最もポピュラーなお土産菓子といえば「ちんすこう」。食後のデザートにぜひ。沖縄に来たらこれは味わなきゃ!

『オリオンECO美らSUNビーチ』は、波の上ビーチの次にアクセスしやすいビーチです。バスは奥武山公園駅から豊見城市循環バスの終点なので便利です。ビーチ手前のアウトレットモールあしびなーで下車しても、ビーチへは歩いて15分程度なので、ハシゴして楽しむのもグッドチョイスです。

ビーチは横長の白い砂浜が続くこともあり、地元の方もウォーキングなどで愛用している光景が多く見られます。ベンチや東屋などもたくさん設置されていたり芝などの整備もキレイで居心地良いビーチです。シャワーやトイレ、飲食店などもあり、マリンアトラクションも楽しめます。循環バスはビーチが始発なので帰りは座席をキープしやすいですが、どちら周りかを確認して乗車しましょう。貴重な時間をロスしないようにしてくださいね。

瀬長島の人気スポット『瀬長島ウミカジテラス』は、白い建物と充実した海沿いテラスが魅力です。40店舗以上の厳選されたグルメや癒しのショップなどが並びます。夕刻の時間を狙って夕日を見ながらお酒を飲むのも最高です。

本島から瀬長島を結ぶ橋の途中に那覇空港を離着陸する飛行機を真上に見ることができるスポットがあります。風の向きにもよりますが、離陸する飛行機よりも着陸する飛行機の方がより近くに見えてド迫力です。

ウミカジテラスの頂上には、琉球温泉瀬長島ホテルもあり、ランチバイキングなどのランクアップグルメをはじめ、天然温泉『龍神の湯（りゅうじんのゆ）』も堪能できます。お風呂は日替わりで男女交代になります。海が見える側の日か、飛行機が見える側の日か、事前にチェックしておきたいですね。

夜の国際通りは昼間とは違った活気と味があって、南国風の雰囲気でいいですよ。夕食はもちろん、遅くまで開いているお店が多いので、お土産選びにもおすすめです。

車がなくとも那覇市周辺でしたら、グルメに観光と効率よくアクセスできますよ。沖縄独特の他県には無い雰囲気もたっぷりと堪能しちゃいましょう。なんと言っても沖縄の魅力は人が良いところ。そしてみんな自分に正直。気の向くまま気取らずに肩をはらずに旅行できるのも沖縄の醍醐味でしょう。