2016年04月12日

香川県・人気アートの島「直島」を巡る旅!アクセスと各エリアを紹介します

香川県・人気アートの島「直島」を巡る旅!アクセスと各エリアを紹介します

思う存分アートを楽しみながら旅行できたらいいな。できれば日頃の運動不足も解消しよう。そんな気分にさせてくれる旅行先は、香川県の「直島(なおしま)」です。島全体にアート作品が点在、美術館そのものが個性的な建築、家屋も銭湯も宿泊施設まで、アートの香りが漂う「直島」。今回は、アクセスと各エリアをご紹介します!

直島(なおしま)の魅力とは?

直島(なおしま)の魅力とは?18245

出典:POCHI PHOTOさんの投稿

旅行というと、大抵「見所」が決まっていて、モデルルートがいくつか決まっていて……定番の風景を、みんなが決まったように見に行く傾向があります。

「直島」は、順路・道しるべにこだわらない

「直島」は、順路・道しるべにこだわらない18248

出典:エレウテさんの投稿

見晴らしのいい大きな道も、道草できる小さな道も、道なき道もそろっているのが、ここ「直島」!

「直島」にはモデルルートがありません。建築作品としての意匠を大切にするために、標識・看板もほとんどありません。

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出典:雲くじらさんの投稿

あっ、道ばたにいきなり大きな猫のオブジェ!

「直島」は、順路・道しるべにこだわらない18251

出典:ぴろきんたさんの投稿

いきなり絶景が現れたので、急遽立ち止まってみたり。

ガイドブックを見ても、インターネットのサイトを見ても、こと細かな説明はありません。つまり、自分で目的を絞って行動しないと、ただただ時間が過ぎていってしまうのです。ときには美術館のスタッフに道を聞いたり、旅行客に声をかけたり、アナログの情報網を使って目的に向かいます。

「直島」は、順路・道しるべにこだわらない18253

出典:【スガ】さんの投稿

アップダウンの差が激しい島ではありますが、小回りのきく自転車での移動が便利です。道なき道を自分で探したり、思いがけない小道に感動することができます。

様々な表情を見せる島 「直島」

様々な表情を見せる島 「直島」18256

出典:nyaiko^・ω・^さんの投稿

快晴の青い青い空と海も素敵ですが、かすみがかった天気も、幻想的!

海に囲まれた「直島」は、そのときの天気、季節によって、様々な表情を見せてくれます。真っ青の海と空が迫ってくる日もあれば、静かな雨が包み込む日もあります。

どうやって行けばいいの?

直島町は香川県高松市の北方13km、岡山県玉野市の南方3kmに位置します。香川県の島でありながら岡山県寄りなので、直島行きの船は高松港、宇野港(玉野市)の両側から出ています。

どうやって行けばいいの?18263

出典:Toshi0-K2さんの投稿

さあ、フェリーに乗って出発!船酔いを心配する人もいるかと思います。大丈夫、大きなフェリーなので、波の揺れはほとんど感じません。

本州から直島に向かう場合は、岡山の宇野港から「直島」に向かう方がアクセスが良いように思います。

どうやって行けばいいの?18265

出典:chutatuさんの投稿

岡山駅から宇野駅まで、乗り継ぎも含めると1時間以上かかる場合が多いです。事前に接続の良い電車・フェリーの時間を確認しておくと、島で過ごす時間を多く確保することができます。

エリア別に、見どころをご紹介します!

エリア別に、見どころをご紹介します!18269

出典:Toshi0-K2さんの投稿

宮ノ浦(みやのうら)エリア

オブジェと海を楽しもう!

岡山県からのフェリーで到着するのが、ここ、宮ノ浦エリアです。

オブジェと海を楽しもう!18273

出典:雲くじらさんの投稿

草間彌生の赤いドットのカボチャが私たちを出迎えてくれます。まずはここで、写真を撮ったり島の雰囲気を感じながら、旅のプランに思いをはせましょう。

オブジェと海を楽しもう!18274

出典:Lucy21さんの投稿

カボチャのオブジェの中には、実際に入ることができます。様々な撮影スポットを探してみましょう。

私たちを運んでくれた船にも、赤いドット!

島の特産物をチェック!

この建物、なんに見えますか?

島の特産物をチェック!18279

出典:kminecloverさんの投稿

美術館のような雰囲気ですが、実は、ターミナル・お土産屋さん・観光情報スポットを兼ねる、「海の駅」です!

島の特産物をチェック!1258787

出典:

「海の駅なおしま」には、オリーブの実や直島の塩、お菓子などさまざまな特産物が並びます。また、ポストカードや島のガイドなど、旅のはじまりに確認しておくといい情報もたくさんあります。港に到着したら、すぐに移動せずにここで情報を拾っていきましょう。

銭湯までアート!

宮ノ浦湾の近くにあるにぎやかな建物は、南の島の、小さなホテルといったおもむき。

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出典:さむ太郎さんの投稿

いえいえ、ホテルではありません。「直島銭湯I❤湯(なおしませんとうアイラヴゆ)」は、アートがあふれる銭湯。大竹伸朗デザインの、実際に入浴ができる芸術施設として、観光客に親しまれています。

銭湯までアート!18288

出典:Lucy21さんの投稿

夜はまた、昼とは異なる趣きがあります。

ここだけのお土産グッズも要チェックです。

さらに、島民も入浴するので、観光客と島民の交流の場としてにぎわっています。旅の最後に、歩き回って疲れた身体を癒やしましょう。

本村(もとむら)エリア

「家プロジェクトエリア」を歩こう!

宮ノ浦港の東に位置する本村エリアには、「家プロジェクトエリア」が広がります。

「家プロジェクトエリア」を歩こう!18296

出典:さむ太郎さんの投稿

むかしなつかしい町並みに……

点在する空き家をアーティストたちが改修し、住民の息づかいを見事に復活させました。

「家プロジェクトエリア」を歩こう!18298

出典:雲くじらさんの投稿

廃屋の中には、なぜか自由の女神像が……

「家プロジェクトエリア」を歩こう!18299

出典:たろたろさんの投稿

現在は7軒を公開しています。

建築家 安藤忠雄の世界「ANDO MUSEUM」

建築家 安藤忠雄(あんどうただお)でおなじみのコンクリートうちっぱなしの世界が古民家の中に広がります。

建築家 安藤忠雄の世界「ANDO MUSEUM」18303

出典:TAKUROさんの投稿

昔懐かしい空間に、近代的なコンクリート。一見対立する組み合わせに見えますが、かつてない空間に居心地の悪さや落ち着かない印象はありません。

建築家 安藤忠雄の世界「ANDO MUSEUM」18305

出典:sou07(そう)さんの投稿

塀には絵が刻まれています。

ベネッセハウス周辺エリア

ベネッセハウスミュージアム、地中美術館、李禹煥(リウファン)美術館……と、美術館が点在するエリアです。

李禹煥美術館

現代美術の潮流「もの派」の中心的な存在である李禹煥(リウファン)の美術館です。韓国生まれ、日本での芸術活動を展開する、注目のアーティストの作品を楽しむことができます。

李禹煥美術館18312

出典:雲くじらさんの投稿

公園のように広い広い園内を散歩できるのも、この美術館の魅力。

地中美術館

なぜ「地中」なのか?それは、あなたの目、足で確認することができます。

地中美術館18316

出典:youpineさんの投稿

クロード・モネやウォルター・デ・マリアの作品が、地下の屋内に存在感を漂わせる地中美術館です。

地中美術館18318

出典:酔狂人さんの投稿

こんな世界を歩きながら、アートを、建築を感じることができます。

まるでフランスに来たかのよう!クロード・モネの庭が館外に広がり、花が咲き乱れます。

地中美術館18321

出典:antさんの投稿

ベネッセハウスミュージアム

景観と溶け合うように安藤忠雄が設計した建物です。

ベネッセハウスミュージアム18325

出典:touさんの投稿

ベネッセミュージアムは、3つの美術館の中でもスタッフがたくさん常駐する場所です。作品についての質問や、周辺の情報を教えてもらうことができます。

ベネッセハウスミュージアム18327

出典:satさんの投稿

館内は、こんな壮大な空間や、木の香りのする部屋など、様々です。

ベネッセハウスミュージアム18328

出典:Mr.Bさんの投稿

屋外にもアート作品が展示されているので、ぜひ時間をとって散策してください。

ベネッセミュージアムから少し歩くと、黄色いカボチャのオブジェがあります。

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出典:mikingさんの投稿

直島といったら、これ!

デッキに座って海を楽しんだり、近くのお土産屋さんを見たりしたがらのんびり過ごせる場所です。

ベネッセハウスミュージアム18332

出典:雲くじらさんの投稿

いかがでしたか?

いかがでしたか?18335

出典:とみーじゅんさんの投稿

アートの島、直島といいますが、すべてがアート中心ではありません。海、植物、芸術、現代建築。そのすべてが溶け合うように互いの魅力をひきたてているのが、直島です。あまりに造られすぎていない直島の雰囲気を、あなたの目で確かめに出かけてみてはいかがでしょう。

直島で宿をお探しの方は、こちらもチェックしてみてくださいね。

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