2016年04月01日
道民が教える!「さっぽろ雪まつり」を100%楽しむ方法
札幌の冬の代表イベントと言えば「さっぽろ雪まつり」毎年2月になると全国はもちろん、各国から多くの観光客が札幌に押し寄せます。大通り・ススキノ・つどーむの3会場で、雪像、氷像、グルメやアトラクションが楽しめますよ。氷点下の札幌での服装や、会場へのアクセス、みどころなどしっかり調べて、思う存分楽しみたいですよね♪そんなあなたにさっぽろ雪祭りを楽しむ方法を紹介します。
北海道さっぽろの魅力と言えば、幻想的な雪景色。雪祭りの映像をテレビでみて、「一度は見てみたい!」と思う人は多いはず。毎年、国内ばかりではなく海外からも多くの観光客が雪まつりを楽しんでいます。
街の中に出現するビルに匹敵するほどの巨大雪像の迫力は、実物を目の前にすると圧倒されます。普段は雪かきに参っている地元道民も、この時ばかりは、雪像・氷像に感動してしまいます。とくに、夜のライトアップやプロジェクションマッピングは、夢の世界に迷い込んだような感覚が味わえると、人気が高いですね。
さっぽろ雪祭り会場を回るには、長さのあるダウンジャケット、手袋、マフラー、帽子、滑りにくい防寒仕様の靴を用意しましょう。手持ちの靴にかぶせるタイプの滑り止めなど足元の対策は重要です。特に気温が下がりやすい夜間のライトアップの鑑賞では、耳を出していたら痛がゆくなってしまうかも(しもやけです)。マフラーか帽子、スヌードでカバーするか、耳当てがあった方が良いでしょう。使い捨てカイロやマスクも役立ちます。
乗り物や建物内は暖房が効いているので、重ね着で調節出来る服装にしっかりしたアウターを組み合わせるのがオススメです。ユニクロで言うなら、”ウルトラウォームダウン”クラス。ウルトラライトダウンではアウターとしては役不足。また、北海道の雪はサラサラなので、雪が降ってもカサをさしている人はいません。帽子やフードで十分でしょう。
明日から札幌雪まつり。
最高気温零下2度。
観光の方へ、寒さ対策の服装例。
肌着+シャツ+セーター+ジャケット+マフラー+ダウン。
ダウンはフード付き、または帽子がないと耳が痛い。
防寒ズボン+タイツORステテコ。
厚手の靴下+靴下に貼るカイロ。
手袋。
あれば雪道用の靴。
— Coolに違いない (@mustbecool24) 2015, 2月 4
メイン会場は、大通り・すすきの・つどーむの3カ所。新千歳空港から札幌までは、レンタカーなら道央道(高速)利用で約1時間、JR快速エアポート新千歳空港駅~札幌駅まで40分ほどとなっています。
中心街は混雑しているので、大通り・すすきのに入るには、バスや地下鉄が便利。最寄りの地下鉄駅は、大通り会場⇒地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅下車、すすきの会場⇒「すすきの」駅下車。札幌駅からすすきのの間は、「地下歩行空間」を使って、歩いて行くのもよいでしょう。つどーむ会場へは札幌駅周辺エリアから離れているので、シャトルバスを利用しましょう。
寒さと悪路を避けるなら、地下通路がオススメ。札幌駅周辺には多数の商業施設があり、その間を結ぶのが「札幌地下空間(チカホ)」。通路というだけでなく、イベント広場、フリマや展示など市民が利用出来るスペースが設けられているので、雪まつり期間中もイベントがあるかも。札幌駅から大通りまで10分くらい、すすきのへはさらに5分程度でいく事が出来ますから、チカホ経由で歩いて移動しても良いですね。
その年その年で話題になった人やキャラクター・出来事をモチーフにして雪像が制作されています。5体の巨大雪像は自衛隊と、建設会社の協力を得て結成された制作団によって作られます。毎年、どんな雪像が作られるのか楽しみですね。
立体にコンピューター制御で画像を投影するプロジェクションマッピングは、幻想的で雪像の新しい魅力を引き出してくれる人気イベントです。あまりの人気に混雑しすぎて上映が中止になったことも。1回3分程度の上映時間ですが、立体的な光の表現に驚きと感動をよぶと評判!
2丁目会場には、巨大氷雪が作られます。透明感のたかい氷柱を組み合わせて作られているので、ライトアップするとカラフルに輝きを増して美しいですね。建物ばかりでなく、人物や動物など3会場をあわせると200基以上の氷雪像が展示されます。雪像以上に気温の変化に敏感で、管理が難しいので、美しい姿を見るためには冷え込みが厳しい事が条件になります。
大通り3丁目には、なんと、スノーボード・フリースタイルスキーのジャンプ台が出現!地元テレビ局、「白い恋人」で有名な石屋製菓の協力で、「白い恋人 Park Air」大会が開催されます。事前にエントリーした選手達による華麗なジャンプ・AIRのワザに会場が沸きます。
【さっぽろ雪まつり】3丁目〜白い恋人 PARK AIR
…周囲のビルに負けず聳える、公園内のジャンプ台。 pic.twitter.com/yFikb3nLBg
— 精神科医 Dr.Snowman (@doctorsnowman05) 2015, 2月 10
6丁目会場には各地の暖かいグルメが楽しめるコーナーがあります。北海道名産の海鮮系はもちろん、いももちやザンギ、ホットミルクも人気です。冷えた体に温かいメニューがしみますね。1000円札や小銭をあらかじめ用意しておくと、寒さのなかでもスムーズに買い物が出来ます。
安全面の問題からも、雪まつり期間終了の翌朝には取り壊し作業がはじまります。芸術品といわれるほど緻密に制作された背象たちが、次々に雪の山に戻っていきます。午前中にはほとんどの雪像が壊されてしまいます。この解体作業も裏のみどころなのです。でも、あまり近くで見るのは、作業の邪魔になってキケンですから注意してくださいね。
さっぽろ雪まつりの詳細情報
さっぽろ雪まつり
- 住所
- 北海道札幌市
- アクセス
- 地下鉄南北線大通駅 徒歩 5分 大通公園 西1丁目〜西12丁目 地下鉄南北線すすきの駅 徒歩 5分 南4条通りから南6条通りまでの西4丁目線(駅前通り)市道 地下鉄東豊線栄町駅 徒歩 15分 つどーむ会場 シャトルバスの運行あり
- 営業時間
- ライトアップは23:00まで・最終日2月11日(土・祝)は22:00消灯 開催地 大通会場、つどーむ会場、すすきの会場
札幌テレビ塔3階にあるレストラン。大通りが一望できるので、雪まつり期間には会場を見渡せます。メニューも、スープカレー、ジンギスカン、小樽海鮮焼きそばなど、観光客オススメの北海道グルメを押さえつつ、ファミリーで楽しめるメニューがそろっているのが嬉しいですね。
ニュー三幸 さっぽろテレビ塔店 (Since 1954) - 大通/洋食 [食べログ]
閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。
南4条通りから南6条通りまでの西4丁目線(駅前通り)市道に氷雪像がずらり。氷ならでは緻密な造形と透明感がステキ。温かい飲み物がいただける「アイスバー」も設置されています。ロマンチックな氷雪像を楽しみながら温まることが出来ますね。
シャトルバスで大通りエリアから40分くらいのところにある屋内競技場「つどーむ」。その横では、チューブで滑る雪の巨大滑り台「チューブスライダー」、雪原をゴムボートに乗ってスノーモービルで牽引して疾走する「スノーラフト」、ワイヤーで地上を滑空する「ジップライン」といったアトラクションが楽しめます。子どもから大人まで楽しめるので、スキーウェアなど動きやすい格好で思いきり楽しみたいですね。
さっぽろ雪まつり「つどーむ会場」は広いーー(*゚д゚*)雪の滑り台は長いーー! pic.twitter.com/O5xAKXSS07
— ゆるふわcafe~ゆうふわかふぇしゃん! (@cafe_manaka) 2015, 2月 9
いかがでしたか?毎年多くの観光客が押し寄せる理由がわかりましたよね♪防寒対策をしっかりとして、冬の北海道を楽しんでください。北海道ならでは雪と氷の祭典は、その規模もでっかいどう!来ればいいべさ!