ココは絶対はずせない！能登のおすすめ観光スポット10選

まずご紹介するのは、輪島市の白米町にある棚田、「千枚田」です。日本海に面した斜面に小さな水田がずらりと並ぶ光景はまさに圧巻！水田のグリーンと海のブルーが美しい昼間も、棚田全体がオレンジ色に染まる夕方も魅力的です。また、秋から冬にかけては、約2万個ものLEDを使用した「あぜのきらめき」というイルミネーションイベントも開催されます。

輪島市では毎日8:00～12:00の間、地元の新鮮な魚介類や輪島塗りなどの民芸品を販売する、朝市が開催されています。その歴史は古く、なんと平安時代から約1000年以上も続いているのだとか。朝市の商品には値札のないものが多く、お店のおばちゃんたちとコミュニケーションを取りながら買い物を楽しみます。毎月第2・第4水曜日と、1月1日～3日は休業日なので注意しましょう。

能登のお祭りでは、キリコと呼ばれる大きな奉燈（ほうとう）を氏子たちが担ぎ、神輿を先導します。その大きさはなんと4階建てのビルに匹敵するほどで、迫力満点です！輪島市にある「輪島キリコ会館」では、そんなキリコを約30基展示しています。幻想的に光るキリコを、ぜひじっくりと鑑賞してみてください。

「見附島（みつけじま）」は珠洲市にある小さな島で、まるで軍艦のように見えることから「軍艦島」とも呼ばれています。七輪の原材料である珪藻土（けいそうど）でできており、全体が白く上部だけ緑に覆われているのが特徴的です。また見附島から恋路海岸までの砂浜は「えんむすびーち」と呼ばれており、恋人の聖地としても有名なのだとか。浜辺にはロマンチックな「縁結びの鐘」もありますよ。

次にご紹介するのは、能登半島の最先端にある「禄剛崎（ろっこうさき）」です。「日本の灯台50選」にも選ばれている白い石造りの灯台が印象的。この場所は能登半島の外浦と内浦の両方にまたがるため、朝日と夕日を同じ場所で見られることでも有名です。また昼間の景色も絶景で、立山連峰や佐渡島を望むことができますよ。

ここからは、能登半島南部のおすすめスポットをご紹介していきます。ひとつめのスポットは、宝達志水町に位置する「千里浜なぎさドライブウェイ」です。ここは日本で唯一、一般の自動車が砂浜を走ることができる場所で、このような道路はほかにアメリカのデイトナビーチとニュージーランドのワイタレレビーチの2ヶ所しかないといわれています。開放感抜群のドライブをぜひ楽しんでみてください！

次にご紹介するのは、志賀町にある能登の人気景勝地「巌門（がんもん）」です。松が生い茂る岩に、ぽっかりと穴があいているのが特徴。この付近の海岸は「能登金剛」と呼ばれ、奇岩や断崖が並ぶ独特の景観となっています。遊覧船も運航しており、自然が作り出したダイナミックな光景を眺めることができますよ。

「のとじま水族館」は、能登半島南東の「能登島」にある水族館です。能登半島近海に生息する魚たちを中心に、イルカやペンギン、ラッコ、ウミガメ、ジンベエザメなどのさまざまな生き物を鑑賞できます。見どころが盛りだくさんで、大人も子どもも楽しめると評判ですよ。

七尾市和倉町には、「和倉温泉」という温泉街があります。約1200年前に温泉が湧出し、加賀藩二代藩主の前田利長がこの湯で治療をしたことで、温泉地として有名になったのだそうです。和倉温泉にはさまざまな温泉宿がありますが、日帰りで楽しむなら「和倉温泉 総湯」がおすすめ。2011年にリニューアルオープンしたばかりなので明るく清潔感があり、観光の疲れをゆったりと癒すことができます。

最後にご紹介するのは、志賀町にある前長460.9mの「世界一長いベンチ」です。その名の通り1989年にギネスブックに登録された世界一の長さを誇るベンチで、観光スポットとして人気があります。またこの場所は夕日の名所としても有名で、日本海に真っ赤な夕日が沈む美しい光景を眺めることができますよ。

能登のおすすめ観光スポット10選、いかがでしたか？自然が作り出す雄大な景色が多く、都会の喧騒を忘れてゆったりと過ごすことができそうですね。そのほか、地元の文化を楽しめる朝市やキリコ会館なども魅力的です。石川県を訪れた際は、金沢だけでなくぜひ能登まで足を延ばしてみてくださいね。