2016年12月26日
アートに馴染みがなくても楽しめます!国立新美術館に行ってみよう
国立新美術館、聞いたことはあるけどアートってよく分からないから行ったことがないというかた意外と多いのではないでしょうか? 確かに美術館というと少し難しいような気がしてしまいますが、国立新美術館は展示を見なくても楽しめるポイントがたくさん詰まった美術館なんです!フォトジェニックなところもたくさんあり、美しい内観を眺めるだけでもよし。いろいろな楽しみ方を紹介していきますよ!
2007年に東京・六本木にオープンした国立新美術館。美術館と聞くと、所蔵するコレクションを常設展とし、それとは別に企画展や巡回展を行うというスタイルが一般的ですが、この国立新美術館はコレクションを持っていません!
美術館というとアートに詳しい人が行くところというイメージを持っているかもしれませんが、国立新美術館はアートや展示テーマに馴染みが無くても楽しめるポイントがたくさんあります。シンボルにもなっている曲線が美しい建物からおすすめのグルメ情報まで、国立新美術館の楽しみ方をご紹介していきます!
国立新美術館を手掛けたのは国内外の多くの博物館や空港、都市計画などを手掛けている黒川紀章氏です。
館内に入ると待ち受けるのはたっぷりと注ぐ自然光と思わず見上げてしまう吹き抜け。そして円錐状に伸びる2本の柱の上には天空の城のようなレストラン。晴れていても雨が降っていてもその時々の独特な雰囲気を作り出すこの建物は、見るだけでも価値があったと思わせる美しさです。
夢中になって展覧会を見たり、広い館内を歩き回ると、やっぱりお腹が減りますよね。国立新美術館には飲食ができるカフェやレストランが4店入っており、その時々の展示に合わせた限定メニューなどをそれぞれのお店で頂くことができます。入館料がかからず利用できるので、レストラン目当てに訪れることもできますよ。その中でもおすすめの2店を紹介していきます。
日本国内の美術館で唯一、世界に名を馳せるシェフの本格フレンチがいただける「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」。ポール・ボキューズは、現代フランス料理を築いた料理界の重鎮として有名ですよね。日本ではひらまつグループが展開しています。
こちらのお店のランチには、2,000円ちょっとでメインを数種類から選べ、リエット、デザート、カフェまでついてくるブラン・コースからしっかりと食べたい方向けに前菜が付くルージュ・コースなどが用意されています。
美術館内というだけあって、他のひらまつグループのレストランのような静かな雰囲気を期待される方にはおすすめしませんが、名建築家が手がけた意匠で展覧会やアートの余韻に浸りながら料理を楽しめるスペシャルな体験ができるレストランです。
ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼの詳細情報
ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ
乃木坂、六本木、青山一丁目 / ビストロ、フレンチ
- 住所
- 東京都港区六本木7-22-2 国立新美術館 3F
- 営業時間
- [月] 11:00 - 14:00 16:00 - 21:00(L.O. 19:30) [火] 定休日 [水] 11:00 - 14:00 16:00 - 21:00(L.O. 19:30) [木] 11:00 - 14:00 16:00 - 21:00(L.O. 19:30) [金] 11:00 - 14:00 16:00 - 21:00(L.O. 19:30) [土] 11:00 - 14:00 16:00 - 21:00(L.O. 19:30) [日] 11:00 - 14:00 16:00 - 21:00(L.O. 19:30) ■ 営業時間 ≪ご予約について≫ ご予約は、ディナータイムのみ承っております。(16:00~) ■ 定休日 火曜日(祝日の場合は翌日に振替)
- 定休日
- 火曜日
- 平均予算
- ¥3,000~¥3,999
- ¥10,000~¥14,999
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ひらまつグループのお店でもう少しカジュアルに楽しみたいという時におすすめなのが、小さい方の円錐の上にある「サロン・ド・テ・ロンド」。
ティーサロンという位置づけなので、ケーキやサンドイッチなどの軽食をこだわりの紅茶やハーブティーと一緒にリラックスしながら頂くことが出来る空間です。絵や作品を見ているとたくさんのエネルギーを使うので、そんな疲れた頭と身体に甘いものは必須ですよね。
サロン・ド・テ ロンドの詳細情報
サロン・ド・テ ロンド
乃木坂、六本木、青山一丁目 / カフェ、サンドイッチ、ケーキ
- 住所
- 東京都港区六本木7-22-2 国立新美術館 2F
- 営業時間
- [月] 11:00 - 18:00(L.O. 17:30) [火] 定休日 [水] 11:00 - 18:00(L.O. 17:30) [木] 11:00 - 18:00(L.O. 17:30) [金] 11:00 - 18:00(L.O. 17:30) [土] 11:00 - 18:00(L.O. 17:30) [日] 11:00 - 18:00(L.O. 17:30) ■ 定休日 火(祝祭日の場合は水曜日となる)
- 定休日
- 火曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
- ¥1,000~¥1,999
建物の形から内部に至るまで国立新美術館はとてもフォトジェニック。自然光やライトも計算し尽くして設置されているため、写真好きにはたまらない絶好の撮影ポイントがいくつもあります。
歩きまわって疲れた時、友達と待ち合わせする時、見たばかりの展覧会の感想を言い合ったり、一人で物思いに耽りたいときなど、色々なシーンで重宝するところどころに配置されたベンチやイス。それさえもとてもアート的で、インテリアのいいお手本になります。
館内のライトが温かく外ににじみ出る夜の国立新美術館は外側から見ると昼間とは違った表情を見せてくれます。暗闇に浮かぶ球体のシルエットの中に館内にいる人々の影が浮かび上がり、なんだか宇宙船のよう。
帰り際に振り返って見るのも良し、夜から出向いてブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼで特別な時間を過ごすのも良し、美術館というフレームにとらわれずに思い思いの時間を過ごすことが出来るのが国立新美術館の魅力です。
昨今、話題にいなっているダリ展やルノワール展など、コレクションを所有していないにもかかわらず常に多くの人で賑わっている国立新美術館。カフェでゆったりするのも良いですし、気が向いたら展覧会に入ってみるというリラックスしたスタンスで一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
企画展|展示会|国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO
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