ソウル・東大門の味を新大久保で！鶏の旨みがたっぷりの「コリア タッカンマリ」へ！

韓国料理といえば、サムギョプサルなど豚肉や牛肉の焼肉ばかりだと思っていませんか？薬膳料理のひとつ“サムゲタン”や、甘辛なタレがやみつきになる“ヤンニョムチキン”など、鶏肉を使った料理もいろいろあります。その中で、「タッカンマリ」は、鶏の水炊きのようなもの。韓国旅行で訪れることが多い東大門市場（トンデムンシジャン）の近くにも、今も専門店が多く並ぶディープな雰囲気の通りがあります。

なかでも、1978年創業「陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ」は地元の常連客はもちろん、観光客のリピーターも多い超有名店。毎日仕入れる新鮮な若鶏を使っているので臭みがなく、煮込まれていくほどにコクのある濃厚な鶏スープが絶品もの！その元祖タッカンマリの人気の味を忠実に再現したのが、新大久保の『コリア タッカンマリ』です。

2010年11月にオープンした、タッカンマリとチヂミの専門店。厳選した国産の若鶏を仕入れ、オーナーが韓国で食べたタッカンマリの味を忠実に再現したもの。タッカンマリが「韓国料理のなかで一番好き」というIKKOさんや、はるな愛さんも訪れたお店です。

JR山手線新大久保駅の改札から、線路沿いに新宿方面へ少し戻ったところにある『コリア タッカンマリ』はビルの2階にあります。オレンジ色の看板を目印にどうぞ。

「タッカンマリ」は、鶏一羽を丸ごと鍋にいれ、鶏ガラスープで煮込んだシンプルな、見た目もダイナミックな韓国の鍋料理です。女性にうれしいコラーゲンやビタミンが豊富に含まれた鶏を堪能できる、美容鍋とも。ネギやニラ、ショウガをたっぷり使っているのもポイントです。

ほかに鍋の具材に欠かせない、トック（お餅）・鍋用キムチ・ニンニクも鍋と一緒に運ばれてきます。ニンニクは店員さんが分量を尋ねてくれるので、お好みでどうぞ。鍋用キムチは、途中味を変えるのに使うのがおすすめです。

選りすぐりの国産若鶏はある程度煮込まれているので、少しすると店員さんが見事な手捌きで、骨ごと豪快に切り分けてくれます。

あとは、鶏肉がちょうどよく煮えればOK……とは『コリア タッカンマリ』ではありません。なぜなら、タッカンマリの一番おいしいところ“スープ”を味わってほしいから。店員さんが小さな器に、鶏の旨みが存分に出たコクある澄んだ黄金のスープをよそってくれるので、ぜひ、オーナーがこだわった本場の味を堪能してください。

鍋の中身が少なくなったら、シメの前に追加トッピングも可能です。もも肉、手羽先、手羽元の各部位や、トック（お餅）、ネギ、ニラなどの野菜も追加メニューに。

ちょうどよく煮えた鶏肉や、トックにジャガイモなどの具材を楽しむのに必要なつけダレも重要です。韓国の醤油、お酢、唐辛子味噌“タテギ”、マスタードを好みの分量で調節しながら作ります。

唐辛子ベースの味付け味噌“タテギ”は、ニンニク、ショウガ、コチュジャン、韓国唐辛子などを混ぜた、韓国料理には欠かせない調味料のひとつ。タッカンマリ通りのお店のタテギは本当に辛いですが、ここのお店ではあまり辛くしていないので、少し多めにいれても大丈夫です。

コシがある韓国の手打ち麺「カルグクス」と、雑炊セットが用意されています。どちらも、こだわりのスープを余すことなく味わえるので、コクのあるスープをたっぷり吸わせるのは麺か、ご飯か、お腹の余裕しだいで選んでみては？

お店に訪れたなら、このサイドメニューは外せません！サクサクのチーズチヂミは、端っこのカリカリした部分もたまらない一品。タマネギやベーコンなどの具材と、マヨネーズにチーズの組み合わせが抜群です。そして1枚じゃ足りない！って思うほど。ちょっとタバスコをかけて辛味をプラスするのもおすすめです。少人数なら、まずはハーフサイズからどうぞ。

ごま油とキムチが絶妙な「韓国風やっこ」は、タッカンマリが出来上がるまでのおつまみとしてぴったり。ほかにも、トマトとタマネギを珍しいキムチ味の酢味噌で合えた「キムTOMATO」などのおつまみメニューが用意されています。

テーブル数も多く、カウンター席もあるので少人数でも訪れやすいです。席数が増えたので、ディナーやランチタイムを少し外せば、入りやすくなりました。

いかがでしたか。美肌効果が嬉しい韓国のヘルシーな鍋料理「タッカンマリ」をご紹介しました。新鮮な食材を使い、シンプルに鶏のコクがあふれる黄金スープが味わえるのは専門店ならでは。一度食べれば、また行きたくなるお店です。ぜひ、チーズチヂミは、レギュラーサイズで味わってくださいね！