富山・世界遺産「五箇山」日本の原風景が楽しめる合掌造りの里の見どころ紹介

出典：近江源氏さんの投稿

五箇山民族館では、かつて豪雪地帯で暮らしていた人々の生活を今に伝える資料館です。ここでは、かつて五箇山で製造されていた塩硝（火薬の原料）の製造方法、人々の衣類や履物などが展示されています。

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五箇山生活館では、合掌造りの歴史、生活、建物などが映像を使って詳しく紹介されています。五箇山のミニチュア模型もあり、五箇山散策前に立ち寄ると、散策はより一層楽しいものとなるでしょう。

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江戸時代、五箇山は、火薬の原料となる塩硝の生産地として加賀藩を支えていました。塩硝の館では、原料から塩硝として出荷されるまでの製造工程が詳しく展示されています。

出典：クリッパさんの投稿

厳しいながらも豊かな自然に囲まれた五箇山菅沼合掌造集落では、9棟の合掌造り家屋が現存しています。四季折々で美しい景色を見せてくれる菅沼合掌造り集落は、国の史跡に指定されており、訪れる人々を魅了してやみません。

出典：ひとりぼっちのあいつさんの投稿

四季折々で美しい景色を見せてくれる菅沼合掌造り集落ですが、冬の美しさは格別です。降りしきる雪の中で、雪の重みに耐えながら静かに佇む合掌造りの家屋から漏れる灯りが雪の白さを引き立て、幻想的な雰囲気を醸し出しています。

出典：つきなloveさんの投稿

五箇山には2つの合掌造りの集落が存在します。国の史跡にも指定されている相倉合掌集落では、24棟の合掌造りの建物が現存しています。

出典：都馬さんの投稿

合掌造集落内では、古き良き日本の里山の面影を色濃く残しています。合掌造り家屋を眺めながら、水田の間に敷かれたあぜ道を歩いていると、日本昔話の世界に迷い込んだような錯覚を感じます。

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村上家は、約400年前に建てられた合掌造り家屋です。江戸時代初期の建築様式を今に伝える村上家は、国の重要文化財に指定されています。

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村上家内部へ一歩足を踏み入れると、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような錯覚を感じます。玄関から続く土間、囲炉裏のある居間などは、往時の人々を物語っているかのようです。

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ひときわ目立つ岩瀬家は、高さ14.4メートル、間口26.4メートル、奥行き12.7メートルで五箇山最大の5階建ての合掌造りです。

出典：nor1hさんの投稿

2階から5階までの床板は透かし板となっています。こういった合掌造りならではの独特の構造から、階下の囲炉裏から暖を取るため、季節を通じて合掌造り全体の風通しを良くするため、豪雪地帯で暮らしていた人々の工夫が伝わってきます。

出典：y1127さんの投稿

五箇山を代表する伝統産業の一つでもある五箇山和紙は、国の伝統工芸品に指定されています。五箇山和紙の里では、お土産にぴったりな五箇山和紙が数多く取り揃えられているほか、紙すき体験をすることもできます。

出典：オズマさんの投稿

五箇山和紙で作られた提灯は、インテリアにもぴったりで、お土産におすすめの一品です。

出典：wakabagirlさんの投稿

菅沼合掌造集落内にある食事処「あらい」では、特産物である五箇山豆腐のほか、五平餅、お蕎麦、ぜんざいなどメニューが豊富に取り揃えられています。

東海北陸自動車道「五箇山IC」から国道156号線を経由し、車で約5分。

出典：ゴルフへたくそオヤジさんの投稿

おすすめは、五箇山特産品でもある五箇山豆腐です。コシがある五箇山ならではの新鮮な豆腐を味わってみてはいかがでしょうか。

出典：satochin0212さんの投稿

特性タレで香ばしく焼かれた五平餅もぜひ。

出典：kinako-ankoさんの投稿

茶房掌は、菅沼合掌造集落内にある甘味処です。散策に疲れたら、茶房掌でスイーツをいただくのもおすすめです。

東海北陸自動車道「五箇山IC」から国道156号線を経由し、車で約5分。

出典：eb2002621さんの投稿

イチオシは白玉ぜんざいです。アイスクリームが添えられたもっちりとした団子と小豆の愛称は抜群です。

出典：kinako-ankoさんの投稿

相倉合掌造り集落内にある合掌茶屋相倉屋は、その名の通り合掌造り家屋の食事処です。茅葺屋根の下から見える看板が周囲の景色と溶け込み、合掌茶屋相倉は、日本昔話に出てくる農村の御茶屋のような風情を醸し出しています。

東海北陸自動車道「五箇山IC」から国道156号線を経由し、車で約15分。

出典：モリモさんの投稿

ここでは、イワナの塩焼きなど、五箇山ならではの郷土料理が食べられます。

出典：ゼニコさんの投稿

五箇山のみたらし団子は独特の味です。醤油味の香ばしい特製タレと、団子の相性は抜群です。