まだ未熟な熟成肉を食べてるの？ウルフギャングで本物を満喫！

ウルフギャング・ステーキハウスは、ニューヨークの老舗ステーキハウス「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」のヘッドウェイターとして40年間勤務したウルフギャング・ズウィナーが、2004年にマンハッタンのパーク・アヴェニューに開いたステーキハウス。創業まもなく食通のあいだで話題となり、またたく間に繁盛店となりました。
現在ではニューヨークのほかにマイアミやハワイなどアメリカ国内に9店舗、アジアに4店舗を展開するまでになっています。

ウルフギャング・ステーキハウスがアジアに展開する4店舗のうち、実に3店舗が日本国内にあります。

東京メトロ日比谷線・都営大江戸線　六本木駅より　徒歩4分

JR 東京駅丸の内南口　徒歩5分
JR 有楽町駅国際フォーラム口　徒歩5分
東京メトロ千代田線二重橋前駅3番出口直結　徒歩2分

JR大阪駅直結　徒歩2分

ちなみにアジアにあるもう１店はソウル店になります。

「ウルフギャング・ステーキハウス」で提供されているステーキは、アメリカ農務省の格付けで最上級の品質に認定された「プライムグレード」の牛肉です。さながら日本でいうところのA5ランク黒毛和牛といったところでしょうか。
しかしサシ（霜降り状態の脂身）の多い黒毛和牛に比べ、ウルフギャングで使用しているプライムビーフはそれほどサシが多くありません。これは牛肉に対する日米の嗜好の違いが色濃く影響しています。

一般に日本で最高級と言われる牛肉は、融点の高い脂身が舌の上の体温でとろけてしまうような牛肉です。これに対しアメリカで最も好まれる牛肉は、肉本来の持つ赤身由来の「うまみ」が凝縮され、焼いたときにジューシーな肉汁がしたたるような、そんな牛肉なのです。
とはいえ、ただ何も下処理をしないのでは赤身肉がそのような肉質にはなるはずがありません。最高級のプライムビーフをさらにうまみ成分の豊かなステーキ肉に仕上げる技術こそが、「ドライエージング」なのです。

ドライエージングというのは食肉の熟成技術のひとつで、温度と湿度を一定に保った貯蔵庫内で送風機などで常に食肉に風をあて続け、タンパク質のアミノ酸への変化をうながし、肉質をやわらかくすると同時にうまみを増強させるという技術のことをいいます。
ウルフギャングのステーキ肉は28日間ほどの熟成をかけているので、あの独特のナッツのかおりが香ばしい、肉汁たっぷりのやわらかいステーキに仕上げることができるんですね。

さて、そんな最高級の熟成肉が味わえる「ウルフギャング・ステーキハウス」を訪れたら、いったいどんなステーキを注文したらよいのでしょうか？

ウルフギャングが初めてという方には「プライムステーキ」をオススメします。このプライムステーキは、アメリカで「ポーターハウスステーキ」あるいは「Tボーンステーキ」と呼ばれる骨付き肉のステーキで、T字型の骨の左右についたサーロインとテンダーロイン（フィレ肉）を同時に楽しむことができるウルフギャングの看板メニューです。
このプライムステーキは2名用から4名用までメニューにリストアップされているので、大勢でわいわいと取り分けて食べるのにも最適ですよ。

特別な日のディナーで訪れたい「ウルフギャング・ステーキハウス」ですが、現在はランチメニューの展開もおこなっています。
ランチタイムには通常のグランドメニューのほかに、サラダやスープ、魚料理やパスタも用意されています。しかしやはりステーキハウスですから、肉料理が食べたいところですよね。

通常は熱したバターと肉汁の味だけでいただくウルフギャングのプライムステーキですが、テーブルには好みに応じてかけるステーキソースが用意されています。

ウルフギャングでひととおりプライムステーキを味わったら、一度このソースをつけて食べてみてください。アメリカ人のステーキ観が理解できる瞬間がきっとあなたにも訪れるはず。
そしてその世界観から抜け出せなくなってしまったという方は、店頭で購入できるボトルタイプの「Old Fashioned Sauce」をぜひおみやげでどうぞ。自宅で気軽に熟成肉のステーキ……とはいきませんが、次に「ウルフギャング・ステーキハウス」を訪れるまでの優秀なセットアッパーになってくれますよ。

最後にウルフギャングあるあるのツイートです。

いかがでしたか？
いままで国内の熟成肉を食べ尽くしたというひとも、ウルフギャングのプライムステーキを食べれば本当の熟成肉がどういうものかということが理解できると思います。
ぜひともおなかをすかせてお店を訪れてみてくださいね！