2017年07月04日

愛されて1世紀!北海道に行かないと食べられない「大沼だんご」

愛されて1世紀!北海道に行かないと食べられない「大沼だんご」

甘いもの好きさんにぜひ食べていただきたい団子があります。でも北海道までいかないと食べられないんです。それは、北海道・大沼国定公園の名物「大沼だんご」。ずっと昔から変わらず人気で、作り立てにこだわり、大沼でしか食べられません。その味は、長い歴史を思い起こさせる素朴さと万人に愛されるおいしさを兼ね備えています。大沼まで行ってでも、ぜひ召し上がって欲しい大沼だんごの魅力をご紹介します。

大沼に来たら絶対に食べたい「大沼だんご」

大沼に来たら絶対に食べたい「大沼だんご」1226930

出典:

函館から車で約40分。七飯町(ななえちょう)にある大沼国定公園。駒ヶ岳を望む大沼の眺めは素晴らしく、観光名所として多くの人が訪れています。

大沼に来たら絶対に食べたい「大沼だんご」1226952

出典:

遊覧船やボートで沼を巡ったり、周囲を散歩したりと思い思いに大自然を感じられる大沼。函館方面へお出かけの際は、大沼国定公園まで足を伸ばすのもおすすめですよ。

「沼の家」料理 1226945

出典:samasamaのココロさんの投稿

その大沼の名物と言えば、この「大沼だんご」。つるんとした食感がたまらない大沼だんごは、ここに来たらぜひ召し上がって欲しい一品です。旅の疲れを癒し、昔から愛される大沼だんごの魅力に迫ります。

大沼だんごの誕生

「沼の家」外観 1226956

出典:あてさんさんの投稿

大沼だんごは大沼公園駅前の「沼の家」で販売されています。創業はなんと明治38年。大沼国定公園の誕生とともに沼の家も誕生したそうです。

「沼の家」その他 1226973 大沼公園より駒ヶ岳を見る

出典:カボティーヌさんの投稿

そのころ初めて道南に開通した「陸蒸気」に乗って、大沼を訪れる人に何かお土産をと考えられたのがこの「大沼だんご」でした。初代堀口亀吉の奥さんの出身が新潟だったことから、お米を使っただんごを販売。店舗と当時の軍川駅(現大沼駅)での駅売りもしていました。

「沼の家」外観 1226972 大沼公園駅

出典:dahlian38さんの投稿

明治40年には大沼公園駅がお店の目の前にできたことで多くの人々が訪れるようになり、大沼だんごは名物として現在も絶大な人気を誇っています。

できたてがたまらない、大沼だんご

味はあん、しょうゆ、ごまの3種類

「沼の家」料理 1227038

出典:一生懸命さとう君さんの投稿

大沼だんごはあん、しょうゆ、ごまの3種類。あんとしょうゆ、ごまとしょうゆの組み合わせで販売され、サイズは小と大があります。

「沼の家」料理 1226982 大沼だんご 小折(醤油)

出典:urya-momenさんの投稿

折りの中で大沼湖と小沼湖を表現し、串に刺さないだんごは湖面に浮かぶ島々を表現しているのだそう。つるんとした小ぶりなおだんごはつまようじに刺しても食べやすく、家族や友人とシェアして食べるのにもおすすめです。

「沼の家」料理 1227173 優しい口当たりの餡

出典:なまらうまいさんの投稿

甘すぎず舌触りの良いこしあんとコクのあるしょうゆあん、そしてゴマの風味たっぷりのごまあんがプルプルとしたおだんごに絡んで絶品。残ってしまったあんもおだんごに絡めて最後まで食べきりたくなるほどです。後味も良く、すっきりとしているのが特徴で、甘さが舌に残りません。

賞味期限はその日だけ!

「沼の家」料理 1226981 大沼だんご 小折(あん、醤油)

出典:urya-momenさんの投稿

うるち米から作られている大沼だんごは、時間が経つとどうしても固くなったり、風味が落ちてしまうため、賞味期限はその日中。お店で買う時も、「その日のうちに食べてくださいね。」と店員さんから言われますので、できるだけ早めに食べましょう。

「沼の家」内観 1227127

出典:ZELDAさんの投稿

店内で作られている大沼だんごは、作り置きではありません。売れ行きを見ながら随時追加しているのだそう。できたてにこだわっているから昔からずっと愛されているのですね。

「沼の家」外観 1227048 お店 外観

出典:urya-momenさんの投稿

お店には買ったらすぐに食べられるようにイートインスペースも用意されています。天気の良い日はここでゆっくり味わうのもおすすめですよ♪

ここでしか食べられない味

「沼の家」料理 1226991

出典:samasamaのココロさんの投稿

さらに、大沼だんごは沼の家の店舗と函館~札幌間のJR特急の車内でしか販売されていません。賞味期限が当日のためと、限られたスタッフだけで作っているため、物産展などでも販売することはほとんどありません。

「沼の家」料理 1227031 大沼だんご 小折(胡麻)

出典:urya-momenさんの投稿

さらに、ごまとしょうゆのおだんごは製造数が限られているため、沼の家店舗だけの販売なんです!

ここでしか食べられない味1227018

出典:りんりんりりんさんの投稿

ここでしか味わえないレア感と、食べやすい大きさのだんご。たっぷりと入った食べ飽きしないおいしいタレで100年以上も愛される大沼だんごは一度食べると納得の味です。この包み紙もずっとデザインが変わっていないそうで、歴史を感じさせますね。

こちらもあわせてどうぞ

紅葉羊羹・薄皮まんじゅう

「沼の家」内観 1227245

出典:samasamaのココロさんの投稿

大沼だんごは日持ちしませんが、お土産にはこちらの紅葉羊羹や薄皮まんじゅうがおすすめです。あっさりとした風味の中に確かなコク。大沼だんごと同じように愛されている商品です。

わかさぎ佃煮

「沼の家」料理 1227252 わかさぎ佃煮;社外品の扱い物ですがお勧めです @2014/08/14

出典:raven-spkさんの投稿

大沼の名産であるわかさぎを使った佃煮も、おかずやお酒のおつまみにピッタリですよ。余計な添加物を使っていないので、体にも安心です。甘いものが苦手な方へのお土産にぜひどうぞ。沼の家ではほかにも様々なお土産がありますので、ぜひご利用ください。

いかがでしたか?

「沼の家」料理 1226987 [2016/03]元祖大沼だんご・あんと醤油(小折390円)

出典:職人!西島兵庫さんの投稿

大沼に来たら必ず食べたい「大沼だんご」。わざわざ訪れてまで食べたくなる魅力いっぱいのおだんごです。1世紀以上にわたって人々の心をつかむ、北海道の大沼だんごをぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。

沼の家の詳細情報

沼の家

大沼公園 / 和菓子、甘味処

住所
北海道亀田郡七飯町字大沼町145
営業時間
[月]  08:30 - 18:00 [火]  08:30 - 18:00 [水]  08:30 - 18:00 [木]  08:30 - 18:00 [金]  08:30 - 18:00 [土]  08:30 - 18:00 [日]  08:30 - 18:00 ■ 営業時間 売り切れ次第終了 ■定休日 無休
平均予算
  • ~¥999
  • ~¥999

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