【2020年】初心者でも安心♪浅草観光のポイント＆王道観光スポットはココ！

江戸時代から繁華街として栄えてきた浅草地区。現在も下町の雰囲気を感じることができる東京の中でも特別なエリアとして、日本人にも外国からのお客様にも大人気の観光地となっています。文京区と墨田区にはさまれた台東区の東部に位置し、さまざまな歴史的建造物や文化に触れることができる浅草。新しい東京の顔である東京スカイツリーのお膝元でもあり、見どころが満載です。

浅草観光は、一日あればじっくりと要所要所を見てまわることができます。ただ、休日は人出が多くかなり混雑するので、平日よりは時間がかかることを見越してスケジューリングするといいでしょう。

浅草では基本的に、徒歩で移動しながらいろいろ見て回ることになります。履きなれた運動靴など、歩きやすく身軽な服装がベストです。駅や街中にもコインロッカーが豊富にあるので、大きな荷物は先に預けてしまえばラクチンに観光できますね。

浅草雷門前にはたくさんの人力車が列をなして、お客さんを待っています。人力車で名所を巡るのも風情があって、浅草の思い出になること間違いなしですね。お手軽な短距離賃走から時間貸切などいろいろなプランがあります。

都内の人気観光地から、「観光船」を使って浅草まで行くこともできるんですよ！浅草行きの観光船は、日の出桟橋・お台場海浜公園・浜離宮・豊洲から出航しています。東京の街並みを水上から眺めつつ、ゆったりとした気持ちで浅草に行くことができます♪

浅草といえば、この雷門を思い浮かべる人が多いというランドマークです。浅草寺の山門で、正式名称は風雷神門と言います。待ち合わせにも便利で、浅草観光のスタート地点ともいえるスポットです。

雷門をくぐれば、仲見世通りが賑わいます。江戸時代から栄えてきた浅草寺の仲見世。90店近い店舗が約250メートルの距離に軒を連ねています。石畳と統一電飾看板の美しい光景は、海外からのお客様にも大好評です。雷おこしやきんつば、あげまんじゅうなどは食べ歩きにもおすすめです。

仲見世通りの先には本堂が。もともとあった旧堂は国宝に指定されていましたが、昭和20年の東京大空襲で焼失してしまいました。現在の本堂はその後再建されたもので、鉄筋コンクリート造りです。外陣には川端龍子筆「龍の図」、堂本印象筆「天人散華の図」の天井画があります。本堂のすぐ隣でひけるおみくじは、英語でも表記があり海外のお客様でも楽しめるようになっています。

「浅草名所七福神」は、台東区・荒川区の9つの寺社に祀られている七福神巡りのこと。雷門で有名な「浅草寺」、三社祭が行われる「浅草神社」、縁結びで有名な「今戸神社」のほか、「不動院」「待乳山聖天」」「石浜神社」「吉原神社」「鷲神社」「矢先稲荷神社」で構成されています。

巡拝の順番は特になく、好きな寺社からスタートして大丈夫です。すべて徒歩でまわるとなると、約4時間ほどかかります。浅草の町を散策がてら、ゆっくりまわってみるのもおすすめです。

2012年5月に開業した「東京スカイツリー」。634メートルの高さがあり、新しい東京の顔として人気を博しています。展望台からは東京の街並みを存分に楽しむことができますよ。ちなみに浅草駅から東京スカイツリーまでは、電車で行くこともできますし、歩いても15分ほどで行くことが可能です。また、スカイツリーシャトルという循環バスも便利です。

また、合わせて楽しみたいのが、東京スカイツリータウン内にある商業施設「東京ソラマチ」。ショップやレストランの数は、なんと300以上！東京らしいお土産はもちろん、老舗のレストランやお洒落なファッションストアなどが充実しています。美味しいグルメスポットとしても人気です♪

1853年開園の日本最古の遊園地として有名な「浅草花やしき」。江戸時代にはブランコが唯一の遊具だったそうです。レトロでちょっぴり不思議な世界観の花やしきは、大人でも十分楽しめる遊園地です。現存最古のローラーコースターは絶対に乗っておきたいおすすめアトラクションですよ！

「かっぱ橋道具街」は、調理器具・食器・製菓材料・厨房機器といったお料理に関するものをメインに、実にさまざまなものが売られている日本一の道具街です。海外のお客様には食品サンプルのお店がとくに人気が高く、お土産としても好評を博しています。公式サイトでは欲しい商品名で検索をすると、取り扱っている店が分かるようにもなっています。

最寄駅は東京メトロ田原町駅で徒歩5分ほど。ですが、雷門から歩いたとしても徒歩10分ほどなので、浅草の街並みを眺めつつお散歩していくことが可能です。

浅草は食べ歩きできる下町グルメが豊富なエリアとしても有名です。スイーツからお惣菜まで安くて美味しいものがたくさん！仲見世にある「九重」のあげまんじゅうや、「入山煎餅」の手焼きせんべい、「亀十」のどらやきも外せません。お惣菜系なら「浅草メンチ」のメンチカツに、「セキネ」の肉まんもおすすめです。

浅草演芸ホールは「落語定席」のひとつで、1年中、落語・漫才・漫談・マジック・ものまね・紙切りといった様々な演芸を楽しむことができる大人の遊び場です。昭和39年のオープン以来、東京の寄席として愛されてきました。入れ替え制ではないので、入場してから興行が終了するまでめいっぱい楽しむことができます。18時以降の入場では夜割という割引チケットもあるので、上手に利用してオトクに演芸の雰囲気を味わってみるのもいいですね。

現在、都内唯一のいろもの寄席として好評を博している「東洋館」。同じ建物には姉妹館の浅草演芸ホールがあります。若手からベテランまで幅広い出演者による漫才やコントなどを間近で体験することで、心も体もリラックスして豊かな笑いの時間を得ることができますよ♪

三社祭は、毎年5月に行われる浅草神社で行われる例大祭です。なんと正和元年（1312）から始められたといわれる歴史あるお祭りです。毎年三日間の祭礼で、150万人もの人出がある非常に大きなお祭りなんですよ。半纏をまとった担ぎ手たちによって担がれたたくさんのお神輿の華やかな渡御を見ると、こちらまでパワーをもらえそうですね。

浅草サンバカーニバルは、毎年8月の最終土曜日に開催される日本で最大のサンバカーニバルです。約50万もの人出があり、豪華な衣装や山車など見どころも満載です。

浅草は、電車の場合4つの路線を利用できる便利な立地にあります。東京メトロ銀座線、都営浅草線、東武スカイツリー線、つくばエクスプレスの各路線の浅草駅が利用できます。

◆電車の場合
東京駅からはJR山手線を使って神田駅まで行き、東京メトロ銀座線に乗り換えて浅草駅までアクセスする方法などがあります。

◆タクシーの場合
東京駅八重洲口から浅草雷門までタクシーを使うと、道路の混雑状況にもよりますが、およそ1,600円程度で到着します。（2019年12月時点での目安料金）

◆電車の場合
羽田空港からは都営浅草線に乗り入れている京浜急行を使うことで、一本で浅草駅までアクセスすることができます。（時間帯によって直通運転がない場合もあります）

◆リムジンバスの場合
羽田空港から出ているエアポートリムジンバスで、浅草まで行くことも可能です。その場合は浅草ビューホテルで降ります。

◆電車の場合
成田空港からは、都営浅草線に乗り入れている京成アクセス特急を使うことで、一本で浅草駅までアクセスすることができます。（時間帯によって直通運転がない場合もあります）

◆リムジンバスの場合
本数は多くありませんが、成田空港から出ているエアポートリムジンバスで、浅草まで行くことも可能です。その場合は浅草ビューホテルで降ります。

浅草は街がコンパクトにまとまっているのに、奥深さもあり、充実した観光をすることができる東京の中でも特別なスポットです。海外からのお客様はもちろんのこと、東京に住んでいる人にとっても浅草を観光することは不思議なパワーをもらうことにつながります。機会を見つけて、ぜひ浅草を訪れてみてくださいね♪