【2020年】歴史と自然を味わう♪日光の王道観光スポット＆旅のポイントを大紹介！

歴史的文化的価値が認められ、世界遺産に登録された「日光の社寺」。国内だけではなく、世界に誇れる日本の財産ですよね。さらに日光は迫力ある華厳の滝などの自然も豊か。ここでは、初めて日光を訪れる方のために、知って得する観光情報やおすすめの観光スポットを紹介していきます。

年間の観光客数は約1200万人！自然が溢れ、文化遺産や温泉があり、世界でも有名な観光地です。かの徳川家康も愛した土地で、厳かで心が潤う場所なんです。

初めての日光旅。どんな移動手段がいいのか、行くならいつがいいのか悩みますよね。ここでは、日光へ出発する前に、知っておきたい情報をご紹介します！

東京からのアクセスもいい日光。路線バスなども充実しており、午前中から観光名所を巡れば1泊2日でも存分に満喫できますよ。もちろんディープな日光を楽しみたいなら、好きなだけお泊まりしても◎。

秋は木々が紅葉し、日光が特に美しくなるシーズン。紅葉シーズンが過ぎると雪のシーズンになり、しっかりとした対策が必要な日もでてきます。雪が積もっている場合は足元によく気を付けなければいけませんが、雪化粧した日光の街もまた美しいですよ。

夏でも涼しい日光。秋は、朝晩になるとぐっと冷え込みます。少し暑いかな？と思うくらいの防寒対策をしていくのがいいですよ。砂利道が多いので、履きなれた靴がおすすめです。

美しい景色が楽しめる紅葉シーズン。その景色を求めてたくさんの人が訪れ、ホテルが早々に満室になってしまうことも。予約は早めに取っておくのがいいですね。山々がたくさんの色に染まる日光の紅葉は、圧倒される美しさ。しっかり準備して絶景を味わいましょう！

主要な観光名所は、便利な路線バスで行くことができます。観光地のルートごとにフリーパスもありますよ。目的に合わせて賢く使って、快適＆お得に旅しましょう！

世界遺産を満喫するなら、1日フリーパスの「世界遺産めぐり手形」がおすすめ。東武日光駅やJR日光駅で購入できます。1日500円で、なんと乗り放題！金色の小判型のチケットがもらえるので、旅の思い出にもなりますね♪

観光スポットがたくさんある日光。はじめて訪れる方は、どこを観光したらいいのか迷ってしまいますよね。そんな方のために、ここは外せない！という日光の王道観光スポットをご紹介します。

江戸時代の将軍、徳川家康をまつっている「日光東照宮」。世界遺産「日光の社寺」の中で、最も有名なスポットです。こちらは、国宝にも指定されている「陽明門」。その美しい彫刻は、日が暮れるまで見ていても飽きないことから「日暮の門」とも呼ばれています。境内には可愛らしい「三猿」や「眠り猫」といった彫刻もあり、見逃せません♪

「日光東照宮」から歩いてすぐの「日光二荒山神社」も世界遺産「日光社寺」の一つ。こちらは縁結びのパワースポットとしても有名なんですよ。「縁結びのご神木」や「夫婦杉」といった杉の木は縁結びにご利益があるんだとか。ハートが描かれた絵馬もあるので、ぜひ良縁をいただいて♡

「東照宮」「二荒山神社」と合わせて世界遺産に登録されている「日光山輪王寺」。お寺の中にある「三仏堂」には、7.5ｍもある大きな大仏様3体がまつられています。下から見上げるような形で手を合わせると、すっと心が落ち着きますよ。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉が美しい場所。季節を変えて訪れたくなります。

当時皇太子だった大正天皇が、静養のために利用していたという御用邸。シャンデリアがついていたり、ビリヤード台があったりとレトロモダンで優雅な雰囲気です。館内は写真撮影可なので、思う存分エレガントな写真を撮ってみて。お庭も広大で四季折々の表情が楽しめます。売店では「御用邸饅頭」や皇族方の「お印を刺繍したハンカチ」など、ちょっと変わったお土産も購入できますよ。

楽しく日光観光するなら、江戸時代の街並みが再現された「日光江戸村」は外せません！侍や姫などの衣装に着替えて、昔の街並みを再現した園内を散策できます。忍者体験やせんべい焼き体験をしたり、花魁道中を眺めたり、侍同士の喧嘩に巻き込まれたりとわくわくがいっぱい！思わぬ場所で忍者に遭遇することもありますよ。大人も子どもも思いっきり楽しめるテーマパークです。

日光市西部にある湖「中禅寺湖」。男体山の噴火により、約2万年前にその原型ができたと言われています。中禅寺湖の周辺は、紅葉がとても美しい！遊覧船に乗って船から紅葉狩りをするのもおすすめです。のどかな風景に、心身ともにリラックスできますね。

先ほど紹介した「日光山輪王寺」の別院がこちらの「中善寺」。ご本尊の「立木観音」は、色々な願いを叶えてくれる仏様と言われています。観音様の前に立ち、病気の回復や受験の合格など、お願いごとをお伝えしましょう！きっと、その願いが届くと思いますよ。紅葉の季節は中禅寺から望む中禅寺湖や男体山の景色も圧巻です。

日本三大名瀑のひとつである「華厳の滝」。中禅寺湖から流れ落ちた湖水が約97mの断崖を落下する姿は、大迫力でとっても美しい！エレベーターで滝つぼ近くの観瀑台(展望台)まで行くことができます。水量や風向きによっては滝の水しぶきを肌で感じるほど！ぜひ間近で滝の大迫力を体験してください。

男体山と赤城山の神が戦ったという神話が由来だと言われる「戦場ヶ原」。広大な湿原は、日光の植物に気軽に触れ合えるよう整備されています。山歩き初心者でも楽しめるハイキングコースもありますよ。秋には草が一面オレンジに色づき、見事な紅葉スポットに！ダイナミックな光景を歩いて堪能してください。

「霧降の滝」は、日光の三名瀑の一つ。滝は2段になっていて、約75mもの高さがあります。下段の滝が岩に当たり、霧のように飛び散って見えることから「霧降」という名前がついたそうです。優雅な水の流れと紅葉のコラボは、なんとも幻想的。葛飾北斎が描いたほどの美しい景色を、観瀑台からその目で見てみてください。

ニッコウキスゲの群生地として有名な「霧降高原」。6月中旬から7月中旬がニッコウキスゲの見頃ですが、それ以外のシーズンでも、通称「天空回廊」と呼ばれる階段を登って爽快なハイキングを楽しめますよ！頂上の展望台からは、天気がよいと富士山やスカイツリーまで見えることも！

日光では、気になるイベントがシーズンごとに開催されています。紅葉の時期に行くのもいいですが、これらのイベントに合わせて旅をするのもステキですね。それではおすすめのイベントを紹介していきます♪

日光に春の訪れを告げる歴史あるお祭り「弥生祭」。11台の「家体(やたい)」と呼ばれる山車が、二荒山神社へ向かいます。ピンクのヤシオツツジの飾りをつけた「家体」が、参道を一気にかけあがっていく姿は大迫力！観光客が引ける「家体」もあるので、体験してみてはいかが？

男体山にある二荒山神社の奥宮(山頂)を目指し、午前0時から登山を行うお祭り。山頂までは3～4時間、約6kmの山道を家庭円満・心身健全などの願いを込めて登ります。そうしてたどり着いた山頂から見るご来光は、なんとも美しく一生の思い出に残ります。期間中はおみこしや花火大会などさまざまなイベントが行われ、誰でも楽しく参加できますよ。

秋の日光最大のイベント「日光けっこうフェスティバル」。日光特産の下駄を使った「日光下駄飛ばし選手権大会」や屋台など、楽しいイベントがいっぱいです。暗くなると、秋の夜空を花火が彩りますよ。

こちらは、奥日光ならではの豊富な雪を利用したイベント。小さなかまくらに灯を灯したその美しい光景は、「日本夜景遺産」に認定されています。氷の彫刻を競う大会も見どころ満点！防寒対策をばっちりして行ってみましょう♪

日光には「東武日光駅」と「JR日光駅」の2つの駅があります。駅同士は徒歩数分の距離しか離れていませんので、どちらの駅を利用しても観光に困ることはありませんよ。

ここでは、東京からのアクセスをご紹介します♪

◆新幹線を利用する場合
東京駅から宇都宮駅まで新幹線(約50分)→宇都宮駅からJR日光線でJR日光駅(約45分)

◆東武特急けごんを利用する場合
「浅草」から乗り換えなしで東武日光駅到着(約2時間)

◆車の場合
東北自動車道利用で「宇都宮I.C.」へ→「日光宇都宮道路」利用で日光方面へ

パワースポットで元気をもらい、雄大な景色で癒される日光の旅。歴史にも自然にも触れることができる日光は、とっても贅沢な観光タウンではないでしょうか。子どもから大人まで、日光に足を踏み入れればその魅力にハマるはず！世界から愛される日光で、ステキな旅をしてくださいね♪