富山でドラえもん達が待っている♪「藤子不二雄」ゆかりのスポットを巡ろう！

著名な漫画家・藤子不二雄が、「藤子・F・不二雄」「藤子不二雄（A）」のコンビだというのはよく知られていますね。高岡市は、藤子・F・不二雄先生の生誕地で、小学校時代に転校してきた藤子不二雄（A）先生と出会った、運命的な地なのだそうです。そして、氷見市は藤子不二雄（A）先生の故郷。この両市には、藤子不二雄ゆかりのスポットがたくさんあります。おふたりのまんがの世界観が感じられますので、ぜひめぐってみましょう。

「ドラえもん」「パーマン」などで知られる藤子・F・不二雄先生。その故郷である高岡市にある「藤子・Ｆ・不二雄ふるさとギャラリー」は、藤子まんがの原点に触れられる貴重なスポットです。ピンクのドアの向こうには、藤子不二雄の世界が広がります。先生の足跡をたどりながら、多くの原画を通して藤子まんがの面白さを再発見できるギャラリーですよ。高岡市美術館の2階にあります。

藤子・Ｆ・不二雄先生が14歳の時に手作りした冊子「妖怪島」の本文なども全ページにわたって見ることができます。また、先生が上京した時に持っていたカバンや、ベレー帽・ペン・カメラなど愛用品なども展示されており、作品を自由に読めるまんがライブラリーもあります。

高岡古城公園にある無料の動物園には、154名の漫画家によるカッパのイラストを集めたモニュメント「絵筆塔」があります。もちろん、藤子・Ｆ・不二雄先生のカッパのイラストもありますので、ぜひ探してみてください。ちなみに、モチーフが想像上の生き物であるカッパなのは、漫画家は夢を描く仕事だからだそうです。

藤子・Ｆ・不二雄先生の代表作品「ドラえもん」に出てくる空き地がある「高岡おとぎの森公園」。おなじみのキャラクター像だけでなく、土管も再現され、ドラえもんの世界観がそのまま楽しめるおすすめの場所です。写真撮影にも絶好のスポットですので、ぜひ立ち寄ってみてください。展望台からは、美しい立山連峰も望めます。

「忍者ハットリくん」「怪物くん」などで知られる藤子不二雄（A）先生の故郷である氷見市にも、藤子まんがゆかりのスポットがたくさんあります。「氷見市潮風ギャラリー」は、先生の原画や複製原画など多数の作品が展示されており、先生が暮らした有名な「トキワ荘」の部屋を再現したコーナーもあります。また、1000冊にも及ぶ作品が読める「まんが図書館」や「デジタルまんがスクリーン」も。ファンならずともたっぷり楽しめます。

氷見市の国道沿いにある「氷見市比美町商店街」には、忍者ハットリくんとその仲間たちのモニュメントやシャッターアートなどがたくさんあり、「まんがロード」として親しまれています。「笑ゥせぇるすまん」の喪黒福造や、怪物くんのキャラクターなど、おなじみの面々があちこちにあります。大人もうれしくなってしまうまんがの世界が街中にあふれていますよ♪壁画や郵便ポストなどもハットリくん尽くしですので、チェックしてみてくださいね！

氷見市にある「光禅寺」は、加賀藩前田家ゆかりの古刹（こさつ）で、藤子不二雄（A）先生の実家でもあります。山門をくぐると、忍者ハットリくんや怪物くん、プロゴルファー猿、喪黒福造のユニークな石像が。まんがロードのすぐ近くにありますので、ぜひ立ち寄ってみてください。

街を歩けば、一気に藤子不二雄のまんがの世界に飛び込めそうな楽しい街。先生たちゆかりの富山県高岡市・氷見市を訪ねてみませんか？誰もが知っている、あの愛すべきキャラクターたちが愉快に出迎えてくれますよ♪