2018年01月22日

穴場の絶景スポット!?冬の「千畳敷カール」で樹氷と迫力ある景色を満喫しよう!
冬は寒くてついつい家に引きこもっていたくなりますよね。しかし、引きこもりすぎていると、冬にしか見られない絶景を見逃してしまっていることも。長野県南部の中央アルプスに位置する「千畳敷カール」の冬は、夏や秋ほどの混雑もなく、樹氷や迫力ある山々をゆっくり見ることができる穴場絶景スポットです!雪山を歩いてみたい人も、景色だけ見たい人も両方楽しめる「千畳敷カール」を紹介します。
長野県駒ヶ根市、木曽山脈にある宝剣岳の山腹に広がる「千畳敷カール」。ロープウェイで標高2,612mの絶景ポイントまで行くことができ、夏には高山植物、秋には紅葉の美しさをひとめ見たいと多くの人が足を運ぶ場所です。ロープウェイを利用してお手軽に絶景を楽しめるため、夏や秋には非常に混雑しますが、冬は大混雑も落ち着き、ある意味穴場の季節。
冬の千畳式カール。ロープウェーを降りたら見られる2612mの絶景 pic.twitter.com/xp0q9heQMV
— さむりぃ (@realpizza2) 2017年1月26日
冬の千畳敷カールの楽しみ方
景色を心ゆくまで楽しんで
雪山登山が目的ではなく、ただ、景色を見るためだけにロープウェイに乗る人も多くいます。約7分のロープウェイの中からすでに樹氷や白く染まった山々を眺められ、自然の美しさに感動します。もちろんロープウェイを降りた後に広がる千畳敷カールの美しさは格別。日本の景色とは思えないダイナミックさがあり、他の場所では見ることのできない尊い景色です。
千畳敷カールからは、南アルプスが連なる景色も見られ、その中に富士山の姿も確認できます。どちらを向いても自然の美しい絶景が広がっている贅沢な場所。
「ホテル千畳敷」でお茶をしてゆっくりすごそう
ロープウェイを降りて、あまりの絶景に写真を撮ったり雪を触ったりなど、はしゃぐ人が多いですがとにかく寒いです。気が付くと体が冷えているという事態に陥るため、防寒対策は万全に。ひとしきり景色を楽しんだら、「ホテル千畳敷」にあるレストランでランチを食べたり、お茶をしたりして少しゆっくりしましょう。窓から景色も見られるので、一息つきながら絶景を楽しんで。
ホテル千畳敷の詳細情報
ホテル千畳敷
駒ヶ根 / ホテル、かつ丼、食堂
- 住所
- 長野県駒ヶ根市赤穂1
- 営業時間
- [月] 09:00 - 16:00(L.O. 15:30) [火] 09:00 - 16:00(L.O. 15:30) [水] 09:00 - 16:00(L.O. 15:30) [木] 09:00 - 16:00(L.O. 15:30) [金] 09:00 - 16:00(L.O. 15:30) [土] 09:00 - 16:00(L.O. 15:30) [日] 09:00 - 16:00(L.O. 15:30) ■ 営業時間 [夏季] 9:00~16:00(L.O.15:30) [冬季] 10:00~15:00(L.O.14:30) ■ 定休日 ロープウェイ運休時
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
- ¥15,000~¥19,999
雪山を少し歩いてみよう
千畳敷カール内を少し歩いてみるのもおすすめです。もちろん、登山靴やアイゼンなどは必須で、事前準備をしっかり行ったうえで雪山を歩く必要があります。しかし、千畳敷カール内だけであれば、多くの人が歩いていて、道しるべがしっかりしているので、初心者でも歩きやすい雪道です。千畳敷カール内を抜けて、木曽駒ヶ岳まで行くのであれば、ピッケルや雪山経験が必要になります。雪崩にも気を付けるなど、雪山の知識も必要になってきます。
ホテル千畳敷に宿泊してみよう!
標高2,612mに立っている「ホテル千畳敷」に宿泊してみるのも面白いですよ。ロープウェイの最終便が出たあとは、宿泊者が千畳敷カールを独り占めでき、泊まった人しか見られない景色も楽しめます!
夕日に染まる南アルプス
夕方になると、オレンジ色の夕日に照らされた山々を見ることができます。真っ白い山々がぼんやりとオレンジ色に染まる姿に感動するはず。
星降る夜の千畳敷カール
ホテルに宿泊すれば、夜の千畳敷カールを見ることができ、たくさんの星を見ることができます。冬の方が空は澄んでいて、星を見るのに適しているので、ぜひ星空を眺めてみて!
朝日が昇る姿
早起きを頑張れば、朝日も見られるかもしれません。空が白んできて、一日の始まりを告げる朝日を眺めてから、ホテルのおいしい朝食を味わうのも◎。
詳細情報
ホテル千畳敷
長野県 / 駒ヶ根 / シティホテル
- 住所
- アクセス
- JR飯田線駒ヶ根駅下車 駒ケ岳ロープウェイ駅(しらび平)行きバス51分終点下車 ロープウェイ約8分
宿泊した人の口コミ
日帰りで、千畳敷カールに秋を見つけに出かけたところ、ホテルのガイドさんが、千畳敷カールの遊歩道を1周案内しながら散策できるという案内放送があって、参加しました。秋の紅葉というとナナカマドやダケカンバですが、その他にも数多くの高山植物を詳しく案内してくれました。「SO・RA・DO・KI」ツアー。参加費は1500円でした。
冬の千畳敷カールに行ってみよう!
日帰りで景色だけ見るのも、宿泊してじっくり景色を楽しむのも、どちらもおすすめの千畳敷カール。冬にしか出会えない景色なので、「行ってみたい!」と思ったらぜひ一歩を踏み出してみてください!
千畳敷カールの詳細情報