知る人ぞ知る「日本秘湯を守る会」のおすすめ温泉宿4選【群馬編】

出典：tsukougeiさんの投稿

まずご紹介するのは、18もの温泉が点在するという群馬県のみなかみ町。温泉ファンにはよく知られた人気スポットです。その中でもこの「法師温泉　長寿館」は、創業から140年を超えて愛されている名湯として知られています。法師川沿いに佇む、群馬の中でも知名度の高い静かな一軒宿。

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法師温泉の代名詞ともいえるこの湯船。1世紀以上にわたって大切に使われ続けている貫禄を感じることができますよ。弘法大師が発見したと伝わることから、その名がついたという歴史情緒あふれる温泉です。明るい光が差し込む昼間に、その窓の形にもご注目ください。鹿鳴館を彷彿とさせる西洋風のつくりに創業当時から変わらぬ浪漫あふれる様子をうかがい知ることができます。足元からふつふつとわいてくる源泉は、4つそれぞれの浴槽で微妙に温度が違うので、ゆっくり温泉タイムを楽しんでみてくださいね。

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館内は、囲炉裏や火鉢といった昔ながらの山間の生活様式も見どころ。国の登録有形文化財のお宿で、タイムスリップしたかのような時間を過ごしてみてはいかがでしょうか？

「尾瀬かまた宿温泉　水芭蕉乃湯　梅田屋旅館」は、沼田インターから片品村から国道120号線（通称：日本ロマンチック街道）を経由して車で40分ほど。民芸調のかわいらしい佇まいが特徴の一軒宿です。水芭蕉で有名な尾瀬の散策の拠点にもぴったりな立地。

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片品村は、関東地方でも唯一の特別豪雪地帯として知られ、冬は雪深い景色と共に温泉を楽しめます。自然いっぱいの景色のなかで雪見風呂を満喫しちゃいましょう。

写真のように大きな窓が気持ちいい内湯もありますよ。「水芭蕉乃湯」と「美人蕉(ひめばしょう)の湯」は男女入替があるそうなので、ぜひ時間を確認して両方利用してみてくださいね。湯上り後は、肌がすべすべになるのだとか。他にも、24時間利用可能な貸切風呂「はなえみの湯」もあるので、多彩な湯船で湯めぐりを楽しむこともできます。

地元で取れた食材を中心に作られたあたたかい懐石料理にも定評があります。尾瀬の湧き水が育てた山の幸は、派手さこそありませんが、体の中から疲れを癒してくれそうな優しい味わいです。

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「下仁田温泉 清流荘」は西上州と呼ばれる下仁田町にある温泉宿です。下仁田ネギの産地としても有名ですよね。川と山、空と大地、四方を豊かな自然に囲まれたお宿の敷地はなんと2万㎡！

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広い敷地は牧場があったり、農園があったりと、実に豊かな体験ができる散策スポット。美しく設えられた庭園では、四季折々の草花や満点の夜空、遊びにやってくる里山の動物たちに出会えることも。

出典：nobe3さんの投稿

この下仁田温泉は、かつて猪が湯治している様子を発見したことがはじまりだったと伝えられているそうですよ。渓流の横にあるので、木々のせせらぎや川の流れる音、鳥の声などを楽しみながらゆっくり浸かってみてください。

出典：nobe3さんの投稿

和室で過ごすひとときも温泉宿ならでは。木のぬくもりがあふれる客室は、本館6室、離れ7室というこじんまりとした規模です。ワンランク上の大人旅を楽しみたい人にもぴったりな温泉旅館ですよ。

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群馬県藤岡市にある埼玉県の県境にある神流川。そのスグ近くにある「八塩温泉　神水館」は都心からの近さも魅力。昭和六年創業のお宿、その重厚な佇まいにも落ち着きを感じさせられますね。

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自慢は、河畔露天「岩くつ風呂」。地元特産の「三波石」と自然の岩盤でこしらえたというこの独特な風情を漂わす湯船。湧き出る温泉は、八塩温泉という名の通り、群馬県には海がありませんが、ここの温泉は塩分濃度が非常に高いのが特徴です。

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レトロな館内は日常の喧騒を忘れさせてくれるどこか懐かしい雰囲気が。カジュアルに利用できる「神水館」は、都心から車で2時間ほど。非日常を味わいたいときのちょっとした週末の旅行にぴったりなお宿です。

出典：パシフィックブリーズさんの投稿

遥かな尾瀬は、いつの時代も訪れる人々の心を動かす絶景です。