【全国】アートと自然に抱かれる美術館＋絶景カフェ付き♪おすすめ一人旅スポット6選

出典：Keyholeさんの投稿

「いつも時間に追われて毎日があっという間に過ぎていく、気分転換に息抜きしたい･･･」。そんな時は大自然に囲まれた美術館へひとり旅に出るのはいかがですか？自分が日ごろ意識していない感覚を、しっかりと頭と体で味わって。自分が忘れかけていた大切なことを思い出させてくれます。

出典：chancoさんの投稿

美術館といわれても普段訪れることがなかったり、何となく堅苦しくて敷居が高いと思うことはありませんか？美術館初心者でも少し知っておくだけであっという間に達人になれる美術鑑賞のコツをご紹介します。ちょっとしたコツをおさえて思いっきり楽しみましょう♪

出典：こくぼっち＠待受画像集さんの投稿

「クレマチスの丘」は富士山麓の雄大な自然に囲まれた複合文化施設。ベルナール・ビュフェ美術館、ヴァンジ彫刻庭園美術館、IZU PHOTO MUSEUM（イズフォトミュージアム）の3つの美術館と、井上靖文学館があります。施設内にはレストラン、カフェ、四季折々の花が咲く庭園もありお花を愛でながら食事を楽しめます。最寄駅の東海道線「三島駅」北口（新幹線口）から無料シャトルバスが運行しており利便性が高くひとり旅でも安心のアクセスです。

出典：Feさんの投稿

こちらはイタリアの現代具象彫刻家ジュリアーノ・ヴァンジの作品を常設している彫刻庭園です。富士山に連なる愛鷹山麓（あしたかさんろく）の雄大な景観と調和するユーモラスで不思議な造形の彫刻。大きな青空の下、屋外彫刻の魅力がつまった庭園でぜひお気に入りの写真を撮ってみてくださいね。すぐ近くにはクレマチスが咲き誇る庭園があります。

出典：@aquaさんの投稿

こちらの美術館では、名前の由来ともなっている花「クレマチス」に一年を通して出会うことができます。クレマチスは様々な品種があり同じ花とは思えないほど姿・形が多様で、英国ではバラと並んで古くから親しまれています。四季折々に咲き誇る可憐な姿に、心が癒されてしまいます。

出典：nekonokazeさんの投稿

ベルナール・ビュフェ美術館に併設のカフェ＆ショップ「ツリーハウス」は、テラス席もあり明るく落ち着いた雰囲気の店内。ひとり優雅にゆっくり過ごす時間は至福のひとときとなるでしょう。お隣のショップではミュージアムショップならではのセンス溢れるユニークでお洒落なアイテムや女性向けの書籍も充実しています。ぜひ素敵なお土産を見つけてみてくださいね。「ツリーハウス」はベルナール・ビュフェ美術館へ入館されなくても利用できます。

出典：ピンクサファイア♪さんの投稿

カフェでは、オリジナルブレンドの紅茶や世界各地のコーヒー、地元の新鮮な食材を使ったお洒落なガレットやサンドイッチが味わえます。花と緑に囲まれてのんびり景色を眺めながらひと休み。心身ともにリフレッシュしてくださいね。

出典：kao♪♫♬さんの投稿

「MOA(エムオーエー）美術館」は、能楽堂を始め茶室や日本庭園が併設された美術館です。国宝、重要文化財、重要美術品を含む約3500点もの日本美術の珠玉のコレクション群は必見。日本史や美術の教科書などで一度は目にしたことのある名品に思わずテンションが上がるでしょう。海外の方に日本の伝統文化について聞かれたり目上の方とお話しする機会があるときも自分が知っていれば話も弾みますね。大人の女性の教養を身につけて大和撫子を目指しちゃいましょう♪

出典：ancoroさんの投稿

こちらのエスカレーターが美術館への入口です。写真はエスカレーターの途中にある巨大なドーム型の円形ホール。ドームには日本最大の万華鏡が映写されています。アプローチからワクワクする仕掛けに気持ちが高まりますね。

出典：やすりんさんの投稿

エスカレーターをのぼりきった先は一気に視界が開け圧倒的なスケールの美術館が目の前に現れます。美術館本館の建物は建築業協会賞を受賞しています。反対の方角には海が広がっており思わず息を呑む絶景が広がっています。

出典：Keyholeさんの投稿

館内の窓からは雄大な相模灘（さがみなだ）を望むことができます。鑑賞の合間にベンチに座って都会ではなかなか見られない水平線に時間が経つのも忘れてぼんやり眺めてしまいそうですね。

出典：グリーンパフェさんの投稿

MOA美術館は女性ひとりでも気軽にお食事できる場所が充実しています。施設内の茶の庭にある「二條新町 そばの坊」もそのひとつ。とろろ、くるみ汁、おろし、温泉卵、小さい天ぷらの付け合せを三種類選ぶことができる「そば三昧」は女性に大人気。駿河湾から直接仕入れる生の桜えびのかき揚げや鴨汁そばも見逃せません。お腹も心も満たされる美味しい料理にきっと感動するでしょう。

出典：ちゃごさんの投稿

日本庭園を眺めながらお抹茶で休憩はいかがでしょうか？茶の庭にある「茶室一白庵」では椅子に座って気軽に和菓子と抹茶・煎茶が頂けます。所蔵品でもある国宝の「色絵藤花文茶壺（いろえふじはなもんちゃつぼ）」の意匠をあしらった抹茶碗で供されることも。数奇屋造りの茶室、床の間の季節のしつらえ、茶道具などにもぜひ注目して鑑賞してみてくださいね。

出典：鷺山殿さんの投稿

相模灘を一望できる眺望抜群のこちらのカフェは本館１階のロビーにあります。展覧会鑑賞の合間に気軽に立ち寄れます。独自に焙煎したこだわりのオーガニックコーヒーでほっと一息。見晴らしの良い眺めに時間を忘れてひとりゆっくり優雅に過ごせます。

出典：鷺山殿さんの投稿

カフェではパン生地そのもののおいしさを追求した伊豆の「Pain de Marie（パンドマリー）」の焼きたてパンを味わうことができます。こだわりのコーヒー、紅茶、ジュースとともに美術館のゆったりした時間の流れを楽しんでくださいね。

出典：_FREEBIRD_さんの投稿

都心から約1時間半。国内屈指の観光地「箱根」で、印象派*の代表的な画家、モネやルノワールなど著名なアーティストの作品を鑑賞してみませんか？ここポーラ美術館には、印象派など西洋絵画を中心に約1万点が収蔵されています。美術館は富士箱根伊豆国立公園内の豊かな自然環境の中にあります。ブナやヒメシャラがなどが見られる遊歩道をのんびり散策しながら、心休まるひとときを過ごしましょう。

*印象派…19世紀後半のフランスで興った芸術運動。

出典：けえわいさんの投稿

ポーラ美術館の数あるコレクションのひとつに世界的にも珍しい化粧道具のコレクションがあります。工芸的な美しさを湛えた西洋の香水瓶や日本の江戸時代の婚礼化粧道具に思わず乙女心がくすぐられます。他にも代表的なコレクションのひとつにエミール・ガレやルネ・ラリック、ルイス・C・ティファニーといったアール・ヌーヴォー、アール・デコの時代の作品も充実しておりガラス工芸の歴史に触れることができます。

出典：ヴォータンさんの投稿

ポーラ美術館の主要なコレクションのひとつである印象派の作品を美しく鑑賞できるよう展示室は光ファイバーによる照明を採用しています。自然光が降り注ぐ明るく開放的な建築空間のなかゆったりした気持ちで過ごしているうちに感性や美意識が磨かれていきそうですね。珠玉の作品とゆっくり向きあいましょう。

出典：hairlymaryさんの投稿

ポーラ美術館の敷地内に整備された遊歩道の全長は670m、散策所要時間は約20分ほどです。都会では見ることのできない希少な動植物に出会えます。鑑賞後は、野鳥のさえずりや小川のせせらぎを聞きながら遊歩道のそばに設置されている彫刻を探してみましょう。大自然とアートが同時に楽しめて素敵な写真が撮れそうですね。

出典：so-so-soさんの投稿

「カフェ チューン」はポーラ美術館の地下にあるカフェ。少し休んで一息つきたいときに気軽に立ち寄れます。天井の高い大きな窓の向こうに広がる箱根の森。木立と緑の美しさにすっかり心癒されるでしょう。

出典：気まぐれミミィさんの投稿

大きな窓から見える森を眺めながらコーヒー、ケーキ、サンドイッチといった軽食が味わえます。

出典：ちげろぐさんの投稿

「レストラン　アレイ」では、季節感あふれる欧風料理を楽しめます。大きな窓に面した明るく爽やかなインテリアが印象的。窓の外は小塚山（こづかやま）の絶景が広がっています。

出典：redrose600さんの投稿

企画展にあわせた期間限定メニューは毎回好評で作品の余韻と感動を味わえます。画家が好んだメニューやゆかりの地の名産など、趣向を凝らしたメニューをぜひ楽しんでくださいね。コース料理のほかカレーやパスタいった一品料理もあります。女性にうれしい野菜と魚介のせいろ蒸しの低カロリーなヘルシーコースのメニューもおすすめ♪

出典：chancoさんの投稿

北海道の石狩平野のほぼ中心に位置する美唄市（びばいし）。生産量日本一を誇り不老長寿の実と呼ばれる甘酸っぱい健康果実「ハスカップ」をはじめ焼き鳥、焼きそば、米どころならではの米製品を使ったお菓子など美味しいものが沢山あります。そんな美唄市に世界的に有名な彫刻家・安田侃（やすだかん）氏の作品が並ぶ「アルテピアッツァ美唄」が誕生したのは1992年。オープン以来、地元の方のみならず遠くからでも大勢の観光客の方が訪れるなど市内屈指の観光スポットです。美唄の澄みきった大空の下で大自然と彫刻に触れながら自分自身を見つめる旅に出掛けてみましょう。

出典：chancoさんの投稿

アルテピアッツァ美唄の「アルテピアッツァ」とはイタリア語で「芸術広場」という意味。イタリアで創作活動を続ける美唄出身の安田侃氏の彫刻が公園内の木々の中に40点あまり配置されています。芝生の広場では、走り回る子どもの姿も。子どもたちの明るい歓声とともに心から癒される空間がひろがっています。

出典：千秋☆さんの投稿

公園内には1981年に閉校した小学校の木造校舎があります。教室や廊下、体育館にも安田侃氏の彫刻が展示されています。ひとりゆっくり過ごすのにぴったりな空間。すべての彫刻作品に手を触れることができるので豊かな造形の面白さをぜひ手の感覚でも味わってみてくださいね。また、個人で楽しむ範囲での写真撮影は可能です。レトロな校舎と彫刻作品、雰囲気たっぷりの素敵な写真が撮れそうですね。

出典：chancoさんの投稿

彫刻散策のひと休みに施設内にある「カフェアルテ」を訪れてみましょう。夏は木立の中にテラス席が用意されています。彫刻の森にそよぐ風の音を聴きながら居心地の良さに身を任せてのんびりお昼寝も良いですね。パニーノやフォカッチャといったイタリアのサンドイッチのほか手作りケーキなど、ひとりでも気軽に注文できるメニューが充実しています。

出典：ボンナペティさんの投稿

季節限定メニューの牧場から取り寄せるソフトクリームは夏季の大人気の一品。店内の目の前にある緑をのんびり眺めながら、ソフトクリームを食べるのは至福の時です。ゆったりとした午後のひとときを過ごしましょう。

出典：ぜんゆうさんの投稿

北アルプスを望むのどかな田園風景が広がる信州・安曇野（あずみの）。「安曇野ちひろ美術館」は画家・いわさきちひろの子どもの幸せと平和を願う想いが随所に散りばめられた美術館です。館内は世界の絵本館とちひろ館で構成されていて中庭を囲むように展示室があります。ちひろ館では子どもを生涯のテーマとして描き続けたいわさきちひろの足跡を辿りながら、にじみやぼかしを生かしたちひろ独自の技法の水彩画を鑑賞できます。世界の絵本館では世界各国の優れた子どもの絵本のイラストレーションを鑑賞できます。北アルプスの爽やかな風に吹かれながら同じ敷地内にある公園もぜひ散策してみましょう♪心が洗われていくのを感じることができるでしょう。

出典：sharakuさんの投稿

美術館の外はいわさきちひろの世界観が詰まった公園が広がっています。公園には美術館の館長でもある黒柳徹子さんの名著『窓ぎわのトットちゃん*』の世界を再現したトットちゃん広場があります。花畑の先に見える愛らしい電車の姿はまさに写真映えスポット。あなたもぜひメルヘンな写真を撮ってみてくださいね。

*『窓ぎわのトットちゃん』…黒柳徹子の自叙伝。世界35カ国以上の国で翻訳され数々の文学賞を受賞している。

出典：maru。さんの投稿

トットちゃん広場にある電車の中をのぞいてみましょう。びっくり、懐かしい教室の風景が広がっています。昔懐かしい顕微鏡や文房具に思わず童心にかえってしまうでしょう。『窓ぎわのトットちゃん』に登場するトモエ学園では、ひとりひとりの個性と可能性を大切にする教育方針のもと子どもたちがのびのびと育ちました。いわさきちひろは『窓ぎわのトットちゃん』の装丁画を描いたことでも知られています。子どもの幸せと平和を願う二人のメッセージをぜひあなたも受け取ってみてくださいね。

出典：自転車JJさんの投稿

公園内にはいわさきちひろが建てたアトリエを兼ねた山荘が復元されています。山荘には絵本が展示されていて、他にはチェコの絵本画家、クヴィエタ・パツォウスカーがデザインしたユニークな池と石のオブジェにも出会えます。約1万株の大花壇では四季折々の花が咲き誇り、歩いているだけで心に温かい感情がこみ上げてくるでしょう。

出典：サロンちゃんさんの投稿

美術館内の奥に「絵本カフェ」があります。セルフサービスで女性のひとり旅でも気軽に利用できます。天気の良い日はテラスに出て思いっきり羽を伸ばしてリフレッシュ。蓮華岳（れんげだけ）をはじめとする雄大な北アルプスの山々を眺めながらゆったり過ごすうちに日々の忙しなさから解放されて心もほぐれていきますよ♪

出典：サロンちゃんさんの投稿

「絵本カフェ」では地元で採れたりんごを丸ごと使った焼きりんごや、赤しそを使用した信州ドリンク、安曇野産のピザや旬のフルーツたっぷりのケーキが味わえます。コーヒーやジュースはテイクアウトができるので安曇野ちひろ公園を散策しながらドリンクはいかがでしょうか？

出典：K2@buddyさんの投稿

多くの雑誌に取り上げられ、アートの島として知られる直島（なおしま）。直島は岡山県玉野市の宇野港よりフェリーで20分、香川県高松市の高松港からはフェリーで60分ほどの位置にあります。1989年以来、長い年月をかけて様々なアート活動を展開してきました。島内には美術館が４館あるほか本村（ほんむら）地区に点在していた空き家などを改修しアーティストが作品化した「家プロジェクト」、島の玄関口、宮浦港（みやのうらこう）の近くには入浴できる美術施設、直島銭湯「I♥湯」（アイラブユ）があるなど島全体がアート！小さなひとつの島に魅力が詰まっているので一人でも巡りやすいですよ。

出典：

島の玄関口宮浦港にある海の駅「なおしま」。観光に必要な情報はこちらで入手することができます。お土産品も充実しておりお洒落で可愛いものが多いのでチェックしてみてくださいね。島内は直島町営バスが走っているほか宮浦港と本村港の近くにはレンタルサイクルができるお店が数店舗あります。バスの時刻に縛られず自由に移動できる自転車は島内の移動手段として検討してみても良いかもしれませんね。

出典：

直島の名前が一躍知れ渡るきっかけともなった「地中美術館（ちちゅうびじゅつかん）」。瀬戸内の景観を損なわぬよう建物の大半が地下に埋没されていることから地中美術館と名づけられました。2004年の開館以来、国内のみならず海外からも大勢の観光客が訪れています。館内は靴を脱いで鑑賞する作品があります。脱着が楽な靴を履いて行くと良いでしょう。チケットは事前にオンラインで予約購入しましょう。スケジュールが立てやすくなり島内の他の美術館に行けるなど時間を有効に使うことができるでしょう。

出典：peco28さんの投稿

安藤忠雄設計の建物にはクロード・モネのほかアメリカの現代美術作家、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品も恒久設置されています。建物も含め空間そのものがアートの美術館。館内に設置されているベンチや家具も空間に合わせて選定されたもの。作品だけでなく建物全体を味わうようにゆっくり歩いてみると日常を忘れて日頃の忙しなさから心が解放されていくのを感じることができます。地下でありながら自然光が降り注ぐ館内は刻一刻と表情が変わりとてもドラマティック。通常の美術館とはひとあじ違う体験があなたを待っています。

出典：

ほっと一息つきたくなったらぜひ「地中カフェ」で。思わず息を呑む瀬戸内海の絶景が一枚ガラスの向こうに広がっています。天気の良い日は外に出ることもできます。

出典：9014桜さんの投稿

地中カフェではベーグルサンドやサンドイッチ、ケーキなどが味わえます。瀬戸内産のオリーブやレモンを使ったサイダー、天然果汁のスパークリングジュースなどお洒落なドリンクも充実していますよ。ワインなどのアルコールもあるので、一人お昼から絶景を前に飲むのも贅沢なひとときです。潮風に吹かれながら心から癒される休日を過ごしてくださいね！

出典：むしまみれさんの投稿

仕事や日常生活から少し離れてアートの旅へ。大自然に囲まれた美術館でゆっくり羽を伸ばしてリフレッシュ。心揺さぶられる感動をぜひ体験してくださいね。最高の休日があなたを待っています♪