まるで世界に2人だけみたい･･･♡青森の秘境駅「驫木駅」

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海沿いにぽつんと佇む、吹きさらしの無人駅舎。古びた単線列車やのんびりと各駅列車を待つ地域の人々の姿も絵になります。そんなノスタルジックな風景を見に、カップルで出かけませんか？主要な旅先は行き尽くしている、マンネリ気味の2人の心に、秘境駅の旅はぐっと刺さりますよ。

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そんな映画のワンシーンのような景色が広がる驫木駅へは、羽田空港から飛行機で青森空港、または東京駅から新幹線で新青森に入ります。降り立った場所からレンタカーを借りましょう。というのも、驫木駅まで公共の交通機関だけで移動すると約6時間ちょっともかかってしまいます。しかし、飛行機または新幹線、プラス車移動にすると、3～4時間半ほどでたどり着きますよ。それに、驫木駅を走る五能線は1日の走行本数が少ないので、効率よく動くならレンタカーがベストです。

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普段なら憂鬱な曇り空も、この地なら絵になります。カメラや映像好きの彼ならクリエイティブ心に火がついて、あなたを被写体にしてあれこれこだわって制作しちゃうかも。

出典：キョンキチさんの投稿

駅のホームにある、木の椅子と日時計。椅子に腰かけて海を眺めたり、時折、日時計に目をやったりして、列車を待つ。そんななにもしない贅沢な時間を過ごすのも、秘境駅ならではの楽しみ方。

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お待ちかねの電車が来ました。興奮する気持ちを落ち着かせてカメラを連写や動画モードにし、貴重な瞬間をおさめて！駅を去る電車を見送ったらサンセットまで時間があるので、五能線沿いのドライブデートに繰り出しましょう！

お隣の駅、風合瀬駅にある「道の駅ふかうら かそせいか焼き村」に立ち寄って、早めのお昼としましょう。というのも、この道の道、美味しい駅の道として知られ、人気商品はお昼すぎちゃうと品薄になっちゃうのです。

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おすすめは、店先で香ばしい匂いを漂わせる青森名物名「いか焼き」。お客さんが並ぶ列の先では、漁業婦人部の方達が青森県で採れた大ぶりの真イカを豪快に焼き上げ、手際良くカットしてパックに詰めて渡してくれています。いかは肉厚でぷりぷり、食べごたえ十分。マヨネーズがいいアクセントとなって、食べる手が止まりません。

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店内のお総菜コーナーには、ニシン寿司やイカ寿司などの飯鮨、山菜を使った惣菜なども並んでいます。何品か購入して、近くの砂浜が美しい「風合瀬海水浴場」でのんびりランチを楽しんで♡

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風合瀬駅から2つ目の駅、千畳敷駅。波の侵食と土地の隆起によってつくらた海岸段丘を、彼にリードされながら散策デートを楽しみましょう。その昔、物珍しがった津軽藩の殿様が千畳の畳を敷かせて大宴会を開いたとされることから「千畳敷海岸」と名がついた海岸。「日本の水浴場55選」、「日本の夕陽百選」にも選ばれている青森の人気観光スポットです。

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千畳敷周辺は、奇岩奇石が多くみられることでも知られています。ぜひ、岩場の近くまで下りで、その迫力と美しさを2人で感じて。

千畳敷駅からさらに下った五所川原駅。駅から車で約35分、五穀豊穣や商売繁盛などの神様を祀る、県内屈指の霊験あらたかな神社「高山稲荷神社」があります。幾重にも連なる赤い鳥居は圧巻で、SNS女子なら絶対行きたくなるパワースポットです！

出典：Zweiさんの投稿

ちょっと背の低い鳥居なので、180センチ以上の彼氏は頭上に注意です。鳥居も厳かですよね。手をつないで、巡りましょう。

温泉好きカップルなら、雄大な景色と黄金湯の混浴を。「高山稲荷神社」からイッキに五能線・艫作(へなし)駅近くまで入り、青森屈指の名湯「不老ふ死温泉」へ。ここは、観光ポスターやメディアでも紹介されている、黄金の色をお湯の色と日本海のダイナミックな眺望が楽しめることで有名。日帰り入浴可能です。女性はあみ湯の着用ができますが、男性は裸なのでちょっと目のやり場に困るかも……。

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日も暮れてきました。楽しかった秘境デートもそろそろ終わりです。新青森駅に向かう途中で驫木駅に立ち寄って、サンセットを眺めましょう。

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夕刻時の「驫木駅」。夕陽をバックに、ノスタルジックな時間が流れます。彼とこんな景色を見たら、胸がキューン♡なんだか目頭が熱くなっちゃいますね。

日本海に沿うように走る五能線。世界の果てに降り立ったような気持ちになる無人駅は、都会の喧騒からも忙殺される毎日からも解き放たれた、ゆったりとした時間が流れる場所でしたね。平日に訪れると、彼とふたりっきりの時間がより楽しめますよ。次の旅先リストに入れてみては？